メグミルクはどうして安いのか?

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メグミルク
メグミルクについて書く。前回も書いた「まいばすけっと」の目玉商品について、その続編だ。トップバリューではないが、メグミルク500mlが98円。同じ量でも明治乳業のものが148円。どちらも成分無調整の「超高温殺菌法(UHT)」牛乳である。素朴な疑問として、どうして安いのだろうと一消費者として思う。

先日は、まいばすけっとの「ポストニック」(サンガリア)について書いた。

「ポストニック」(サンガリア)

メグミルクというのは、もともとのメグミルク(日本ミルクコミュニティ)と、雪印乳業が2009年に経営統合した会社ということと、2000年に雪印乳業が食中毒事件を起こしたということぐらいしか知識がないのだが、メグミルクが50円も安いのは、そのへんと関係があるのだろうか。

日本ミルクコミュニティにお尋ねしたところ、
「お客様相談センター」より、以下の回答を頂いた。


二つの事が考えられます。
一つは、牛乳メーカーの牛乳は二極化が進み、普通の無調整牛乳と味の
管理にこだわって製造した牛乳に分かれています。他社はこの二つの牛乳
の値段を変えて販売していますが、メグミルク牛乳は差別化しても普通の牛乳
と同じ値段で販売しています。

二点目は、大手乳業メーカーの中でメグミルクは問屋等の卸店を通さず、直接、
小売店と取引することが多いので、これが値段を下げる原因になると考えます。


原材料のコストが違っていたり、製造工程でコストを下げたりといったことではないようだ。

だとすると、牛乳を買うならメグミルクを買った方が得ということになるが。

まあ、商品の選択は、企業イメージとか店との付き合いなどで
買っている人もいるので、安い方がいい、という単純なものではないのだろう。
そのへんは価値の問題ということか。

筆者は、べつにしがらみのない普通の消費者なので
安い方がいいけどね。

コメント

石爺 :

雪印メグミルクの過去を知ると店頭で手にとることは正直できません.
2011年3月21日 11:10
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時は流れ、メグミルクというブランド自体が消えつつある。

この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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