スープが決め手の中華そば(セブンプレミアム)はメーカー独自製法のスチームノンフライ製法を採用したノンフライ麺です。セブンイレブンのプライベートブランドですが、明星食品のOEMのため、スチームノンフライ製法によるノンフライめんが実現しました。
セブンプレミアムのスープが決め手の中華そば全容
セブンプレミアムとはなんだ
セブン-イレブンのプライベートブランドをセブンプレミアムといいます。
プライベートブランドというのは、本来小売店である店が、その店独自の商品を販売することです。
スーパーでは、成城石井が多くのプライベーブランドを発売しています。
セブンプレミアムは、セブン&アイホールディングスが2007年から発売を開始しました。
今年度の2019年度には、売上を1兆5000億円まで拡大することを目標としています。
スチームノンフライ製法とはなんだ
袋のインスタントラーメンは、乾燥して固めた麺をイメージしますが、その「乾燥して固め」る方法は、大きく分けると油揚げめんとノンフライめんの2種類に分けられます。
カップ麺のノンフライ麺とは、一般的なカップ麺に使われる油で揚げた麺ではなく、水で茹でた麺のことを指します。
一般的に、カップ麺に使われる麺は、小麦粉やでん粉、油などを混ぜて作られており、その麺を油で揚げることで、サクサクとした食感と香ばしい風味を出しています。しかし、ノンフライ麺は、この油で揚げる工程を省略し、水で茹でた麺を使用することで、よりヘルシーであるとされています。
ノンフライ麺は、揚げた麺よりも低カロリーであることが特徴です。また、揚げた麺の場合、揚げる際に麺が脂を吸収することがあるため、脂質が多くなる傾向にありますが、ノンフライ麺の場合はそのようなことがないため、より健康的な選択肢とされています。
ただし、ノンフライ麺にもデメリットがあります。揚げた麺よりも柔らかく、パサつきがちな場合があるため、食感が損なわれることがあることが挙げられます。また、ノンフライ麺にも、添加物が含まれている場合があるため、栄養バランスにも注意が必要です。
最近では、健康志向が高まっていることから、ノンフライ麺を使用したカップ麺も増えており、選択肢も豊富になっています。しかし、カップ麺は栄養バランスが悪く、過剰な食べ過ぎは健康に悪影響を与える可能性があるため、適量の摂取に留意することが重要です。
油揚げめん
麺を約150度に加熱した食用油で揚げて乾燥(脱水)する方法です。
つまり、揚げて水を飛ばすわけです。
よく、「インスタントラーメンは麺を油で揚げているから油の溶け込んだスープは飲まないほうが良い」といいますが、実はその油がスープによりコク深い味わいをもたらすのです。
インスタントラーメンは生ラーメンと違い、麺を茹でたお湯にそのまま粉末スープを入れますが、それは麺を揚げた油をスープにいかすためです。
ノンフライめん
一方、ノンフライめんは、文字通り油で揚げない麺です。
ではどうやって水を飛ばすのか。
熱風が循環している乾燥機の中を通過させ、乾燥する方法です。
水をとばすというより、脱水といった表現があっているでしょう。
生めんに近い食感で、スープの特長を活かすさっぱりとした風味で、油がないぶんカロリー控えめということになります。
スチームノンフライ製法
では、スープが決め手の中華そばがセールスポイントとするスチームノンフライ製法とは何でしょうか。
明星食品の公式サイトによると、油揚げめんにしろ、ノンフライめんにしろ、乾燥させると麺の表面や内部には、麺の食感に影響を与える気泡(空気の粒)ができます。
気泡の大きさや数によって、ソフトな麺になったり固くしまった麺になったりしますが、明星食品は独自の乾燥技術・設備を組み合わせて、気泡の数や大きさを自在にコントロールする新技術“スーパーノンフライ製法”を開発し、従来のノンフライ製法を大きく進化させたというのです。
そこでスープが決め手の中華そば
スープが決め手の中華そばは、セブン-イレブンのセブンプレミアムというオリジナルブランドですが、製造は明星食品のOEMです。
形状はレギュラーサイズのタテ型カップ麺。
鶏がらスープと麺を改良してのリニューアルとのことです。
使用するしょうゆの見直しと、メンマの風味を強める事でコクとキレの良い中華スープになりました。
麺はスチームノンフライ製法を使っています。
量は70g(うち麺53g)なので、ちょっと小腹がすいた時にいいかもしれません。
実際に作ってみました
パッケージ
スープが決め手の中華そばはタテ型ですが、その蓋の部分は赤一色のバックです。
そこに白地で、上段にセブン&アイホールディングスのロゴが描かれ、その下に『スープが決め手の中華そば』『スチームノンフライ製法』と記載。
下段には『熱湯3分』と解説されています。
お湯かけ
後入れのかやくはなく、もともと入っている麺と粉末のスープと具材にお湯をかけて3分待ちます。
そして3分たったら、後入れの液体スープを入れます。
出来上がり
液体スープを入れたら完成です。
スープが決め手の中華そばは、「中華そば」らしい、丸大豆醤油の旨み、鶏ガラとメンマの風味がよく出ているまろやかでコク深いスープです。
麺はやはり中華そばらしい黄色く縮れた、小麦感が漂う麺です。
そして、フリーズドライですが、ナルト、ネギ、味付豚肉、味付メンマなど東京ラーメンを演出する具材も揃っています。
同じ明星食品の鶏ガラ醤油味の、評判屋中華そばしょうゆ味と似ています。
栄養成分と原材料
スープが決め手の中華そば(セブンプレミアム)の栄養成分は、1食70グラム当たりエネルギー267kcal、たんぱく質7.1g、脂質5.7g、炭水化物46.7g、ナトリウム2.1g、ビタミンB11.25mg、ビタミンB20.23g、カルシウム147mgです。
スープが決め手の中華そば(セブンプレミアム)の原材料は、めん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、スープ(しょうゆ、デキストリン、チキンオイル、たんぱく加水分解物、香味調味料、鶏・豚エキス、食塩、糖類、ラード、香辛料、酵母エキス、香味油)、かやく(チャーシュー、メンマ、ナルト、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、卵殻カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、香料、酸味料、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、ピロリン酸ナトリウム、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、(原材料の一部に卵、乳成分、えび、ごま、さけ、さば、ゼラチンを含む)などとなっています。
スープが決め手の中華そばのまとめ
スープが決め手の中華そばは、明星食品がOEMしているセブンイレブンのプライベートブランドです。
スチームノンフライ製法によるノンフライめんを実現し、スープは鶏ガラ醤油味です。
具材もカップ麺のサイズであるレギュラーサイズのタテ型カップに合ったものが入っています。
以上、スープが決め手の中華そば(セブンプレミアム)はメーカー独自製法のスチームノンフライ製法を採用したノンフライ麺です、でした。
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