人はなぜ洗脳されるか？近代観相学の開祖・彩聖健人さんが、YouTubeチャンネル『占い師けんけんTV』でリリースされたテーマです

人はなぜ洗脳されるか？近代観相学の開祖・彩聖健人さんが、YouTubeチャンネル『占い師けんけんTV』でリリースされたテーマです。脳は努力すれば鍛えられる珍しい臓器ですが、自分で考えられない人は結局悪い人に洗脳されお金を取られてしまうと述べられています。

このタイトルのYouTube動画では、「人はなぜ洗脳されるか？」というテーマが扱われています。

人はなぜ洗脳されるか？ https://t.co/D7ZYACkiwf @YouTubeより
— 赤べコム (@akabecom) April 1, 2023

人間の脳は一生成長し続けることができ、努力すれば鍛えられる珍しい臓器ですが、だからこそ適切に鍛えなければならないことが述べられています。

また、動画では、相談者が自分で選択できないために悩んでいる様子が紹介され、洗脳にハマっている人々についても言及があります。

動画では、対策やアドバイスも紹介されています。

思考の脳番地が衰えると洗脳される
自分にとっては長年のテーマであった

思考の脳番地が衰えると洗脳される

まず冒頭で、けんけんさんは、

私、何をやっていいかわからない
決められません
選べません
どんな事をしたらいいか、教えてください

こういう、占い師への丸投げ質問があったことを紹介。

こういう人が、霊感商法の餌食になる、と警鐘を乱打。

脳が悩みを生み出すとして、発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家、加藤俊徳さんの説をもとに話を進めます。

悩みとは、考えても仕方のないことにとらわれ、嫌な感情がずっと脳の中をぐるぐる周り、疲弊している状態であるといいます。

そして、悩みは性格や考え方によって生まれるものではなく、脳から生まれている、と加藤俊徳博士は見ているといいます。

そして、原理と方法さえ手に入れれば、誰でも「悩まない脳」を手に入れることができるそうです。

1000億ある能の神経細胞は、場所ごとに働き（機能）が違っていて、加藤俊徳博士は大きく分けると8つの機能に分かれ、それを脳番地と称しています。

よく使う脳番地は育ち、あまり使わない脳番地は衰える上、人は育っている脳番地の方ばかりを使いたがるため、ので、あまり使わない脳番地が必要なときに十分な働きができず、さすれば脳は「怒り」「焦り」「不安」といったマイナスの感情を作りだしてしまうそうです。

その仕組を知らないと、そうしたマイナス感情がどうして生まれるかがわからず、私はどうしてイライラするのだろうとか、僕はなぜこうも短気なのだろう、なんとなく不安だ、などと考え出して、そうした思考が悩みにつながっていくというます。

質問者のような「なにをしていいかわからない」という悩みは、思考系脳番地が弱いそうです。

そこが弱くなると、人を騙そうとする人の餌食になると、けんけんさんは警鐘を乱打しています。

霊能師や「拝み屋」などに騙され、言いなりになってお金を沢山だまし取られてしまうというのです。

私も、質問者とは似たようなものですね。

これはね、たぶん干渉型の毒親の犠牲者にありがちな悩みです。

毒親は、子どもの自己肯定感や自己意思決定能力をぶち壊してしまうのです。

動画の視聴をおすすめします。

自分にとっては長年のテーマであった

以前から、再三再四書いてきましたが、私はけんけんさんがしばしば動画の中で名前を出す、ジャパンスケプティクスで、副会長や運営委員を9年間つとめました。

けんけんさん流にいえば、世間の怪しげな超能力、霊力などを「それはオカルトです」と究明する団体と紹介されていますが、会の方針に変更がないなら、それだけではなく、そんなものに騙されないようにする啓蒙活動も行うことになっています。

では、啓蒙とはなにか。

「お前ら、科学知識がないからダメなんだよ」

と、居丈高に「正解」を突きつけるだけでは啓蒙とはいえません。

むしろ、逆効果だな。

やはり、「人はどうしてオカルトに騙されるのか」というもっとも基本的なテーマについて、きちんと正面から向き合わなければなりません。

人間の価値観にかかわることですから、科学だけでなく、社会学も、心理学も、宗教（学）も、文学や芸術からもアプローチしなければなりません。

私は、会でそれを言い続けてきました。

ところが、学術会議のメンバーになれず、居場所と仕事が欲しい一部の物理学者が始めた会だったので、「科学知識がないから騙される」というところで思考停止してしまっていました。（学術会議の方も、名前だけはおられましたけどね）

