人はなぜラーメン二郎を食べるのか? ラーメン二郎に多くの客が並ぶのはどうしてなのかが話題になっています。好みはいろいろありますが、濃厚豚骨醤油のデカ盛りという、ラーメン二郎の個性的な作り方が大きな議論を呼んでいるということです。
食べるとなんか「元気になる」
元記事は、『人はなぜラーメン二郎を食べるのか?美味い不味いが理由じゃなかった』という堀井憲一郎氏のコラムです。
これが、Web掲示板で話題になっているのです。
すでに1000近いシェアが、Facebookについています。
「二郎好きである“ジロリアン”の端っこのほうには入る」筆者によると、「ラーメン二郎は、うまい・まずいと関係のない地平に立っている」「ラーメン二郎を食べると、生きてるなあ、という感覚がみなぎってくる」「元気になるために食事をするのだ、というメッセージを受け取ってしまう」といいます。
つまり、「うまい」と思って食べるのではなく、食べるとなんか「元気になる」というのです。
Web掲示板でも様々な議論
それに対して、Web掲示板のコメント欄は、次のような意見が書き込まれています。
>俺は美味いから食う
>高校2年生が書いたような文章
>男だったら、人間だったら、死ぬまでに一度は二郎を食べて欲しい。おなかを壊して二度と食べたくなくなるか、おなかを壊すけど、暫くすると無性に食べたくなって、病みつきになるか、二つに一つ。人生は一度きり、試さずに死んでしまったら勿体ない。さあ、明日にでも二郎に行こう。
>美味いには、味で感じる物と満腹感で感じる物がある 美食家(笑)には分からないと思うが
>マジレスすると、化学調味料の禁断症状で並んでるんだよ。小さいスプーンで数杯ドンブリに入れるあの白い粉が犯人さ。
>美味いだろ
少なめにしてでも行ってるわ 豚肉の出汁を主体にしたラーメンが他に存在せず ここでしか食えない味だからな
>意外と美味くてびっくりした。(笑)
>食ってる感が好き 肉の肉感が好きなのと同じかな
「美味しい」という人と、美味しいというより「食べごたえがいい」という人がいることがわかります。
ラーメン二郎とはなんだ
ラーメン二郎といえば、デカ盛りの元祖といわれています。
濃厚豚骨醤油のデカ盛りという、ラーメン二郎の個性的な作り方に触発され、ボリュームを増やす豚骨系ラーメン店が近年増えてきました。
それら「類似店」は「二郎インスパイア」などと呼ばれています。
野郎ラーメンなどがその代表的なお店です。
ラーメン関連の記事では、デカ盛りの是非や、ラーメン二郎と今回の野郎ラーメンの比較などが行われるほど、今やラーメン界の中核にある文化とも言えます。
ラーメン二郎の始まりは?
ラーメン二郎はそもそもどうやって始まったのか。
ラーメン二郎は1968年に創業。
慶應義塾大学三田キャンパスのすぐ近くで、いつも行列ができているラーメン二郎東京慶大前三田本店がその始まりです。
デカ盛りといわれる、器にとって極端に多いラーメンが特徴です。
もっとも、盛り上がっているのは主にもやしです。
体育会系の学生に、安くてたくさん食べさせたいというところか始まったと言われています。
ラーメン二郎については、「野菜が多くていい」「腹いっぱい食べることが出来る」という支持派と、比較的大雑把な作り方に対して「そんなものは家畜の餌だ、ラーメンとはいえない」という否定派がはっきりと分かれています。
ラーメン二郎と家系ラーメンの違い
野菜を山型に盛り付けたデカ盛りのレイアウトといえば、ラーメン二郎(&インスパイア系)と、いわゆる家系ラーメンが双璧です。
家系ラーメンは1974年に誕生。
横浜南部の肉体労働者に合うよう、あっさりした東京の醤油ラーメンに、こってりした博多の豚骨味を加えたものが始まりです。
「家系」という言い方は、「吉村家」ほか系列店も「家」がつく店舗だったのでそう呼ばれるようになりました。が、ラーメンの定義ではなく、また商標もとったわけではありません。
そのため、家系ラーメンは、元祖の吉村家から派生している家系だけでなく、同じように「家系」を名乗りながら、たとえばより豚骨の強い「壱系」という別潮流もあります。
「壱系」に入って、「家系」で食べたと思っている人も多いかもしれません。
どちらも、豚骨スープとのりとほうれん草のラーメンです。
豚骨ラーメンは賛否ありますが、最近ではコラーゲンやミネラルが含まれることが評価されています。
侮れませんよ。
ラーメン二郎、野郎ラーメンなど次郎インスパイア系、家系ラーメン
みなさんのお好みはいかがですか。
以上、人はなぜラーメン二郎を食べるのか?濃厚豚骨醤油のデカ盛りというラーメン二郎の個性的な作り方に2つの真相が読める、でした。
画像転載元
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