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めざましたまご(アキタ)の真実


めざましたまご(アキタ)というブランドの鶏卵がある。ビタミンK2とビタミンDが普通の鶏卵よりも多いという商品だ。最近の鶏卵は、ただニワトリに産ませるだけでなく、より多くの栄養素を含むものを工夫して産ませている。健康食品としての鶏卵であることはいいのだが、それによって食品としての安全性が保たれているのかは確認しておきたいとこである。

このサイトでは、かつて、「鶏卵と木酢液」というタイトルの記事を書いた。

木酢液は、炭焼きの煙を冷却してできる弱酸性の液体である。これを鶏卵用のニワトリに使うことがある。

たとえば、ニワトリに木酢液を飼料に混ぜることで、卵の生臭さを抑えたり、鶏卵の栄養素が変わったりするというのだ。

しかし、千葉大学教授の本山直樹氏(農薬毒性学)らの研究によれば、各種市販および自家製木酢液・竹酢液7種類について調べたところ、7種類中5種類に変異原性が認められたと報告されている。

【気になるところ】
ブランド鶏卵を産ませる際、餌の添加物として使われることが多い木酢液は使われているのか。

【回答】
品質管理室より回答を頂く。

いつもご購入頂いています「めざましたまご」には、ビタミンK2とビタミンDを飼料に特別に混ぜております。ビタミンK2とビタミンDを強化した餌を鶏が食べることによって、鶏卵にそれらが移行します。天然に存

在するビタミンKには緑黄色野菜・海草類などに多く含まれるK1と、卵や納豆などに多く含まれるK2の2種類があります。

ビタミンを強化することにより「めざましたまご」は ビタミンK2が50μg/100g、ビタミンDが5μg/100g含まれます。

一般の卵は5訂増補日本食品標準成分表では、ビタミンKは13μg/100g、ビタミンDは1.8μg/100gです。

弊社では年に1回、卵の分析試験をしており、ラベルの表示通りのビタミンが含まれていることを確認しております。

ちなみに直近では、平成21年11月に日本食品分析センターで検査しており、ビタミンK2は56μg/100g、ビタミンDは6.3μg/100gという結果がでています。

私共の飼料には木酢液は含まれていませんが、同様の効果をもつ竹酢が飼料に含まれております。竹酢は卵の生臭さを抑え、腸内細菌の活動をコントロールする働きがあります。

木酢液ではなく竹酢液を使っているとのことだった。

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