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葬式のマナー。自信を持って「私は大丈夫。全部身につけている」といいいきれる人はいるだろうか。めったにあるものではないが必ず経験するもの。宗派や遺族の考え方によっも違うので、焼香の仕方ひとつとっても実は迷いそうだ。たとえば、松田聖子はヤリすぎと報じたのは「日刊ゲンダイ」(6月7日付)だ。

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葉酸はビタミンB群(ビタミンB9)に属する水溶性ビタミンである。妊娠時にはとくに必要とされ、葉酸の摂取は二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発症リスクを低減するという。そこで厚生労働省は2006年2月、「妊産婦のための食生活指針」という報告書を発表。妊娠し得る女性(16~49歳)は1日あたり240μgの葉...

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スイセンの葉をギョーザの具に使い、小学校児童9名が食中毒を起こした事件が話題になっている。全員が医療機関を受診し、快方に向かっているというから一安心ではあるが、即死するようなものを使っていたら大変だった。

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『絶対あきらめないガン治療・30の可能性―もっと知りたい“医療のスキマ”』(三五館)という書籍を読んだ。がんの治療といえば、手術、化学療法(抗がん剤)、放射線の三大療法が代表的だ。それらはこのステージ(病気の進度)でこの治療を行う(行えない)という治療プロトコルに基づいて行われる。つまり、身も蓋もな...

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「迷惑書き込み」。ネットの世界ではつきものといっていいだろう。ブログ、フェイスブックやツイッターのようなソーシャルメディアネットワークなど、ネットを使った情報・意見の発信や交流はいろいろな選択肢があるが、いまだにWebの掲示板は廃れない。やはり利用することで何がしかのメリットがあるのだ。

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健康食品。重篤なものも含めて病気に罹患していると利用することが多いのではないだろうか。では、なぜ利用するのか。はたしてそれはは「治療」といえるのか?「抗がん」を売り物にする健康食品の宣伝を見ると、どんな難病でも奇跡の回復ができるように書かれている。そのイメージを補強するために、そこには必ず使用者の体...

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緑茶はがんの予防に有効か。これはずいぶん前から議論されていたことである。カテキンなど、いわゆる制がん、抗がんの性質がある成分であることは明らかだが、抗がん作用があることと、ヒトの体内でがんに効くかどうかは別問題である。そのため、様々な研究機関がいろいろな方法で疫学調査を行い、真という考察、偽という考...

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フコイダン、ご存知だろうか。キノコ系健康食品が以前ほどの価値を語られなくなり、今や、健康食品の代名詞ともいえる存在になった。先日も、あるSEO関連団体のセミナーを聞いていたら、フコイダンのゆるがせにできない話が出てきた。フコイダンはアフィリエイト商品として美味しいのである。とくに、いわゆる低分子型の...

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長渕剛が、2011年の『NHK紅白歌合戦』に8年ぶりに出場すると報じられ話題になっている。理由は、3月に起こった東日本大震災の復興支援活動を立て続けに行っていたからだそうだ。今年の番組テーマ「あしたを歌おう。」にふさわしいから、被災地に向けて鎮魂や連帯のメッセージを放つステージが期待されているという...

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C型肝炎の新薬テラプレビル(テラビック)が2011年9月に承認されたが、近く発売されることで『読売新聞(ヨミドクター)』(11月26日配信)が取り上げている。難治性にも7割効くという触れ込みの飲み薬「テラプレビル(商品名テラビック)」のことだ。C型肝炎は積極的な治療を求める人も増えてきたので、関心の...

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立川談志が亡くなり、スタンダップコメディの跡継ぎがいないといわれている。すでに後継者といわれた上岡龍太郎は引退しているし、となると消え行く芸になってしまうかもしれないというので、亡くなっても落語のDVDや書籍などの売れ行きがすごいらしい。立川談志という落語家の存在感が、亡くなってより明らかになったと...

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今月1日に、自宅でポリ袋に小分けした覚せい剤計約2.5グラムを台所のガスコンロに所持。その後の検査で覚せい剤の陽性反応が出た上、自宅からMDMAなども見つかったため、同居者とともに送検された。森香名子は01年に清水健太郎と結婚したが、04年に離婚。ただ、覚せい剤は清水健太郎から教えてもらい、使うよう...

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立川談誌が亡くなったことで、ネットのウェブ掲示板ではさっそくスレッドがたっている。「立川」というのは、もともとどこの一門だろう、立体落語なんてやっていたから漫談家か、などと思う若い人もよもやいるかもしれないが、先代柳家小さんの弟子だ。相撲でいえば出羽の海一門みたいなものだ。

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東京都暴力団排除条例が10月1日に施行された。それがどのような影響をもたらしたか、という趣旨の報道がボチボチ出始めている。もちろん、1ヶ月半で社会の構造が画期的に変わるはずはないが、少なくとも同条例ができてよかった、ウエルカムだ、という書き方は少ないのではないか。

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山口百恵・三浦友和。百友(モモトモ)コンビ、という呼び方は40代以上の人なら懐かしいと思うはず。70年代、東宝映画や大映テレビの作品を数多く撮った山口百恵と三浦友和のドル箱コンビがそう呼ばれた。山口百恵と三浦友和が“世紀の結婚”をしたのが80年11月19日。2011年現在で山口百恵は52歳、三浦友和...