だったら、理系の高学歴であるオウムの幹部はなんだよ、という問いには答えず……

科学（知識）以外の問題にしたくなかったんだろうね。

ここでいう「科学」とは、物理学「のみ」であり、「人文科学」や「社会科学」はもちろん、「工学」も「科学者ではなくエンジニア」という扱いです。

物理学者が頂上に君臨し、その下に他の理系、その下はその他大勢という感じでした。

つまり、理系と文系では決定的な評価の違いがある会だったわけです。

「私は物理学帝国主義者です」と宣言していた長老委員がもっとも露骨でしたが、大槻義彦さんだって、ご自身のブログで「こいつは文系、こいつは理系」と、いちいち書いてましたよね。ああいう話をブログだけはなく、会議で当たり前のように話す会でした。

大槻義彦さんは、最初はそうではなかったのですが、物理学者の集まりではないと学会、とくに哲学科出身の志水一夫さんにいちいち食い下がられて、ブチ切れて本音が出ちゃったのかな。

アリバイ的に、運営委員には、心理学者とか、中等教育の教員などが登用されていましたが、そこに気づき、1期（2年）で降りる方もおられました。

つまり、さも開かれた会であるかを装ったアリバイ要員に利用されたことに気づいたのでしょう。

私もそうですが、物理学者たちに理不尽に怒鳴りつけられ、意見を否定されることもありました。

当初立ち上げメンバーだった、と学会の人たちも主たるメンバーはやめています。

私が役員だった頃の話で、今は知りませんけどね。

もちろん、私もアリバイ要員でした。使い捨ての。

私はジャパンスケプティクスをやめてから、ずっとこの話を書くのですが、信じたくないものは頭から否定する「カルト否定派」にずいぶん中傷されました。

そんなのウソだろうって。

いや、でも役員の入れ替わりとか、と学会関係者の離脱とか、「事実」を見てりゃ分かんだろ、ばーか、と思いましたけどね。

カルトを否定するカルト集団だったわけです。気持ち悪いよね。

私は、『しんぶん赤旗』で、同会ができたときに記事にしていたので会の存在は知っていましたが、とくにその問題に興味もなかったので、入会するつもりはありませんでした。

それは当たり前で、私は『おニャン子クラブ』などの本を書いている名もなきライターであり、編プロをほそぼそとやってるだけですからね。

ところが、安斎育郎さんから会長就任時に、運営委員になって欲しいと突然依頼があったのです。

そしてそこには、前会長の寿岳潤さんの意向が反映しています。

あ、ジャパンスケプティクスの役員というのは、役員会で候補者を決めて、一般会員には信任投票させます。

要するに、誰でも立候補できる公選制ではありません。

これを批判すると、某党の松竹伸幸さんのように「外から攻撃した」とか意味不明な理由で除名になるかどうかはわかりませんが（笑）、少なくともスルーされます。

しかも、2年後には、何と私は副会長になってしまうのです。

なんで、物理学者がゴロゴロしている物理学帝国主義なのにおまえがって？

高卒の女性が会長になった、某労組ナショナルセンターの人事を彷彿とさせるでしょう（笑）

その時の理由は、ジャパンスケプティクスは、科学的にオカルトを解明するだけでなく啓蒙も行うので、幅広くいろいろな立場の人と協働するということだったんです。

だから、ジャニー喜多川翁のホモセクハラ訴訟を、ブルジョアマスコミは忖度して真面目に報じなかった、と解説する私のような存在でも、寿岳潤さんは副会長が務まると判断したのでしょう。

ところが、前述のように、私は「人はどうしてオカルトに騙されるのか」という問題を「科学知識の問題」に矮小化せず、心理学、社会学、文学、哲学、宗教学、ジャーナリズム、教育現場等々、様々な分野と手を携えてアプローチしろと意見を言ってたら、改選時に寿岳潤さんは副会長を更迭すると言い出したのです。そういう会じゃないからって。

えー、そもそも、私がそういう意見て知ってて副会長にしたのはあなたですけど？

自分の都合で言ってること180度変えるなよって思いましたよ。当然でしょ。

ホントの話ですよ、当時の議事録もあるしね。

ま、その前に、また別の事情で逆恨みもされていたのですが、