同居者とともに送検

今月1日に、自宅でポリ袋に小分けした覚せい剤計約2.5グラムを台所のガスコンロに所持。その後の検査で覚せい剤の陽性反応が出た上、自宅からMDMAなども見つかったため、同居者とともに送検された。

森香名子は01年に清水健太郎と結婚したが、04年に離婚。ただ、覚せい剤は清水健太郎から教えてもらい、使うようになったと供述している。今回は清水健太郎自身のことではないが、自業自得でまた名前を取りざたされることになってしまった。
清水健太郎は1952年生まれ。足利工業大卒業後、1976年に『失恋レストラン』でデビューした。同曲はヒットしてレコード大賞新人賞を受賞。紅白歌合戦にも出場した。

歌だけではなく、「暴走の季節」(1976年)「トラック野郎 男一匹桃次郎」(1977年)「総長の首」(1979年)など東映作品を中心に映画にも数多く出演している。

最初の逮捕は、少し仕事が減ってきた83年4月28日。大麻不法所持現行犯だった。自宅居間からは、大麻たばこ1本(約1グラム)が発見された。同時期に萩原健一やふとがね金太らも逮捕され、芸能界の「大麻汚染」がマスコミをにぎわせた。このときは起訴猶予処分だった。

2度目は86年11月4日。ジョー山中とともに築地署にやはり大麻取締法違反で逮捕された。京都市内のホテルで大麻4グラムを所持し、3人で大麻を回した疑いである。その中にいた清水健太郎の「女友達」が、大麻80グラム、約40万円相当を所持したところを現行犯逮捕され、清水健太郎の大麻吸引を自供したために捕まった。

彼女は逮捕当時、マスコミには金田敬子と紹介された銀座のクラブのチーママだったが、かつては岡麻美の名でポルノ女優として活躍していた。