高橋英樹さんの「断捨離」が話題です。もったいないという声もありますが、自分の意思で捨てられる人生はある意味幸福です。アクシデントで「捨てざるを得なくなる」ことも人生にはありえます。新たな仕切り直しで、見違えるような明日が開けるかもしれません。
断捨離の極意は「見ないで捨てる」
高橋英樹さんの「断捨離」が話題です。
29日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に出演。
なんと、33トンを断捨離したきっかけや極意を語ったのです。
高橋英樹さんによると、一人娘でフリーアナウンサーの高橋真麻さんが、「パパやママにとってはホントに大事な物もしれないし思い出深い物かもしれないけれども、私にとってはゴミだから」と述べたというのです。
そこで、高橋英樹さんは、
- 見ないで捨てる
- 70歳までに片付けを決意する
という極意を開陳。
「見てると思い出深い物が多いので、例えば手紙だと読み出しちゃうし、写真なんかだと見てしまうし、それに時間がかかる。ですから、すいません、この部屋全部持ってってくださいっていうふうに(業者に依頼する)。見ないで」
「友達にも言われまして。70を越えてから家を片付けるっていうのは、大変な労力なんで無理ですよと」
しかし、捨てすぎて、テレビや冷蔵庫まで処分してしまったため、改めて買う羽目になったとか。
まとめ記事です。
高橋英樹の私信、私物とかって歴史的に価値があるものも多そうな気がするので、少し心配になってしまう。
高橋英樹 33トン断捨離!極意は「見ないで捨てる」「70歳までに決意する」(デイリースポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/wp0yThMriC
— TORIAEZU (@toriaezuhaj2) January 29, 2021
高橋英樹さんには、1970年代のドラマと21世紀のテレビについてお話を伺ったことがあります。
断捨離は、たいへん子ども思いだと思いますね。
もちろん、子が「捨てないで」というならとっておくのは良いですが、残された家族は処分に困るので、自分のものは自分で処分していただきたいですね。
まとめ記事から、コメントを抜粋します。
4名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 15:52:23.32ID:7P4LBfmH0
業者からしたらお宝の山なんじゃないの13名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 15:56:00.25ID:Iy8xsScN0>>91
「私にとってはゴミだから」
こんな親不孝な娘産んだのがそもそも失敗。
ゴミも遺産も一緒に残していくんだよ。
で残されたものたちが思い出しながら捨てていくんだ。
金は銀行にいっぱいあるし。
それより自分の思いで捨てちゃって今後どうするの・・・・・
もうこれから何も手に入らないよ。億単位の金つかっても。
昔の時間は金で買えないんだ・・・・・・・15名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 15:57:14.03ID:I2z7AlO40
冷蔵庫までとか意味分からん18名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 15:58:56.27ID:WGGvWbcD0
普段使わない何年も使わない物だけ捨てれば良いんやで22名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 16:00:53.50ID:qHEHyjo80>>35
メルカリに出すとかしないんだ
高橋英樹記念館作れそう25名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 16:02:08.82ID:PAVELjoT0
親が急に亡くなって遺品整理しなきゃならなかった自分からしたら良い親!26名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 16:02:56.29ID:FMsLgKiV0
金で買えない想い出の品の方が大事だろ
捨てちゃうと2度と手に入らんよ41名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 16:10:44.24ID:qjpkhsAK0>>49>>52
まあある程度の年齢までにやれってのは真実だろね
