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池上季実子&岩崎宏美。彼女たちは同級生で「男女7人」の出演経験あり。そこで、明石家さんま&大竹しのぶの“本当の話”を暴露

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池上季実子&岩崎宏美。彼女たちは同級生で「男女7人」の出演経験あり。そこで、明石家さんま&大竹しのぶの“本当の話”を暴露

池上季実子&岩崎宏美。彼女たちは同級生で「男女7人」の出演経験あり。そこで、明石家さんま&大竹しのぶの“本当の話”を暴露した、という週刊誌対談を見つけました。『男女7人夏物語』、そして『男女7人秋物語』はご覧になりましたか。

池上季実子さんと岩崎宏美さんは、堀越高校の同級生だそうです。

あ、以下は敬称略とします。

そして、池上季実子は『男女7人夏物語』、岩崎宏美は『男女7人秋物語』に出演しました。

当時、共演が話題だったのは明石家さんまと大竹しのぶ。

『週刊現代』(2014年4月26日号)の「池上季実子×岩崎宏美「芸能界のこと、何でもバラしちゃうわよ(笑)」という対談コーナーでそのことに触れているのです。

プライベートな出来事まで物語と偶然一致したドラマ

当時のファンなら興味深い話です。

池上季実子は女優で、岩崎宏美は歌手を本業とします。

しかし、彼女たちには接点があります。

ひとつは堀越高等学校の同級生ということです。

もともと、池上季実子はノートルダム女学院、岩崎宏美は成城学園と、ともに名門の中高一貫校に在籍していたが、芸能活動をしやすいために、当時の芸能人の定番であった堀越学園に入っていました。

そして、2人とも鎌田敏夫の代表作の1つである『男女7人夏物語』と、その続編の『男女7人秋物語』に出演しています。

そして2人とも、せっかく主人公の今井良介といい関係になっていながら、大竹しのぶにとられてしまうという全く同じ役どころを演じているのです。

当時、明石家さんまと大竹しのぶは話題の2人だった。それらの作品で一気に距離が縮まり結婚にたどりついたともいわれています。

その当時の話を、池上季実子と岩崎宏美がしているのです。

岩崎 『男女7人夏物語』(TBS)のときもヒットの予感があった?
池上 ええ。主演の明石家さんまさんにも伝えたわ。「これは行くよ!」って。彼は「何を言うとるんですか」と信じなかったけど。
岩崎 私も続編の『秋物語』に出演させてもらって。確かにみんな仲良しで、チームワークができていた。
池上 脚本は鎌田敏夫さん。出演者全員、本人のキャラクターと役柄が近くて、「なぜ鎌田さんは会ったこともない私たちのことが分かるの?」と不思議だった。
岩崎 私もそうだった。
池上 私の場合、プライベートな出来事まで物語と偶然一致して、怖くなるほどだった。私が演じていた千明が妹(大沢逸美)に、「ごめんね、お姉ちゃんだけ逃げてしまって」と、実家を出たことを謝るシーンがあるんだけど、当時、私自身も離婚寸前だった両親のマンションから、弟を残して出て行ったばかりだった。まさに弟に「ごめんね、お姉ちゃんだけ」と言って。
 ところで、当時、さんまさんと大竹しのぶちゃんの関係には気付いていた?
岩崎 全然。私はまったく分からなかった。
池上 私は「もしかして」と思ってたのよ。あるときなんて、しのぶちゃんの腕時計を見たら、さんまさんとおそろい。思わず、「あら、さんまさんと同じね」と言ったら、しのぶちゃんが慌てて腕を引っ込めた。「あれ、いけないこと言っちゃったかな」って感じだった(笑)。
岩崎 そうかぁ。フェリーにみんなで乗るシーンで、二人が手をつないでいたことがあったの。現場に一緒にいた私のマネージャーは「もしかすると、二人は付き合っているのでほぞ」って言ったんだけど、私は「寒かっただけなんじゃないの」で済ませちゃった。
池上 宏美らしいわね(笑)。

