『俺はご先祖さま』を三浦洋一さんの生まれた日に思い出す

『俺はご先祖さま』は、22世紀から来たタイムトラベラーの子孫が20世紀で巻き起こす巻き起こすSFコメディです。「ご先祖さま」は石坂浩二、子孫には資生堂キャンペーンガールで芸能界入りしたマリアン。今日誕生日の三浦洋一さんも出演しています。

『俺はご先祖さま』とはなんだ
1. あらすじ
2. 三浦洋一さんの役どころ
三浦洋一とは誰だ

『俺はご先祖さま』とはなんだ

久々にマリアンを観たナ〜♪
「俺はご先祖さま」
再放送しないかな？
「パー！」「ピー！」#俺はご先祖さま #マリアン #Ami #サンジャポ pic.twitter.com/GlsyBcvPSj
— ハーフボイルド(セルフキートン) (@self_keton) June 7, 2020

『俺はご先祖さま』（1981年12月6日～1982年3月14日、NTV）は、三浦洋一の役どころや演技云々というより、作品自体が私が観た中でベスト10には入るドラマなので、ぜひご紹介したいと思いました。

あらすじ

作家志望ながら現状はカストリ雑誌社のカメラマン・白石伴吉（石坂浩二）の下宿に突然あらわれた、22世紀の子孫・ミミ（マリアン）。

22世紀の地球は、愚かな人間たちの欲得による核戦争でいったん壊滅的なダメージを受け、ロボットと人らしい感情を捨て去った人間だけが生存しているといいます。

石坂浩二は、最初は信じられなかったものの、先日付の新聞を出してもらい、その記事で事件を先回りして取材すると、それはすべて本当でした。

特ダネをとるうちに、人情として気になるのは自分の未来。

石坂浩二はマリアンから、「ヨーコ」という名の女性と結婚することになっていると聞き、ヨーコ探しを始めます。

その結果、それまでの恋人だったゆり子（あべ静江）とは別れたり、ハスッパでちっとも好みではないモデルの利根かおり（浅野ゆう子）が、本名を「ヨーコ」というので、あやうく結婚を決意しかけたりしましたが、未来から結婚写真を持ってきてもらうと、何と相手の顔はミミが！？

いえ、真相は、ミミがそっくりなアメリカ出身の看護師、デニス・洋子（マリアンの2役）でした。

子孫だからそっくりというわけです。

しかし、ミミは伴吉と暮らすうちに、22世紀の人が失っていた思いやりや愛情を知ります。

そして、伴吉を本気で好きになっていたため、失意のまま22世紀に帰るという結末です。

コメディというには重い結末で、しかもこれほど人間の心の本質に迫った作品はありません。

でも、その切なさや儚さが、何度観ても飽きず、私の中のこれまで観たドラマにランキングを行うなら、ベストテンには間違いなくランクインする作品です。

三浦洋一さんの役どころ

脚本は松木ひろしさんのため、過去作の『S.Hは恋のイニシャル』と『池中玄太80キロ』の設定やストーリーも感じられます。

その『池中玄太80キロ』で、明るく信頼関係のある職場であることを描いたのが、同僚役の三浦洋一でした。

本作『俺はご先祖さま』でも、やはり主人公の勤務するカストリ出版社の編集デスク役です。

三浦洋一や、もうひとりの同僚である根岸季衣、編集長の藤岡琢也、経理責任者の牟田悌三などによって、個性ある人がのびのびと仕事ができる自由な職場であることを表現しています。

それにしても、出演者には物故した俳優がたくさん出てくるので、懐かしさとともにその点でも胸いっぱいになります。

賀原夏子、藤岡琢也、牟田悌三、松山英太郎、三浦洋一、戸川京子、山城新伍、左とん平……、

放送されていたのが1980年代前半ですから、私なんかはつい最近だと思っていましたが、もう40年近く前になるんですね。

時の移ろいも、切なく儚く感じさせてくれる作品です。

三浦洋一とは誰だ

「さすらい刑事旅情編」は、毎会晩酌をしながら見ました、シリーズ前半のシーンで岩倉市出身の三浦洋一さん演じる香取刑事が「犬山遊園駅」北側から遊園駅をバックに犬山橋方向へ歩くそれも「８８００系」が名古屋へ遊園駅を発車して行くと言うシーンを覚えています！
— sirasagi (@sirasagi11) April 2, 2020