日清食品が4月5日、カップヌードルPROを発売します。高たんぱく&低脂質、ハイプロテイン謎肉入りしょうゆ味とシーフード。「肉肉しい味わいを楽しめる」という触れ込みで、従来のカップヌードルの上位モデルをイメージする『Pro』の名称をつけています。
『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』2品
日清食品は3月22日、新商品の予告を公式サイトで更新しました。
国内初のたんぱく質強化カップ麺! おいしさそのまま、糖質半分!「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」2品を2021年4月5日(月)に新発売するというのです。
カップヌードルは、今年で50周年を迎えるそうです。
それを記念したアニバーサリー商品というわけですね。
公式サイトによると、たんぱく質の栄養素としての重要性が近年注目され、健康のためにたんぱく質を摂取する人が増えていることから、たんぱく質補給食品の市場が大幅に拡大していることに着目。
カップヌードルPRO高たんぱく&低糖質の、しょうゆ味とシーフードは、たんぱく質を15g配合。
低糖質三層フライ製法という麺の新製法により、“糖質50%OFF”を実現した国内初のたんぱく質強化カップ麺だそうです。
商品名の『PRO』は、プロテインを表す『プロ』と、上位モデルに冠される『Pro』という2つの意味を持たせているといいます。
もうひとつ、カップヌードルでは欠かせない謎肉ですが、『カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質』の謎肉は、
たんぱく質を1.8倍に強化した『ハイプロテイン謎肉』入り。
公式サイトでは、「通常の「カップヌードル」よりも“肉肉”しい味わいをお楽しみいただけます」と記載しています。
まあ簡単に述べれば、スタンダード品よりも、麺、謎肉、たんぱく質がパワーアップしているということですね。
まとめサイトです。
【食品】日清「カップヌードルPRO」発売 高たんぱく&低脂質、ハイプロテイン謎肉入り [生玉子★]
https://t.co/BUToYfVDPy pic.twitter.com/sHLdDf7tEB— 倉持 薫 (@l4ikwgs8) March 22, 2021
主なコメントを引用します。
12ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:24:22.00ID:GMEWyT/t0
ネットスラングだったはずの謎肉が正式な呼称に…21ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:27:13.78ID:KbyjgzYL0
健康のために食品に気を使うならそもそもカップ麺なんか食わなけりゃいいのにと思うが
肉食うのはダメだといいつつ肉みたいなもの食いたがるキチガイがいるのだから
こういう矛盾した商品も需要はあるのかもしれない42ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:31:36.71ID:ZMBM7ili0
定番意外きょうみなし45ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:32:34.46ID:R+ffwLhC0
これは売れる53ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:34:04.67ID:g938y+1s0
カロリー控えたやつは不味い
食わなくてもわかる75ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:40:05.26ID:if2xFY6P0
206円税別 はー。高くなったものだわ。86ニューノーマルの名無しさん2021/03/22(月) 23:43:48.56ID:jFw2bbm60
肉肉しい味わいは不要だな
あの謎の味わいが良いんだよ
ということで、待望されている、という感じではないですが(笑)、まだ発売前でレビューではありませんから、実際にリリースされたらまた反応は変わるかもしれません。
変わるといいですね。
カップヌードル50周年
カップヌードルについては、これまでも、何度か記事にしてきました。



カップヌードルが発売されたのは1971年です。
その後、様々なカップ麺が出ていますが、カップヌードルがスタンダード商品であることに変わりはないですね。
かつて、カップタードルには2つの疑惑が出たことがありました。
ひとつは、中華料理店症候群ですが、それは上掲の記事ですでに書きました。
もうひとつは、カップヌードル等のカップ麺を食べると、環境ホルモンのせいで子どもができなくなる? という話です。
1998年2月発行の日本子孫基金会報では、横浜国立大学環境科学研究センター・花井義道助手がカップ麺12品目に熱湯を入れたところ、全ての容器から「環境ホルモン」であるスチレンモノマーが1ー33ppbの溶出を検出と報じました。
カップ麺の、容器による環境ホルモン説です。
環境ホルモンの害として、もっともよく取り沙汰されるのが、精子の数が減るというもの。
やれ、子供が作れなくなるとか、中には女性化するという危機感の煽り方もあります。
1998年5月に環境庁(現環境省)は、「環境ホルモン戦略計画SPEED’98」なる報告を行いました。
そこでは、「内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質」を67物質リストアップ。
メディアで大々的に報じられましたが、その中にはカップ麺の容器に使われる発泡スチロールとして、スチレンダイマー、スチレントリマーが含まれていました。
それに対して日本即席食品工業協会は同年5月、「人体に影響を及ぼさない微量のスチレンモノマーを、環境ホルモンの疑いのあるスチレンダイマー、スチレントリマーと誤認している」と、新聞の一面を使った意見広告を発表しました。
しかし、それを主張する専門家も、溶出したものが「攪乱」するという結論には達していません。
半年後に発表された厚生省(現厚生労働省)の「内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会中間報告」(1998年11月19日)によると、ポリスチレン製器具・容器等については、「現時点において、使用禁止等の措置を講ずる必要はない」とし、発泡スチロールは環境ホルモンのリストから外されました。
最近のCMでは、カップヌードルの容器が紙であると宣伝されていますね。
カップヌードルは、環境にもやさしいというわけです。
以上、日清食品が4月5日、カップヌードルPROを発売します。高たんぱく&低脂質、ハイプロテイン謎肉入りしょうゆ味とシーフード、でした。
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