前澤友作社長の「みんな助けて…」ツイートが話題になっています。フォロワー数100万人達成を年内の目標に定めていたが、残り2カ月と少しでの達成はなかなか難しい状況のため、「このペースだと…みんな助けて…。」と呼びかけたのです。
具体的な数字は、19日午後5時時点では46万1000人超。
例によって、ネットでは反発の餌食となっています。
>zozoも倒産するだろ。別に悪いことは全くしてないけど、調子に乗りすぎた。社員がかわいそうだ
>あんだけユーザーに喧嘩売りながら助けてって。意味がわからん
>そんなレベルでよく事業に成功したな本末転倒、無意味な願いで有ることに気がついてない？もし、その考え方が事業の考え方と同じなら、先は短い。
実に辛辣ですね。
たしかに、前澤友作社長が自分で勝手に作った目標なのに、助けを求めるとは。
なるほど前澤友作社長は調子に乗りすぎだなという感じもします。
でも、フォロワーなんてお金で買えるものですから、お金持ちの前澤友作社長が、100万という数字だけなら助けて貰う必要などあるはずがありません。
つまり、前澤友作社長は、きっと今回も本気ではなく読む人をくすぐっているのでしょう。
炎上というほどではなくても、「一言返したくなるような発信」というのは、ブログやSNSを繁盛させるコツで、その点、セオリー通りにやっているんでしょうね。
前澤友作社長はしてやったりとおもってるでしょう。
キーワードはやはり炎上商法か
ところで、フォロワー100万という数字には、どんな意味があるのでしょう。
たとえば、武井壮は139万フォロワー
宇多田ヒカルの場合は290万以上のフォロワー。
堀江貴文氏は323万です。
堀江貴文氏は、良くも悪くも常に注目されるツイートをしていますね。
たとえば7月14日では、こうツイートしていました。
「新幹線グリーン車なう。前の席のクソ野郎がおれが寛いでいるのにもかかわらず一々「席を倒していいですか？」とか聞いてきやがる。ウゼェ。勝手に倒せや。そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ」
「席を倒していいですか？」と尋ねただけで、「クソ野郎」とか「ボケ」とか切れる必要があるのでしょうか。
しかし、冒頭に、「新幹線グリーン車なう」と、若者のような言葉を入れているあたり、「完全にキレている」わけではないんですね。
忘れられないよう折に触れて、罵倒風なツイートをして、炎上話題狙いというパターンなのかもしれません。
もちろん、全部がそうとは言えませんし、少なくとも個人的には、派遣事業主批判はもっともだと思いました。
ツイートのタイミングも大切
では、ツイッターのフォロワーというのは、どうやってふえていくのでしょうか。
抽象的かもしれませんが、本人のもともと持っている数字（人気）に加えて、ネット、もしくはリアルで「何か」をしたかどうかが、偶然の要素も含めて数字に反映する、ということではないでしょうか。
たとえば、10年以上の下積み期間を持ち、2017年にやっと『紅白』初出場を果たした演歌歌手・丘みどりのツイッターフォロワーがこの今月やっと1万2000弱。
『紅白』そのものの価値もかわっていますが、『紅白』に出た、というだけで不特定多数のユーザーがフォローはなかなかしてくれないんですね。
もちろん、実績として『紅白』は大切ですが、それにくわえてネット、もしくはリアルでニュースバリューのある「何か」をしないと。
宇多田ヒカルはフォローしていないし、普段気にもしていないので具体的にはわかりませんが、まずセールスで数字を出してマスコミが持ち上げてとてつもなく存在感があります。
そこからさらに、母親がああいう死に方したり、本人も離婚したり病気になったり再婚したり出産したりしましたが、それらに対してその都度本人はツイートしています。
それ以外にも社会的な話題にもコメントしていて、それが「面白い」こともあると思います。
ネットでウケるのは、「面白い」「役に立つ」「エロ」といわれますが、「面白い」というのは、テレビとは違った一面を見せたり、世間で意見が対立したり多様化したりしていることにいっちょかみしたりすることです。
いくら有名人でも、ただ「○○を食べた」「どこそこに行って面白かった」という日記ツイートだけではコアなファンが喜ぶだけですからね。
有名人は、ツイッターのフォロワーも人気のバロメーターのように扱われつつあり、プロフィールに「フォロワー○○名」と記載されることもめずらしくないため、多くのフォロワーがいる人は、スタッフを雇ってでも、フォロワーを増やす作業も行っていると思います。
ひし美ゆり子さんは、ひとつはウルトラセブン時代のファン、もうひとつは（たぶん）ネットに拡散されているヌードを見てファンになった人、さらに、ひし美さん自身が定期的にツイートされていて、それでも数字を少しずつですが増やしていますね。
そこにはたんなる「ひし美ゆり子の近況」だけでなく、べつの○○という女優と会ったとか、トークショーしたとか、芸能情報としての価値があります。
もうアンヌ隊員関連の仕事は引退されるそうですが、ツイッターアカウントは続けないともったいないですね。
以上、前澤友作社長のツイートが相変わらず炎上狙いの疑いがあるがそもそもフォロワーはどう増やしていかなる価値があるのか、でした。
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