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カップヌードルには中華料理店症候群(チャイニーズレストラン・シンドローム)疑惑がありましたがそれを解明してみます

カップヌードルには中華料理店症候群(チャイニーズレストラン・シンドローム)疑惑がありましたがそれを解明してみます

カップヌードルには中華料理店症候群(チャイニーズレストラン・シンドローム)疑惑がありましたがそれを解明してみます。中華料理店症候群は、グルタミン酸ナトリウムの過敏反応として疑われる、顔面の圧迫感、胸痛、全身の灼熱感などをいいます。

中華料理店症候群とはなんだ

中華料理店症候群(チャイニーズレストラン・シンドローム)をご存知ですか。

1968年に、中華料理を食べた人が頭痛、歯痛、顔面の紅潮、頸部や腕のしびれ,動悸などの症状を訴え、それが医学雑誌で報告されました。

その原因が、中華料理に多く含まれる化学調味料のグルタミン酸ナトリウムが原因ではないかと疑われました。

これは、インスタントラーメン、カップ麺などにも使われています。

ただし、それはあくまでも「疑い」にとどまり、グルタミン酸ナトリウムと中華料理店症候群の関係は証明できませんでした。

もともとは石油由来だった

カップヌードルを発売当初口にしたとき、調味料の味のきつさが口に合いませんでした。

そのため、しばらくカップヌードルを口にしませんでしたが、それは「口に合わなかった」理由が調味料にあると考えました。

当時の代表的な化学調味料であるグルタミン酸を原材料とする「味の素」が、石油で作られていると言われたことがありました。

旨み成分のグルタミン酸ナトリウムは石油で作るから、インスタントラーメンは石油汁を食べているようなものだ、などという酷評も一部にはあり、「インスタントラーメンは体に悪い」というイメージからも積極的に摂取したいとは思わなかったのです。

その問題がクリアにならないまま、時間がたち、なしくずしにカップヌードルを食べてしまった私ですが、この際、その件もはっきりさせようと思い、味の素本社に尋ねました。

味の素は神奈川県川崎市川崎区に本社工場があります。

工場前の京急大師線駅「鈴木町」は、創業者の名前をとったもので、工場は隣の駅の川崎大師まで続いています。

私は以前、同社の工場見学に参加したことがあります。

見学のほか、「Cook Do」(クックドゥ)など同社商品がもらえました。

神奈川は工場見学を実施している会社が多く、そのうち森永製菓、崎陽軒などはいつも予約が一杯なのですが、味の素と、生麦にあるキリン(ビアビレッジ)の工場見学は比較的予約しやすく、私などはキリンのツアー(見学をこういいます)を10回以上行っているリピーターです。でもいつも車で行くので、ビールを飲めたのは1回だけなのですが……。

それはともかく、味の素広報部は、石油由来についてはこう教えてくれました。

「『味の素』の原材料であるグルタミン酸は、1962~1973年の一時期に、発酵法による製法の他に、石油からつくられるアクリロニトリルを使用して製造していましたが、効率が悪かったため中止され、1973年以降はさとうきびの糖蜜やキャッサバやとうもろこしのでんぷんなどを原料とした発酵法のみで製造されるようになりました。」

ということは、「石油由来」を使っていたことは間違いではなく、またカップヌードルの出始めの頃は石油由来の調味料が使われていたことになります。

私が感じた「カップヌードルの味の進化」が、石油由来から、とうもろこしのでんぷん由来にかわったことにあるかどうか。

これはもう、当時の調味料を使ったものと現在のものとを食べ比べてみないとわかりません。

ただ、いずれにしても、同社は現在のグルタミン酸の安全性についてはこう太鼓判を押しています。

「1987年には世界中の研究機関で行われたグルタミン酸ナトリムの安全性に関する研究成果をもとに国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)のFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)がグルタミン酸ナトリムの安全性について評価を行い、使用量の制限はなく、大人から幼児にいたるまでどなたでも(妊娠している方、赤ちゃんにも)安心してご使用いただけ、安全であると評価しています」(お客様相談センター)

「インスタントラーメンは体に悪い」と書きましたが、よく言われるのは中華料理症候群(チャイニーズ・レストラン・シンドローム)です。グルタミン酸ナトリウムの摂取で頭痛、体の痺れなどを起こすとされるものです。

いろいろなことがいわれていますが、中華料理店症候群は、JECFA(国際連合食糧農業機関=FAO、世界保健機構=WHOの合同食品添加物専門家会議)、 FDA(米国食品薬品局)、EUFIC (ヨーロッパ食品情報会議)、 SCF(欧州連合食品科学委員会)などで臨床試験や議論がなされたものの、グルタミン酸ナトリウムとの間には相関関係は確認されていないといいます。

また、グルタミン酸は脳関門を通過できないので、意識や脳障害などの原因にもならないといいます。

現在、中華料理店症候群とされるものの原因は、グルタミン酸ナトリウムそれ自体ではなく、ナトリウム(つまり塩分)の過剰摂取やビタミンB6の不足、酸化した油による消化不良や不快感などが原因ではないかと推測されています。

野菜などと併せてバランスよく食べることが大切

日本即席食品工業協会も、こうアドバイスしてくれました。

「インスタントラーメンだけを食事にした場合栄養に偏りがありますが、そのものだけを食べるのではなく野菜などと併せてバランスよく食べることが大切です。

一般的に炭水化物、脂質が多い食品ですのでタンパク質やビタミンを取れる食品と併せて食べることがよいと考えられます」

要するに、インスタント食品とはいいながらも鮮度にも気を使い、スープは欲張って飲み干さない方がいいのかもしれません。

そして、極度に依存せず他の食品をバランス良く摂取すれば禁忌とする必要はないということでしょうか。

以上、カップヌードルには中華料理店症候群(チャイニーズレストラン・シンドローム)疑惑がありましたがそれを解明してみます、でした。

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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、曾祖叔父と“日本のケインズ”高橋是清の接点(仙台藩でワキジ時代のお世話役、そして姻戚関係か)を発見。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場からMMT支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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