きなこ羽二重(マエダセイカ)は、羽二重餅でおなじみのマエダセイカの看板商品です。風呂敷様のパッケージで、きなこがたっぷりかけてある10個の羽二重餅が入っています。口に含めとふわりととろけ、ほんのりともち米の優しい甘さが広がる餅菓子です。
羽二重餅とはなんだ
羽二重餅は、一説によると明治~大正期に、同時多発的に誕生したといいます。
「羽二重」というのは、上質の絹糸で平織と呼ばれる経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に交差させる織り方で練った純白の絹織物のことです。
柔らかな肌触りや、上品な光沢が特徴ですが、それらをモチーフに和菓子に再現したのが羽二重餅というわけです。
口に含めとふわりととろけ、ほんのりともち米の優しい甘さが広がる餅菓子です。
作り方は、餅粉を蒸して砂糖・水飴を加え、練り上げた求肥(ぎゅうひ)です。
「ぎゅうひ」といっても牛由来ではありません。
白玉粉や餅粉に、砂糖や水飴を加えて練りあげたものを一般にそう呼んでいます。
マエダセイカとはなんだ
まえだせいかというと、「あたり前田のクラッカー」でおなじみの前田製菓を連想するが、それとは別会社です。
公式サイトによると、「大本山永平寺御用達。羽二重餅・羽二重風呂敷・織福・生羽二重餅などの銘菓他数」の名店といいます。
羽二重餅といえば、300年以上の歴史のある福井の銘菓。
同社では、羽二重餅の数々その伝統の技の工場見学も出来るといいます。
このCMはいつ観ても落ち着く(*´∀`*)ノ
菜菜市場羽二重餅の古里 片山津ー福井 2種: http://t.co/fqExVSGWZk
— アブデビ (@ooruwmth) March 4, 2015
テレビCMも流しているんですね。
マエダセイカは、工場と販売所が同じ敷地内にある製販一体の会社です。
ネットのレビューを読むと、試食もでき、本品のきなこ羽二重の評判は良いようです。
きなこ羽二重とはなんだ
羽二重餅の形状は様々です。
長方形の薄い皮のようなものもあれば、麻雀牌のような小さめで立体感のあるものもあれば、まんまるのものもあります。
今回のマエダセイカのきなこ羽二重は、麻雀牌のような小さめで立体感のある形状です。
何より、パッケージのもっとも外側は風呂敷包みというのが特徴です。
といっても、正確には風呂敷「様」であり、材質は紙なんですけどね。
中央にはこう記載されています。
本菓は、絹羽二重の名に因み、その艷やかでしっとりした風雅に富む品格をそのまゝ生かし、当社独自の考案創製したもので、高尚な甘味と芳軟な舌ざわりは本菓の生命でございます。おみやげ、ご進物に是非ご用命下さいませ。和菓子の専門店というわけです。
「風呂敷」を解くと、薄紙や乾燥剤をおいたきなこ羽二重餅が出てきます。
10個入っています。
きなこが目一杯かかっていますね。
そして甘めです。
食感は、たしかにやわらかくて美味しい。
麻雀牌型は少し厚めなので、しっかりとしたコシを堪能できます。
上品なお菓子ですが、たまにはおやつにいただきたい。
もちろん、ご進物にもぴったりです。
栄養成分と原材料
きなこ羽二重(マエダセイカ)の栄養成分(100g)は、エネルギー301kcal、たんぱく質3.8g、脂質0.1g、炭水化物71.3g、食塩相当量0.0gです。
きなこ羽二重(マエダセイカ)の原材料は、砂糖(国内製造)、餅粉、水飴、きなこ(大豆含む)、乳化剤などとなっています。
まとめ
きなこ羽二重餅は、長方形で厚みのある形状の羽二重餅に、たっぷりときなこがかかっています。
口に含めとふわりととろけ、ほんのりともち米の優しい甘さが広がる餅菓子です。
以上、きなこ羽二重(大本山永平寺御用達羽二重餅の古里マエダセイカ)は風呂敷様のパッケージできなこがたかかっている羽二重餅、でした。
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