カレーライスといえば、肉でも魚介でも野菜でも、いろいろな具材を試せる万能メニユー。ではきのこはどうなのという話です。J-CASTニュースが、カレーにきのこの具材は理解できない組み合わせなのか、きのこの栄養は水溶性でカレーと相性がいいと説いています。
きのこの栄養は水溶性でカレーと相性が良い
もとの記事は、J-CASTニュース。
『カレーにきのこは具材としてどうなの 独特の食感と香り、実は相性抜群』というタイトルです。
記事によると、「「カレーにきのこ」は「理解できない組み合わせ」なのか、それとも「きのこが入っていないとガッカリする」レベルのおいしさなのか。インターネット掲示板で論争が起きている。」と書かれています。
その論争を見たことはないのですが、私からすると、カレーにきのこが記事になること自体、不思議でした。
なぜなら、そんなの、当たり前だろうと思っていたからです。
記事によると、
きのこには「旨み成分(グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸)」が含まれているため、料理にプラスすることで「さらに味わい深く、風味豊かに仕上がる」。さらに同社研究で、まいたけ、えりんぎ、しめじの3種類を組み合わせることで相乗効果により、さらに旨みがアップするという結果が出ているそうだ。
とのことです。
また、きのこの栄養は水溶性のため、煮汁に成分が溶け出す点や、「カレーのスパイスに負けない香りと独特の食感」も、カレーとの相性が良い理由だといいます。
うー、そういうものですか。
カレーのスパイスにかき消されてしまうような気もしますが。
カレーにきのこは具材としてどうなの 独特の食感と香り、実は相性抜群 https://t.co/fRDAjc9DsK #きのこ #カレー #ナス @jcast_trendより
— 畠中由宇・相互フォロー100% (@hata_follow) May 6, 2021
で、合うきのこはどんな物があるかと言うと、きのこ卸事業を手掛けるバイオコスモ(神奈川県伊勢原市)は、「カレーにあうきのこベスト3」を公式サイトで以下のように紹介しています。
- ブラウンマッシュルーム
- 柳まつたけ
- はたけしめじ(丹波しめじ)
「濃厚な風味を持つブラウンマッシュルームにカレーの辛さはマッチ」するブラウンマッシュルーム、「きのこらしさをカレーの中で表現」する柳まつたけ、「食物繊維も豊富なのでヘルシーなカレーにな」るはたけしめじ(丹波しめじ)と紹介されています。
では、私がカレーに、何のきのこを入れていたか。
私がカレーの具材に使っているきのこ
私は実は、バイオコスモが推奨するきのこは含まれていません。
が、やはり3種類のきのこをカレーの具材に使っています。
ぶなしめじ
ぶなしめじは、たんぱく質、カリウム、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンDなどが含まれています。
ホンシメジとは違い味や香りは強くないですが、だからこそ、カレーの風味と対決しない脇役に徹するのです。
エリンギ
エリンギは、食物繊維、ビタミンB、ビタミンDなどを含んでいます。
骨粗鬆症の予防、免疫力アップ、むくみ予防、美肌効果などが期待されます。
女性にいいかもですね。
まいたけ
まいたけは舞茸とも書きます。
栄養素は、タンパク質、ビタミン類、食物繊維などの体に必要な栄養が豊富に含まれている健康食品です。
また、まいたけにはエルゴステロールといって、カルシウムの吸収を助け、骨や筋肉を丈夫してくれる成分が含まれています。
もともと栄養豊富なカレーを全体的にフォローアップする役割があります。
カレーは奥が深いメニュー
前回は、『カレーライスは混ぜて食べますか?混ぜずにすくって食べますか?大きく回答が分かれそうなテーマがテレビで報じられました』というタイトルでご紹介しました。

もちろん、好きにしたらいいとは思いますが、大勢でいただく外食の際、この食べ方で大丈夫かな、なんて気になりませんか。
こうしたことが議論になるということは、それだけ多くの人に、より多様な価値観で語られているということでしょう。
こうしてみると、カレーというのは、なかなか奥の深いメニューなのかもしれませんね。
以上、カレーライスといえば、肉でも魚介でも野菜でも、いろいろな具材を試せる万能メニユー。ではきのこはどうなのという話、でした。
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