人生で関わってはいけない人のタイプはよく指摘されるが、要するに自己愛者こそ人生で絶対関わってはいけない人という話

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人生で関わってはいけない人のタイプはよく指摘されるが、要するに自己愛者こそ人生で絶対関わってはいけない人という話

自己愛な人。あなたの周りにいませんか。人間、無謬でも万能でもありませんから誰でも欠点はあります。だから、いちいちそれをもって目くじら立てても仕方ありませんが、自己愛者だけはやめた方がいいと思います。参考動画と書籍をご紹介しましょう。

みねしましゃちょーの5選


峯島忠昭さん、水戸大家さん、みねしましゃちょーさん、同一人物ですが、ご存知ですか。

不動産賃貸業を財を成し、現在はYoutuberとして活躍中です。

不動産に限らず、起業した人や、起業したい人がチャンネル登録されているのではないでしょうか。

その峯島忠昭さんの最新動画(6分3秒)のタイトルは、『人生で絶対関わってはいけない人5選』。

タイトル通り、「こういうヤツとは関わってはいけない」という5つのタイプの枚挙です。

なんで関わってはいけない人がいるのかっていうと、脳にはですね、ミラーニューロンという神経物質があるんですね。
で、そのミラニューっていうのがですね、厄介なことに、身近な人の考え方とか行動に影響されてしまうんですよ。
ミラーなんでね、鏡なんで。
何かその人が、こう考えているとかっていうのが影響されちゃうんですね。
よく言うじゃないですか。よく付き合う友達5人と平均年収が自分の年収になっちゃうとかっていう話を聞きますよね。
だから、年収1000万円の人たちと一緒にいると年収1000万円になれる可能性があります。
けど年収300万の人と付き合ってると年収300万円から抜け出せないんですよ。

では、具体的にどんな人がそうなのかというと、

  1. マウントを取ってくる人
  2. ネガティブな人
  3. キレる人
  4. 嘘を付く人
  5. お金貸してって言ってくる人

とのことです。

たとえば、上司が「お前はこうしたほうがいいよ」とか、求めていない、しかも的外れの一方的なアドバイス……というより自慢のようなものを言ってくる人がいますが、その人たちの目的っていうのは、結局は自己顕示欲を満たしたいだけなんじゃないかといいます。

ネガティブ発言は、愚痴や悪口を言う人。

結局は聞かされる方もネガティブ思考になってしまうとのこと。

3つ目のキレる人は、要するに切れることで自分の思い通りにしたい人だから振り回されてしまう。

キレる人には、利用されてしまうから関わるなといいます。

嘘を付く人は、霊感商法や情報商材で、ぜったい幸せになれるとか軽々しく言う人。

結構サイコパスみたいな人達は多いのではないかといいます。

お金貸してって言ってくる人は、「お金を貸して」という時点で、友達でもなんでも無いと思う、としています。

いかがですか。思い当たる節ありますか。

両学長 リベラルアーツ大学の5選


奇しくも、こちらも5選です。

58万人のチャンネル登録がある、両学長 リベラルアーツ大学さん。

動画では、「心穏やかに生きるには付き合う人を選ばないといけない」「嫌な相手と関わる必要はない」という持論を前提として、以下の5つのタイプを「特に関わってはいけない人」として枚挙しています。

  1. マウントおじさん
  2. 正論バカ(モラルおじさん)
  3. いつも愚痴ばかり言ってる人
  4. キレてくる人
  5. 自分と他人の境界線がない人

 
みねしましゃちょーと重なる部分もあるので、重なっていないところを見ていきます。

正論バカ(モラルおじさん)については、

  • 正しいことは言ってるけど納得感の低い人
  • 一方的で話を聞いてくれなかったり、強引に押さえつけようとする人
  • 自分のルールを押しつけてくる人
  • 必ず白黒をつけたがる
  • ヒーロー気取りの痛いおっさん(笑)
  • 要は相手の心情を考えない人

としています。

「自分のルール」というのは、その人の主観、価値観に過ぎず、社会的なものではありません。

だから従う必要もないし、従わせる人はおかしいのです。

愚痴を言う人というのは、しょせん自分が原因ではないという気持ちを持っていると指摘もしています。

要するに、他者が自分の思い通りにならないという不平不満を言っいるわけですからね。

自分と他人の境界線がない人というのは、

  • 他人とトラブルの多い人や、コミュニケーションでつまずく人
  • 自分がこう思っているんだから相手もそうに違いない
  • あの人はなんでああなの?
  • 私がこうしているのに、あなたはどうしてこうしてくれないの?
  • 自分の思い通りにならないイライラをぶつける

といったふるまいやメンタリティが見られるといいます。

どうですか、思い当たりますか。

要するに自己愛なんですよ

お二人が指摘されている諸パターンは、共通していることがあります。

要するに、自己愛者なんですよ。

自己愛の強い人

ただ、自己愛という言葉は、もしかしたら誤解を生んでいるかも知れません。

「自分を好きになって、自分を大事にすることの何が悪いんだ」と。

自己愛というのは、自分に誇りを持つ、自分を大切にする、ということとは似て非なるものです。

自己愛性パーソナリティ障害という言葉をご存知ですか。

一言で述べますと、「自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならない」と思い込むことです。

「自分はイケてる、それを認めない周囲や社会が悪い」承認欲求が肥大化しているのです。

それの何が悪いかって?

要するに、一見自分を愛しているようでいて、実は「ありのままの自分を愛することができ」(Wikiより)ないことが悪いのです。

ましてや、他者を愛せるはずがない。

この記事に、自己愛の強い人の例が詳しく書かれています。

『自己愛的(ナル)な人たち』(岡野憲一郎著、創元社)「自分はイケてる、それを認めない周囲や社会が悪い」承認欲求が肥大化
『自己愛的(ナル)な人たち』(岡野憲一郎著、創元社)をご紹介します。あなたは自分を「イケてる」「本当はもっと社会的に認められるべきだ」なんて思っていませんか。承認欲求もたいがいにしないと、たんなる自己陶酔にとどまらずに周りは振り回されます。

「ありのままの自分を愛することができ」ないような人と、あなたは信頼関係を築けますか。

だって、自分の本当の姿と向き合えないような弱くてインチキな人には、本当のことなんて何もないんじゃないか、と思えませんか。

自分自身を、現実(真実)と向き合わせることから逃げている卑怯者は、思うところの「自分」を大事にするあまり、言っていてることに一貫性がありません。

都合が悪くなったり辻褄が合わなくなったりしたら、他者に嘘をついたり、裏切ったり、自分の不遇をもっぱら社会や周囲の人のせいにしたりするのです。

現在付き合いのある人、そしてこれから出会う人が、自己愛者でないかどうか、十分気をつけてください。

以上、人生で関わってはいけない人のタイプはよく指摘されるが、要するに自己愛者こそ人生で絶対関わってはいけない人という話、でした。

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Image by rickey123 from Pixabay

自己愛的(ナル)な人たち - 岡野憲一郎
自己愛的(ナル)な人たち – 岡野憲一郎

この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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