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島田陽子さんの訃報が話題です。代表作として『将軍』が取り沙汰されていますが、国内のドラマや映画も多数出演しました。

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島田陽子さんの訃報が話題です。代表作として『将軍』が取り沙汰されていますが、国内のドラマや映画も多数出演しました。

島田陽子さんの訃報が話題です。代表作として『将軍』が取り沙汰されていますが、国内のドラマや映画も多数出演しました。内田裕也さんとの関係や金銭トラブルなどもありましたが、決して他人の悪口や恨みつらみを言う方ではありませんでした。

島田陽子さんとは、Facebook友達で、やりとりもあったのです。

が、最近は返信がなくなり、やがて私も含めてすべての友達を削除していたので、友人が5000人を超えたのかな、すでに全盛を過ぎた人がそれだけの人気を獲得するのはすごいなと思っていましたが、たぶんコンデションのほうが、ネットを楽しむ状態ではなかったのかもしれません。

かつては国際女優として君臨した

島田陽子さんは、中学1年で劇団若草に入団。

18歳の時に出演した『続・氷点』(NET現テレビ朝日)で一躍注目されました。

いとこ同志

横溝正史の『三つ首塔』が原作である『いとこ同志』(1972/08/22~1972/09/26、ユニオン映画/NTV)ではヒロインを演じましたが、この頃の島田陽子はお人形さんのようなヒロイン然とした女優でした。

そして、全国区のNHKでもヒロインを……

『銀座わが町』です。


『銀座わが町』(1973年4月4日~1974年3月27日)というNHKのドラマでは、主役を張れるたくさんのベテラン俳優に支えられ、原田大二郎との恋愛ストーリーを演じました。

この頃は、清純で正義感の強いヒロインを一貫して演じていました。

そして、日本映画史上に残る名作と言われる『砂の器』(1974年、松竹)で島田陽子は、犯人の和賀英良(加藤剛)の愛人で、クラブ「ボヌール」のホステス役を演じました。

1980年にはアメリカNBCで放送された長時間ドラマ『将軍 SHOGUN』にも出演しました。

ゴールデングローブ賞テレビドラマシリース部門女優賞、ゴールデンアップル賞など受賞し、国際女優として知られることになったのです。

ここが、彼女のハイライトと言っていいでしょう。

本来なら、国内外で活躍できるポピュラリティを獲得したはずですが、その後、彼女の女優生活は残念ながら停滞します。

いちばん大きな理由は、内田裕也との不倫関係が取り沙汰されたことです。

他人の悪口を言わない人だった

すでにご本人もインタビューで明らかにしていますが、島田陽子さんがある仕事で悩んでいとき、内田裕也さんがその悩みに対する自分の意見をメモ書きして、島田陽さん子が泊まっていたホテルのドアの扉の下に挟んでいたといいます。

それがきっかけで交際が始まり、内田裕也さんも真剣に結婚を考えていたようですが、妻の樹木希林さんがどうしても離婚にウンと言わず、裁判まで行って離婚届を無効にしたため、2人は結婚を断念したと言われています。

樹木希林さんや内田裕也さんが亡くなったとき、その夫婦関係を美化した報道もありましたが、とてもそんな綺麗事ではなかったわけです。

でも、内田裕也さんを含めて決して他人を悪く言わず、金銭トラブルで芸能マスコミに囲まれても丁寧に応対していた島田陽子さんは、ご自身の生き方にきっと誇りを持っていると思います。

里見脩二と東佐枝子の関係が発展することを望んでいた!?

田宮二郎さんの『白い巨塔』エピソードを、山本學さん、島田陽子さんらが語っているのは『週刊現代別冊 週刊現代プレミアム 2020Vol.1』。

記事のタイトルは、『ドラマ『白い巨塔』に会いに行く 田宮二郎 財前五郎に殉じた魂』ですが、東佐枝子役を演じた島田陽子さんのインタビューも興味深い。

東佐枝子は医学界の汚い側面を嫌う真っ直ぐな正確の役でした。同じく正義感の強い、妻子ある里見助教授に惹かれ、苦しむ。ドラマでは、最期に里見との叶わぬ恋に破れたあと、里見や財前の後輩医師が働くネパールに行くのですが、そこは正直な話、唐突すぎて、物足りなさを感じました。

島田陽子さんは、里見脩二と東佐枝子の関係が発展することを望んでいるのでしょうか。

ドラマでは、最終回で、2人がとうとう抱き合うシーンがあります。

しかし、その直後にドアをトントンとノックする音がして、抱擁は中止に。

財前五郎が診察を求めたものでしたが、その会話をしている最中に、東佐枝子はそっと部屋を出ていきます。

ドラマでは、「財前=悪」「里見=善」を徹底して描いてきたので、里見脩二に不倫をさせるわけにはいかなかったのではないでしょうか。

しかし、島田陽子さんは後に内田裕也さんとの結ばれなかった関係を思い出し、「不倫でも結ばれる関係」を望んだのかもしれません。

島田陽子さんのこの言葉いいですね。

〈私だって、心がズタズタになるような仕打ちをされて、何日間か泣いたり、悲しんだりすることもあります。ですが、それはあるところで打ち切るんです。ネガティブな気持ちを葬るために、自分の頭の中でお墓を作ってます。嫌なことを骨箱に入れて、お墓に納めて、ろうそくをたてて、お墓参りをするところまで頭の中で想像するわけ。そして、『ご愁傷さまでした。安らかにお休みください』って言うんですよ。そうすると、すーっと楽になれますよ〉(AERA dot. 2017年10月13日配信記事より)

島田陽子さんの、生前のご遺徳をお偲び申し上げます。

以上、島田陽子さんの訃報が話題です。代表作として『将軍』が取り沙汰されていますが、国内のドラマや映画も多数出演しました。でした。

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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、曾祖叔父と“日本のケインズ”高橋是清の接点(仙台藩でワキジ時代のお世話役、そして姻戚関係か)を発見。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場からMMT支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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