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ハーリー・レイスとリック・フレアーといえば1980年代のNWAを争った関係だがレスラーとしてはレイスの方が男らしい

ハーリー・レイスとリック・フレアーといえば、1980年代のNWA世界ヘビー級選手権を争った関係です。しかし、レスラーとしての風格ではハーリー・レイスの方が格上らしく、NWAチャンピオンのリックフレアーの方が乱入するシーンすらありました。

まず、この動画をご覧ください。

ハーリー・レイスが、タイトルを奪取したか、防衛したかで、ベルトを右肩にかけてインタビューを受けています。

そこで、ハーリー・レイスの話が盛り上がってくると、なんとリック・フレアーが乱入してくるという展開です。

この頃は、ハーリー・レイスとリック・フレアーでNWA世界ヘビー級選手権を取ったりとられたりしていましたが、動画のハーリー・レイスのベルトはNWA世界ヘビー級選手権ではないですね。

ミズーリ州ヘビー級選手権ではないかと思われます。

ということは、NWA世界ヘビー級選手権者はリック・フレアーだったんでしょうね。

にもかかわらず、リック・フレアーのほうが挑発されてリングに乗り込んでくるというのは面白いですね。

ベルトは、NWA世界ヘビー級選手権の方が格上のはずなのに、ローカルチャンピオンに世界チャンピオンが突っかかるという、NWA本部としてはちょっと複雑な、でもまあレイスだから仕方ないか、といった趣きです。

本当は、各地区のチャンピオンにNWA世界ヘビー級チャンピオンが胸を貸すはずですが、もしかしたら、ミズーリ州ヘビー級選手権に限って言えば、巡回チャンピオンのNWA世界ヘビー級選手権よりも格上だったのかもしれません。

そして、この動画のコメント欄がすごいですね。

70年代~80年代のアメリカンテリトリープロレスを愛するアメリカ人と思われますが、

「レイスこそ、男の中の男だ」
「史上最もタフなレスラーだ」
「これこそプロレスの黄金時代だ」
「ヴィンス・マクマホンのおかげでプロレスはサーカスゲームになってしまった」

など、「ハーリー・レイス絶賛」に満ちています。

プロレスラーとしてだけでなく、「最高の男だ」というコメントです。

翻って、この頃の日本のプロレスメディアやファンの間では、ハーリー・レイスの存在は、それほど有難がられてはいなかったように記憶しています。

今でこそ、ジャイアント馬場との試合は、ニコ動のコメントやWeb掲示板では、「様式美」などといわれますが、当時そのような評価だったかというと、決してそうではありません。

まあ、アントニオ猪木が口撃で、あんな試合ならプロレスラーは誰でもできるというようなことをいっていたので、日本のファンはみんなそう思っていたのかもしれませんが。

「男らしい」は差別でしたかな?

余談ですが、コメントにある「男の中の男だ」という表現は、今なら「差別だ!」と言われかねません。

しかし、ジェンダーフリーというのは、性的役割分担の否定を超えて、母性の保護ではなく母性の否定にまで突き抜けているので、私が考える男女の平等とか同権とかいうのは根本的に違いますね。

均等法ができたとき、女性の生理休暇も認めず男と同じ成果を挙げたら認めてやるというもので批判されましたが、性差を否定してしまうということはそういうことですから。

そういえば、結城アンナが「私作る人」といったら、佐藤祐介が「ボク食べる人」というインスタントラーメンのCMも差別だと騒がれてつぶされたことがありましたね。

「私作る人、ボク食べる人」放送禁止CMを思い出す: 戦後史の激動
1975年10月27日は、ハウスのインスタントラーメン「シャンメン」のCMが放送中止になった日だそうです。「性別役割分業をより定着させる」という抗議の前に自主規制しましたが、「性別役割分業」を本気で克服したいなら、もっとほかにすべきことがあるようにも思います。

あのクレーム自体はつまらんと思いましたが、CMのコピーが失敗なのも確かだと思いました。

だって、手軽に作って食べられるのがインスタントラーメンの良さであり、「食べる人」以外に「作る人」が必要なのかよ、と思わせてしまいますから。

それはともかくとして、「男らしい」「女らしい」という表現を使ってもいい場面はあると思います。

画像転載元
https://middle-edge.jp/articles/ODnJi

以上、ハーリー・レイスとリック・フレアーといえば1980年代のNWAを争った関係でだがレスラーとしてはレイスの方が男らしい、でした


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