岡田准一主演で、ドラマ『白い巨塔』を2019年5夜連続放送するとテレビ朝日が発表して話題になっています。岡田准一は、「やるからには財前五郎を味わい尽くす」と意気込んでいますが、懐疑的な点もいくつかありネットでは喧々諤々です。
まず、60年前の医学の話を、現代でリメイクということについて疑問符が付けられています。
原作は、胃の噴門部CTを事前に撮らなかったから、食道への転移を見逃したというストーリーでした。
しかしこれは、今の医療ではありえない話と医療従事者でなくてもわかります。
もとより、胃がんはピロリ菌が原因で、早期なら治るがんとして認識も定着してきたので、根本的にストーリーを作り直さなければならず、そうなると最後は財前五郎が胃がんで死ぬ『白い巨塔』の意味がなくなってしまいます。
今回のドラマ化に当たっては、目覚ましい進歩、変化を遂げる現代の医療・医学界を舞台に、人間ドラマを描いていくそうですが、そこまでして『白い巨塔』を原作とする必要があるのか。
だったら、最初から現代の医学をリアルに反映したオリジナルストーリーを作ったほうがいいのではないでしょうか。
岡田准一の体格で威圧感を表現できるのか
2つ目の問題は、岡田准一の資質です。
公称169センチは、『SP』のときも、威圧感がないと問題になりました。
唐沢版『白い巨塔』では、財前五郎が唐沢で、唐沢より背の高い江口洋介が里見脩二役でした。
これは、ストーリーに合っていませんでした。
財前五郎には威圧感があり、里見脩二は真面目でひ弱なのです。
唐沢財前が、江口里見を見上げて話をしているシーンを見て、嫌になってしまいました。
岡田准一は、決して体で威圧感を表現できる俳優ではないようにおもいます。
威圧感のない財前を模索しているのかもしれませんが……。
岡田准一の『白い巨塔』財前五郎起用には、ネットでもこんな意見があります。
>ちんちくりんやめろ(´・ω・`)
>リアル医師は低身長でもいい。
>だが、ドラマや映画では「存在感」を示さないといけないから
>大柄のほうがいいなぁ。
>写真見たけどスタイルいまいちだな・・
>(原作者は財前の体格にこだわっていたので)原作者死んだから許されたキャスティングだな
>ビブリアの剛力や黒木もそうだが
>なぜ真逆のイメージの奴を使うんだ?
>岡田別に嫌いじゃないが、これは違うだろ
物議を醸していることは間違いありません。
以上、岡田准一主演でドラマ『白い巨塔』を2019年5夜連続放送するとテレビ朝日が発表するも体格などイメージの違いが話題に、についてでした。
冒頭の画像転載元
https://dorama9.com/2018/10/18/shiroikyotou2019-cast-story/
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