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ジャニー喜多川の高齢化による後継者が数年来注目されているジャニーズ事務所。いろいろな候補者はいてもなかなか決め手がないところ、藤島ジュリーKこと藤島ジュリー景子と名指しする記事を書いたのが、『笑っていいとも』の「リニューアル」ではなく「打ち切り」をすっぱ抜いた『週刊実話』(12月1日号)だ。ジャニー...

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芸能界、暴力団、警察のトライアングルが話題になっている。島田紳助引退騒動の「余韻」は、まだ夕刊紙の一面を飾るニュースバリューがあるようだ。『東京スポーツ』(11月5日付)では、島田紳助が有名タレントを全裸緊縛したところを見たという若手芸人の話や、『紅白』に演歌歌手が出場しないと、そうではなくとも「黒...

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高齢出産バッシングがまたネットで起こるかもしれない。野田聖子衆院議員の息子さんの健康状態が思わしくないと、今週号の『女性セブン』(11月17日号)に出ている。同誌では、ほかにも「命の白熱教室」なる女医のコラムでも高齢出産をテーマにしている。「高齢であることが妊娠出産のリスク」と強調している。

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ヤクザの所属する組織、すなわち暴力団は反社会的存在である。そこで、暴力団排除条例(いわゆる暴排条例)が施行されたわけだが、その内容の是非については議論がある。つまり、暴力団の反社会的行為を取り締まるために、ヤクザ個々の生活をどこまで制限できるのか、という人権上の議論である。

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てんかん発作でトラック運転手が歩道に突っ込み中学生ら2人が死傷した事故について、横浜地裁(森義之裁判長)は運転手らに約8500万円を支払うよう命じた。ここでまた議論になるのが、てんかん発作と運転免許の発行である。

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暴力団を取りざたした記事が時節柄多いが、今度は杉浦太陽が暴力団員に脅されていたという裁判だ。マスコミはそれをもって「暴力団の闇」と表現している。しかし、いくら暴力団が話題になっているからといって、何でもかんでも「暴力団の闇」という結論にしてしまうのはいかがなものだろうか。それは思考停止といえやしない...

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暴力団排除条例が物議をかもしている。溝口敦氏の連載「斬り込み時評」(『日刊ゲンダイ』)が最近ネットでも話題になっているのだ。スポーツ紙やワイドショーでは絶対に書かない「島田紳助と暴力団の関係はどうなるか」について踏み込んだ指摘と推理をしているからだ。

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暴力団排除条例が1日、施行された。暴力団への利益供与などを禁じる東京都と沖縄県の条例だが、産経新聞における司忍組長のインタビューが話題になっている。「山口組というのは窮地に立てば立つほどさらに進化してきた」と語っている肉声の採録自体が異例のことだからだ。

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たばこ増税が話題になっている。政府・民主党が決めた東日本大震災からの復興に伴う臨時増税案のひとつだ。増税で喫煙者が減れば健康にもいいと評価する人もいるが、そうだろうか。(喫煙したいという)価値意識を押さえた上に増税をするのだから、普通は最悪なことと考えるだろう。

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小沢一郎の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人の判決がでた。東京地裁(登石郁朗裁判長)は、元事務担当者で衆院議員、石川知裕に禁錮2年、執行猶予3年(求刑・禁錮2年)、後任の元事務担当者、池田光智に禁錮1年、執行猶予3年(同・禁錮1年)、元公設第1...

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萩原遼氏といえば、日本共産党機関紙「赤旗」の元平壌特派員だが、同党の方針とは立場を異にし、北朝鮮当局を徹底批判。そのため、日本共産党員の党籍まで除籍されたこともあるくらいだ。だが、その「へだたり」はむしろ今の同党執行部が作り出したもので、もともと宮本顕冶議長が健在の頃の同党は、少なくとも北朝鮮が金正...

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飛松五男氏は、『飛松五男の熱血事件簿 私だけが知っている不可解事件の裏側と真相』(鹿砦社)の中で、大阪西成女医殺人容疑事件(大阪・西成の女医不審死事件)とのかかわりについて述べている。同書によると2010年8月、飛松五男氏のもとに“西成のマザーテレサ”といわれた矢島祥子医師のお母さんからメールが届き...

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飛松五男氏といえば、元姫路警察の刑事であり、現在はテレビのコメンテーターとしてお馴染みである。元刑事にあって、ジャーナリストにないのは捜査や逮捕等の経験。事件についてのレポートや論考はその点が期待されるが、それに十分応えうる書籍が、今回飛松五男氏が上梓した『飛松五男の熱血事件簿 私だけが知っている不...

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東日本大震災による被害の賠償や対策などはまだ解決したわけではないが、この間の報道について批判的に隠された真相も含めた雑誌記者の座談会を掲載しているのが『月刊『紙の爆弾』2011年6月号』だ。政府と大手マスコミ、御用学者のインチキぶりが具体的に書かれている。

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佐藤雄平知事がリアリティのない被害者意識で話題になっている。東日本大震災による福島の原発問題。佐藤雄平知事が被害者意識むき出しで政府に文句を言っている報道があるが、共鳴もされず評判もよくない。自治体の長はその自治体に責任を持つ立場であるから被害者ヅラするのはおかしいという一般論だけでなく、佐藤雄平知...

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東日本大震災による原発トラブルで、放射性物質の被曝が話題になっている。そして、お約束のように出てくるのが、「××を食べると有毒な○○を排出する」「△△を飲むと免疫力が高まる」といった食べ物信仰の話だ。商品化された健康食品の宣伝ならもちろんのこと、食材を紹介する新聞記事などでも、「薬でないから副作用は...