オブセ牛乳焼きドーナツ(マルイチ産商)は水は一滴も使わずオブセ牛乳と砂糖と卵だけでつくり油であげていないドーナツ

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オブセ牛乳焼きドーナツ(平和堂/マルイチ産商)は水は一滴も使わずオブセ牛乳と砂糖と卵だけでつくり油であげていないドーナツ

オブセ牛乳焼きドーナツ(平和堂/マルイチ産商)が話題です。牛乳と砂糖と卵だけでつくり(水は一滴も使わず)、油であげていないので、牛乳の優しい甘さが口中に広がります。長野県小布施町特産の、オブセ牛乳のみで練り上げた生地です。

オブセ牛乳とはなんだ

オブセ牛乳というのは、信州、小布施町(おぶせまち)にある牛乳の製造・販売会社のブランドです。

町自体がそれほど有名というわけではなく、むしろオブセ牛乳というブランドで知られたと言っていいかも知れません。

オブセ牛乳の最大の特徴は、低温殺菌です。

公式サイトによると、創業当時から「牛乳が一番おいしくなる殺菌方法」として、80℃15分間殺菌にこだわり製造しているそうです。

長野県小布施町のオブセ牛乳
信州、小布施町(おぶせまち)にある「オブセ牛乳」。 長野県の北東に位置し、県内でいちばん小さいこの町で、 半世紀以上、地元の皆さまに愛していただいております。 時代によって、世の中が大きく変わり続ける中、 老若男女問わずすべてのお客様が「健やか」に生活するために 私たちは変わらない味にこだわり続けてきました。 一人でも...

一般に牛乳は、超高温短時間殺菌法(UHT法)といい、130度で2秒間殺菌する方法が主流です。

100度を超す殺菌温度のため、滅菌といってもよいほど短時間でも完全に細菌及び微生物を死滅させます。

一方、低温保持殺菌法(LTLT法)は、63~65度で30分間殺菌します。

国の法律で、殺菌について食品衛生法の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)にもこれが定められています。

そのほうが、牛乳のたんぱく質が変質しないので、さらっとした、より生乳に近い味わいを保てると言われています。

もっとも、味わいというのは主観のため、短時間殺菌でも牛乳固有の栄養成分は特別変化はなく、短時間のほうが牛乳にコクが出るという意見もあります。

さらに、高温殺菌でないと日持ちせず、ロングライフ牛乳などは超高温殺菌です。

どちらがよいかというのは、好き好きかも知れません。

オブセ牛乳は、低温殺菌だから「自然の甘み」があり、スッキリおいしい! としています。

地元では、半世紀以上にわたって幼稚園や小中学校の給食で飲まれている牛乳だそうです。

そこで、栄養価の高い牛乳に子どもたちの健やかな成長を願うべく、会社のロゴマークは「赤ちゃん天使」。

そのオブセ牛乳を原材料としたのが、牛乳と砂糖と卵だけでつくり(水は一滴も使わず)、油であげていない、『オブセ牛乳 焼きドーナツ』(マルイチ産商)です。

牛乳特有の素朴な甘さのドーナツ


オブセ牛乳焼きドーナツ(マルイチ産商)のパッケージは、白を基調としています。

オブセ牛乳焼きドーナツ(マルイチ産商)

上部には、赤字で「オブセ牛乳」、青字で「焼きドーナツ」と記載されています。

「オブセ」と「牛乳」の間には、「赤ちゃん天使」のロゴが描かれています。

下部は透明で、商品のドーナツ本体が見えます。

中を開けると、やや固めに見えるドーナツが出てきます。

水を使わないことから、そう見えるのでしょう。

食べてみると、やわらかいビスケットのようです。

砂糖や甘味料で作った甘さではなく、牛乳特有の素朴な甘さを感じます。

オブセ牛乳の公式サイトに寄ると、オブセ牛乳は、他の牛乳よりも「濃いめで深い味」だそうです。

まあ、これはもう実際に口にしないとわからない話だと思いますが、牛乳のお好きな方が、それをより堪能できる素材と作り方だと思います。

焼きドーナッツのお好きな方、牛乳がお好きな方にはおすすめします。

原材料

オブセ牛乳焼きドーナツ(平和堂/マルイチ産商)の原材料は、小麦粉、砂糖、牛乳(長野県産)、ショートニング(大豆を含む)、鶏卵、ホエイパウダー(乳成分を含む)、還元水飴、食塩/膨張剤、乳化剤、香料などとなっています。

オブセ牛乳焼きドーナツ

水を使わない料理の特徴

オブセ牛乳焼きドーナツに限らず、食品調理では「水を使わない」ことを標榜するものがしばしばあります。

水を極力使わずに、食材の水分だけで料理する「無水調理鍋」というのものあります。

水を使わない特徴は、具材が煮崩れしにくく、仕上りはふっくらして見た目だけでなく食感の違いも明らかに違うといわれます。

オブセ牛乳焼きドーナツも、生地に水を一切使わないことで、ドーナツが崩れにくく、オブセ牛乳だけで練りこんだ濃厚さを感じることでしょう。

ベストセラーであり、ロングセラーでもある

オブセ牛乳焼きドーナツを販売しているのは、マルイチ産商というやはり長野の会社です。

公式サイトには、「オブセ牛乳」とコラボレーション/ご当地牛乳を使ったお菓子が大ヒット商品に、と記載されています。

公式サイトには、商品化のいきさつがこう記載されています。

牛乳の味わいをダイレクトに伝えるための模索を始めたところ、時を同じくして、焼きドーナツの技術を持つ老舗お菓子メーカーから「うちの技術で何かできないか」との話が舞い込んだのです。
水を一切使わずに、水の代わりに牛乳だけで生地を練ったら「絶対に美味しくなる!」と。試行錯誤の末に出来上がったのが、しっとりとした生地に牛乳本来の味と風味を感じる素朴な味わいでした。

オブセ牛乳焼きドーナツのパッケージは、牛乳パックを思わせるデザインで、ちょっとレトロなロゴマーク。

決して奇をてらっていないのですが、2013年10月の発売から1年で、なんと約40万袋を売り上げる人気ぶりだそうです。

ベストセラーであり、ロングセラーでもあるのです。

長野県の会社の商品ではありますが、たとえば東京のスーパーにも入ってくることはあります。

もし見ることがあれば、おすすめしたいと思います。

以上、オブセ牛乳焼きドーナツ(マルイチ産商)は水は一滴も使わずオブセ牛乳と砂糖と卵だけでつくり油であげていないドーナツ、でした。

オブセ牛乳焼きドーナツ
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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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