中華そばさとう(大田区羽田)は今日(1月3日)も開いています。お正月ということで、穴守稲荷神社に参拝される方もおられると思いますが、穴守稲荷と言えば何と言っても中華そばさとうです。琥珀色のスープは豚骨ブームの昨今のラーメンとは一味違います。
中華そばさとうはシンプルな昭和の佇まい
搭乗を遅らせるほど食べてみたい中華そば
中華そばさとうといえば、ネットでは有名なお店です。
羽田空港の途中である穴守稲荷駅近くにあるため、午前中の飛行機に乗る予定の人が、午後に遅らせても寄って食べるとも言われています。
搭乗を遅らせる中華そば、味わってみたいと思いませんか。
羽田空港行きのバス通り沿いに昭和な佇まい
中華そばさとうは、京急羽田空港線穴守稲荷駅が最寄りです。
京急羽田空港線穴守稲荷駅は鳥居を通ります。
駅の出口には鳥居があるのは、さすが穴守稲荷神社の名を命名しただけのことはあります。
そして、駅前商店街は穴守ふれあい通り。
駅から出て向かって右、つまり南側を商店街が終わるまで進むとバス通りに出ます。
そのバス通りを右折して少し進むと、中華そばさとうに到着。
バスを途中下車してもいいということですね。
注文して先払いがルール
中華そばさとうは、地味な店構えですが、味で勝負です。
注文して先払いが同店のルールです。
メニューは、中華そばが盛りによって中、大、特。
のせものは玉子、メンマ、チャーシュー。
カレーライス、半カレーライスです。
つまり、主たるメニューは、中華そばとカレーライスだけ。
その都度作るのは中華そばのみという専門店です。
中華そば
中華そばさとうの中華そばです。
シンプルです。ごてごてしていません。
それはすなわち、麺とスープという基本で勝負できるということです。
清湯系の琥珀色スープ。
きちんと煮干しと鶏ガラで出汁をとり、甘く濃厚な味に醤油と塩がメリハリをつけています。
麺は、ストレートと言うほどピンとはしていませんが、完全に縮れているわけではない、まさに昭和の中華そばの麺です。
厚めのチャーシューが1枚入っています。
ただし、スープの清らかさを邪魔しないよう、いい具合に油が抜けており、一方適度に塩と醤油の味が染み込んでいます。
メンマは、やはりたまり醤油につけた味がついていますが、細く刻まれています。
中華そばさとうの中華そば。
とにかく、スープの心地よさといったらありません。
もう一口、もう一口と思っているうちに、全部飲み干してしまいました。
なるほど、麺とスープだけで勝負できる中華そばです。
昨今、豚骨系のラーメンが進出して主流になっていますが、こういうあっさりしているけどコクが深い中華そばもいいのではないでしょうか。
中華そばさとう、まとめ
中華そばさとうは、調味料や具で強烈な味をつけて、「なんとなくおいしい」ようにしているわけではなく、ごまかしのきかない麺とスープのシンプルさで、それでもおいしいと思わせる本格派です。
こうしたお店はなかなかあるものではないので、たしかに搭乗を遅らせても、手抜きしない丁寧な味作りは口にすることをおすすめします。
中華そばさとう、いかがですか。
以上、中華そばさとう(大田区羽田)の煮干しと鶏ガラで出汁をとる甘く濃厚な味の中華そばは搭乗を遅らせてでも寄りたい店、でした。
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