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東日本大震災、今度は原発の放射線問題


東日本大震災は、地震、津波に続いて、福島第1原発が電源の故障により放射能漏れ問題が生じている。原子炉内のコントロールができなくなったことで、1号機から4号機までがトラブル。海水を注入して炉心を冷却する作業などを実施したが、それは電源機能の回復を難しくしてしまうと危惧する識者もおり、予断を許さない状態にある。

私たちは推移を見守るしかないが、すでにパニックが始まっている。現時点で放射性物質により測定値が上がり、風に乗って250キロ圏内まで放射性物質が検出されている。

そのため、ドラッグストアではマスクが完売。風邪や花粉症など、本来必要な人に行き届かなくなっている。

冒頭に書いたように、原発の状態は予断を許さないが、こと現時点での放射能濃度に限れば、マスクをつけなければならないような地域は限られているはずである。

買い占め、買いあさりの弊害は、米やパンだけではなく、ガソリンやマスク、さらにはティッシュやトイレットペーパー、ミネラルウォーターにまで及んでいる。

事故が進行中の時に「備蓄」というのはまさに不謹慎な話だが、そもそもいくら買い込んだところで、たとえば地震が来たら、そんなものは瓦礫の下敷きになり持ち出せるわけではない。

「死の灰」が覆ったらそもそもそこには住めない。

そんな状況の中で、「備蓄」をすることは、はた迷惑なだけでなく、その人にとっても無意味だろう。

放射能の数値については、筆者は観測値サイト、そして風向きは「環境省花粉観測システム」を参考にすることにしている。

環境省花粉観測システム(はなこさん)

全国の放射能濃度一覧

よろしければ、ご参考にされたい。

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