中華そば青葉川崎アゼリア店(神奈川県川崎市川崎区)の中華そば大盛りと、つけ麺大盛りをいただいてきました。2017年3月にオープンした比較的新しい店です。本店は中野で20年以上も続く店で、魚介と動物系のダブルスープに定評があります。
中華そば青葉とはなんだ
贅沢に材料を使い屋台のような店構え
中華そば青葉は、「中華そば本来の味を提供したい」と1996年に創業しました。
公式サイトでは、「手前味噌ながら、贅沢に材料を使い、深く味の追究に努めました」と宣言するのは、ダブルスープだからでしょう。
味だけでなく、形態も「中華そば本来」を意識し、本店だけでなく、他の店も屋台のような店構えにしています。
具体的には、戸がなく、店はノレンで隠れるだけ。
テーブルはコの字につながっています。
中野本店以外は、東京、埼玉、神奈川、千葉などに18店舗あります。
川崎アゼリア店に行く
行ったのは、中華そば青葉川崎アゼリア店です。
川崎アゼリアとは、神奈川県川崎市川崎区にある、JR川崎駅東口地下街のことです。。
JR川崎駅は、川崎市が100万都市になった1980年代に再開発され、近くにある京急川崎駅までをつなぐ日本で3番目に広い地下街アゼリアが完成しました。
その中で飲食店が多数並んでいるところでがんばっているのが中華そば青葉です。
じぶんどきなどは確実に行列ができます。
そして着丼
中華そば青葉のメニュー
中華そば青葉は、川崎アゼリア店に限らず、メニューは全店統一。
中華そば、特製中華そば、つけ麺、特製つけ麺の4種類だけです。
「特製」がつくと、チャーシュー、メンマを増量し、味付卵を加えたメニューです。
それと、各メニユーに100円増しで大盛りがあります。
そこでスタンダードメニューの大盛りをいただくことにしました。
中華そば(大盛り)
中華そば青葉川崎アゼリア店の中華そば(大盛り)です。
黄色いスープには、コストと手間暇が感じられます。
もう一口、もう一口といただきたくなるスープです。
スープのコクとともに中太麺のコシもおいしさのひとつです。
チャーシューが印象的でした。
脂が適度に抜けていて、でも硬くなくておいしくいただけました。
つけ麺(大盛り)
中華そば青葉川崎アゼリア店のつけ麺(大盛り)です。
麺がツルツルした食感で箸を休む暇もなく口に運べます。
リクエストすると、「ゆず唐辛子」がサービスされます。
半分ぐらい食べてから入れると、2通りの味を楽しめます。
美味しさの正体は……
青葉の中華そばは、和風の「東京ラーメン」と、濃厚なコクの「九州ラーメン」の両方の良さを取り入れたものです。
最近でこそ、家系ラーメンがやはり東京ラーメンの醤油味と、九州ラーメンのとんこつ味をあわせることを標榜していますが、真っ先にダブルスープを採用したのは中華そば青葉です。
ラーメンのスープは、動物系か魚介系、そのほか香味野菜などもありますが、中華そば青葉は、かつお節、さば節、煮干しといった「魚系の和風スープ」と、トンコツ、鶏ガラといった「動物系スープ」をあわせたものです。
魚系の和風といっても、僅かな煮干しで出汁を取るのではなく、大量の魚粉を使います。
その結果、スープの色は黄色くなります。
なぜあわせたのか。
東京ラーメンは、香り高い和風だしは上品でさっぱりしていますが、それゆえ淡泊。
九州ラーメンは、濃厚なコクがセールスポイントですが、その濃厚さゆえニオイや脂が強すぎるきらいも。
そこで、中華そば青葉は、九州ラーメンのトンコツ、鶏ガラといった「動物系スープ」から脂を分離。
「コク」だけ残したスープと、それに負けないような濃い、かつお節、さば節、煮干しといった「魚系の和風スープ」を抽出して併せたダブルスープなのだそうです。
中華そば青葉川崎アゼリア店のまとめ
中華そば青葉川崎アゼリア店は、中野の本店に全く劣らない美味しさです。
あっさり醤油ではなく、ダブルスープなのにこってりし過ぎず美味しいラーメンです。
魚介スープはメザシ出汁ではなく魚粉ですが、コクはあってもこってりというくどさはなく誰でも美味しく食べることが出来ます。
たまごは黄身がトロトロの半熟です。
麺の量は少な目ですが、100円増しの大盛りがあります。
具材ではチャーシューが油ぽくなく、柔らかい美味しさです。
以上、中華そば青葉川崎アゼリア店(神奈川県川崎市川崎区)の中華そばとつけ麺は魚介と動物系のダブルスープに定評があります、でした
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