要するに、岩崎宏美は、劇中の荒三丸の跡取りそのものの、色恋は奥手なキャラクターそのものだったが、それでも“らしき”ことは感じられたという話です。

対談

なかなか興味深い話です。

懐かしい川崎球場での“がまんごっこ”

私個人は、『男女7人秋物語』の方が印象深いですね。

『男女7人夏物語』は、バブルドラマの印象が強いのですが、『男女7人秋物語』はそれが多少なりとも抜け、またその展開が不条理で不可解なため、逆にうすっぺらい恋愛ドラマにない陰翳を感じるのです。

『男女7人秋物語』といえば、鎌田敏夫脚本、明石家さんま&大竹しのぶによる大ヒットドラマ『男女7人夏物語』(1986年)の続編です。

成瀬巳喜男作品をモデルとした『男女7人秋物語』は、観るものに理不尽と思わせる展開と、シャカタクによるBGMで独特のドラマに仕上がりました。

あなたは『男女7人……』といえば、夏物語と秋物語のどちらをまずイメージしますか。

あらすじをさらっと書きます。

渡米した神崎桃子(大竹しのぶ)は、連絡を待つ今井良介(明石家さんま)に半年も連絡をせず。

実は帰国して同棲していた。

通勤のカーフェリーで偶然再会してそれを知った今井良介(明石家さんま)は、その後知り合った釣り船屋の娘・沖中美樹(岩崎宏美)と交際して立ち直ろうとするが、神崎桃子(大竹しのぶ)は今度は横恋慕。

しかし、今井良介(明石家さんま)も神崎桃子(大竹しのぶ)を諦めきれなかったために、結局お互いの相手を捨てて元の鞘に収まるという、なんとも理不尽極まりない身勝手なストーリー(笑)です。

人気ドラマの「続編」ですと、“二匹目のドジョウ”狙いと揶揄されてしまうものですが、視聴率は初回の23.6%から1度も下がることなく回を追うごとに上昇。最終回は、『夏物語』(31.7%)を上回る36.6%に達しました。

このドラマを知っている人は、私と違い、『夏物語』の方が良かったという方が多いような気がします。

それでも数字は「秋物語」の方が高かったんです。

予定調和でハッピーエンドさえ見ていればいいという視聴者には、なんでこんな展開にするんだ、という反発もあったかもしれません。

予定調和でハッピーエンドさえ見ていればいいという視聴者には、なんでこんな展開にするんだ、という反発もあったかもしれません。

その第1回に、「グループ交流」として、川崎球場で約束をし、出会うシーンがあります。

レフト側に男3人、ライト側に美樹と、予備校時代の友人一枝(手塚理美)とひかる(岡安由美子)の3人がいます。

男性に対して臆病だけど無関心ではない美樹が、貞九郎のお誘いに対して、遠くから眺めて、変な男だったらそのまま帰ろうとしたわけです。

女性陣がなかなか来ないと思っていたら、ライト側で双眼鏡を使って自分たちを見ていたことに気づいた男3人。「俺達を観察しようとしたのか」と高木が立ち上がる。

てっきり「馬鹿にするな」といって帰るのかと思ったら、上着を脱いで胸板の厚さを誇り始めます。

他の2人も、負けじとそれぞれ格好をつけ始め、

意図が飲み込めない女性陣は、「何あれ?」「がまんごっこかなあ」(ひかる)と訝るシーンです。

川崎球場・がまんごっこ

シャカタクの音楽が入るのですが、これがまた絶妙です。

第1回の、前半のクライマックスです。

ああ、またじっくり鑑賞干渉したくなってきました。

以上、池上季実子&岩崎宏美。彼女たちは同級生で「男女7人」の出演経験あり。そこで、明石家さんま&大竹しのぶの“本当の話”を暴露、でした。

週刊現代 2014年 4/26号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/04/11
  • メディア: 雑誌


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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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