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「朝ドラ受け」が最近トレンドになっているが電波の二重売りの批判もあり番宣をしなかった石立鉄男が評価されている件

「朝ドラ受け」あるいは「ドラマ受け」という言葉が最近トレンドキーワードになっているそうですね。NHK『あさイチ』の冒頭で出演者が、ひとときドラマについて語り合うというのが知られていますが、電波の二重売りとの批判も少なくなくありません。

そこで、自分のドラマを番組外で話さなかった石立鉄男が改めて評価されています。

たとえば、博多華丸大吉が23日、NHKの番組である『あさイチ』で、テレビ東京系人気番組の『緊急SOS 池の水ぜんぶ抜く大作戦』を思わせるコメントを発し、スタジオの笑いを誘ったのです。

すでに、朝ドラ受けは、最近では恒例となりつつあるようです。

それなりにウケる面もあるので、天下のNHKも行っているのでしょう。

しかし、「その番組を観よう」としたら、いきなり冒頭から「その前番組」ましてや他局の話などされたらどうでしょう。

自局の宣伝したければ広告費を使うべきものを、受信料で見せている番組で、さらに自分たちの番組の宣伝をするというのは電波の二重売りです。

他局ならなおのこと余計ですね。

NHKを見ているのに、なんでテレ東の池の水を抜く番組の話題を聞かされなければならないんだと思いますもんね。

そもそも、他人の褌で相撲を取るようなものじゃないですか。

他局の宣伝なんて、風が吹けば……、ではないですが、めぐりめぐって自分のところにメリットが有る「まわり兄弟」ならぬ「まわり宣伝」なんでしょうね。

いずれにしても、その番組を観てない人はちんぷんかんぷんですし、あるいはその番組が嫌いな人は、嫌いだから見なかったのに、なんで他の番組でまたそんな話を聞かされるんだ、ということになります。

さらに、あの「観た人間だけが共有する時間・空間」を強制されている気分にもなります。

石立鉄男は偉大だった

しかしそうしてみると、石立鉄男というのはすごい俳優でしたね。

石立鉄男は、ドラマ以外に番宣につながる番組や読み物(インタビューなど)には一切出ませんでした。

ドラマだけしか出ないことで、そのドラマのイメージをくずさずにいてくれたし、他の番組の視聴者に自分のドラマを押し付けることはしなかったわけですから。

石立鉄男が『徹子の部屋』などトーク番組に出るようになったのは、撮影所に来ないから藤竜也に殴られてドラマを途中降板して以来みんな怖がって使わず、レギュラーが消えてからでした。

なにかでマスコミともめて、週刊誌に、都合のいいときだけマスコミを利用するなと言われて、だったらドラマ以外は出ないというようなやりとりがあったときいたことがあります。

その番組のことは、その番組で完結する、というのは、テレビメディアの約束事にしていただきたいですね。

以上、「朝ドラ受け」が最近トレンドになっているが電波の二重売りの批判もあり番宣をしなかった石立鉄男が評価されている件、でした。


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