年取るとほんと捨てられないから 精神的にも体力的にも42名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 16:11:04.46ID:HhC96Ec80
亡くなってから片付けさせられるのは嫌だから
片付けて亡くなってくれるのは有り難い51名無しさん@恐縮です2021/01/29(金) 16:15:51.68ID:Wp+Tp7iF0
芸能史にとっては損失では
ちょっと第三者の意見を聞いてから処分すれば良かったのに
みなさんは、いかがお考えですか。
まあいろいろ意見はあるでしょうが、高橋真麻さんを「親不孝」というのだけは賛成できないな。
33トンも残される子の身になって考えれば、当然の話しではないでしょうか。
それに、余生を身軽に生きる、という意味では、ご本人にとってもいいことだと思います。
老前整理は60歳過ぎにスッキリと「第二の人生」を迎える方法
老前整理という言葉をご存知ですか。
私も断捨離というほどではありませんが、古い書籍や雑誌を片付けていたところ、『週刊現代』(2014年3月1日号)の記事が面白いと思いました。
「60すぎたら、どんどん捨てなさい」というタイトル、サブタイトルは「捨ててこそ、楽しい人生が始まる」と銘打たれ、老後の楽しい人生のために「捨てる」ことをすすめています。
記事で「どんどん捨てなさい」としているのは、「親」「子供」「友人」「家」「見栄」「年賀状やお中元(仕事上の付き合い)」「カネ」「妻」などです。
生まれた時のほしのもと(親)も、その後仕事や暮らしの中で築いたり獲得したりした有形無形のものも、人生の区切りをつける時に一緒に手放しなさい。
それによって、次の人生を新たな気持でしがらみなくすっきり送ることができる、という話です。
これが、80歳過ぎてしまうと、精神的にも体力的にも捨てるのは大変になるかもしれません。
まだ、「第二の人生」を描ける60過ぎこそが、その唯一無二のチャンスというわけです。
介護が大変な親は施設を考えなさい。
お義理で年々増えている年賀状もやめなさい。
去る妻を未練たらしく追うのはやめなさい。
いいかげん子離れしなさい。
カネは残そうとせず使いきりなさい。
さて、小金を貯めて自分だけは安全なところにいたい「中流気分」のあなたにできますか。
同誌では、老前整理コンサルタントの坂岡洋子氏が老前整理をこう説明しています。
「多くのモノに埋もれていたら、身動きが取れなくなってしまう。むしろ、思い切って必要のないモノをそぎ落とすことで心が整理され、自分が本当は何をしたいのか、新しい生き方や暮らし方がおのずと見えてくるのです」(老前整理コンサルタントの坂岡洋子さん)
「私は死後、自分の存在を後世に残そうという気持ちがまったくありません。文学館はたいていのところで後の経営が大変。文学碑を作るのは自然破壊だと思う。
だから、身辺は、早くから整理し始めました。始末ってとっても体力もかかるので、元気なうちに始めなきやならないんです。そうやって整理する一方で、アフリカへ旅行に行くなど、したいことをする。もういつ死んでもいいと思えれば、かえって冒険ができます。『自由を我が手に』です。若いときと違う青春は、現実にあるんですよ」(作家の曽野綾子さん)
生きてきた証を捨てろなんてトンデモない、と思いますか。
でも、いっちゃなんですが、あなたにとって宝物であっても、他者(たとえ実子でも)にとっては二束三文だと思います。
死んでしまえば、残った誰かがそれを始末しなければなりません。
ただのゴミなんですよね、そうなると。
遺産として残せば後の人が喜ぶと思いますか。
そういう場合もあるかもしれません。
が、弊害もあるかもしれませんよ。
遺産争いが起こって、仲の良かった身内が関係を壊してしまうかもしれません。
というのが同誌の記事の趣旨です。
まとめ
私は、10年前に火災を経験。否応なく、すべての「物」を焼失しました。
でも、今も生きています。
この記事を読むあなただって、いつどんなときに人生をリセットさせられる時が来るかわかりませんよ。
「捨てる」というより、もっと強引に「失う」「捨てざるを得なくなる」ことも人生にはありえるのです。
そうなっても生きていけるような覚悟は、たとえ30代だろうが40代だろうが、持っておかれたほうがいいと思いますし、そうなったとしても、それもまた人生なのです。
それに比べれば、断捨離は、自分の意志で自分のものを捨てられるのです。
そんなに悲しいことでもないでしょう。
断捨離、老前整理で、人生思い切った仕切り直しができ、見違えるような明日が開けるかもしれません。
以上、高橋英樹さんの「断捨離」が話題です。もったいないという声もありますが、自分の意思で捨てられる人生はある意味幸福です、でした。
コメント