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ポリコーン(坂金製菓)はジャイアントコーンというトウモロコシを膨張させイソマルトオリゴ糖の甘く軽い味がついたお菓子

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ポリコーン(坂金製菓)はジャイアントコーンというトウモロコシを膨張させイソマルトオリゴ糖の甘く軽い味がついたお菓子

ポリコーン(坂金製菓)はジャイアントコーンというトウモロコシを膨張させイソマルトオリゴ糖の甘く軽い味がついたお菓子です。2013年に広島市中央公園で開催された第26回全国菓子大博覧会で農林水産大臣賞を受賞していっそう注目されています。

これがポリコーンだ

ポリコーン(坂金製菓)はジャイアントコーンを減圧して急激に膨張させたものに、イソマルトオリゴ糖の甘く軽い味をつけています。

パッケージ

ポリコーンの外袋は、上がトウモロコシを連想する黄色、下が透明になって中身が見えています。

ポリコーンのパッケージ

その黄色部分をバックに、無着色 ポリコーン ほんのり甘い との記載があります。

透明部分は、ポリコーンを小皿にあけている画像が中央にレイアウトされ、その上に「オリゴ糖入り」、さらにその上には「朝食・おやつなどに手軽でおいしい!」と解説されています。

そして下段には、『第26回全国菓子大博覧会農林水産大臣賞受賞』と記載されています。

全国菓子大博覧会

全国菓子大博覧会(全菓博)とは、約5年に1度開かれる和お菓子の博覧会、和菓子のオリンピックともいわれています。

賞に応じた出品料を納めた作品・商品には、最高賞である名誉総裁賞・内閣総理大臣賞・農林水産大臣賞などが贈られるそうです。

第26回全国菓子大博覧会は、2013年に広島市中央公園で開催され、80万7000人(Wikiより)が参加したそうです。

ポリコーンのお味

ポリコーンは、人工的な添加物がなく、素朴なジャイアントコーンの食感とオリゴ糖の甘みがもう一粒、もう一粒という気持ちになります。

ポリコーン

ポップコーンほどサクサク感はないのですが、それだけ実がつまっているということがいえます。

砂糖とも一味違甘さが独特の魅力です。

イソマルトオリゴ糖とはなんだ

ポリコーン(坂金製菓)は、オリゴ糖入りが特徴です。

オリゴ糖は昨今、ビフィズス菌・乳酸菌などの栄養源となることで腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるとされ、健康食品としても注目されています。

オリゴ糖には種類がありますが、ポリコーン(坂金製菓)はイソマルトオリゴ糖を使っています。

糖質は、ブドウ糖や果糖などの単糖類、デンプンやセルロースなどの多糖類などがありますが、オリゴ糖は単糖類が複数結合して構成された、単糖類と多糖類の中間的な存在です。

単糖2糖オリゴ糖(3~10糖)多糖(10糖以上)
グルコース(ブドウ糖)スクロース(ショ糖)イソマルオリゴ糖(IMO)デンプン
フルクトース(果糖)ラクトース(乳糖)フラクオリゴ糖(FOS)セルロース
ガラクトースマルトース(麦芽糖)ガラクトオリゴ糖(GOS)
キシロースラクツロース(ミルクオリゴ糖)キシロオリゴ糖(XOS)
トレハロース

単糖類はすぐに消化吸収されるので、血糖値を急上昇させます。

が、単糖類が複数結合して構成されたオリゴ糖は、分解するための酵素を私たちは持っていないのです。

そのため、オリゴ糖は胃や小腸・など分解されず、大腸まで届けられます。

オリゴ糖は主に、乳糖・砂糖・デンプンと酵素の働きで生まれるものと、大豆・綿実殻・てんさいからつくられる2種類にわけられます。

オリゴ糖に、砂糖を原料とするフラクトオリゴ糖、乳糖を原料とするガラクトオリゴ糖、デンプンを原料とするイソマルトオリゴ糖、砂糖と乳糖を原料とする乳糖果糖オリゴ糖などがあります。

そして、原料の組み合わせによって、さまざまな種類のものがつくられています。

イソマルトオリゴ糖は熱に強く特有の甘みがあり、清酒、みりん、味噌、醤油などの発酵食品や、蜂蜜などに天然成分として含まれています。

ポリコーンとホップコーンの違い

ポリコーンというと、ポップコーンとどう違うのかが気になります。

ポリコーン

ポップコーンは、ポップ種(爆裂種)という、小粒で種皮が固いトウモロコシを乾燥させた粒を、油やバターをひいたフライパンなどで数分間炒り続けてスポンジ状に膨張したものです。

塩やしょうゆ、バターなどで味をつけます。

ポリコーンは、ペルー中南部ウルバンバ地方3000mの高地のごく限られた地域でのみ栽培され、一粒の大きさ(直径)が2cmくらいあるジャイアントコーンを、圧力窯や穀類膨張機で加熱。減圧を利用して急激に膨張させて糖分をかけ乾燥させたものです。

坂金製菓のポリコーンは、すでにご紹介しているようにイソマルトオリゴ糖を使っています。

いわゆるポン菓子の、とうもろこし版がポリコーンといわれています。

栄養成分と原材料

ポリコーン(坂金製菓)の栄養成分は、100gあたり、熱量408kcal、たんぱく質5.3g、脂質4.2g、炭水化物87.3g、ナトリウム319mgです。

ポリコーン(坂金製菓)の栄養成分

ポリコーン(坂金製菓)の原材料は、とうもろこし(遺伝子組み換えでない)、砂糖、水飴、植物油脂、食塩、イソマルトオリゴ糖シロップ、重曹などとなっています。

ポリコーン(坂金製菓)の原材料

ポリコーンといえば坂金製菓

ポリコーンを製造しているのは坂金製菓です。

坂金製菓は、愛知の流通菓子を代表する老舗です。

ポリコーンは、今回のスタンダードなポリコーンのほか、ヘルシーポリコーン、メープルポリコーン、キャラメルポリコーンなどを販売しています。

ポリコーンの他には、芋かりんとう、国産米のこめおこし、ヘルシーむぎスナック、昔ながらのこめはぜ、カフェラテポップコーンなどを販売しています。

ポン菓子のオーソリティですね。

ポリコーンのまとめ

ポリコーン(坂金製菓)は、第26回全国菓子大博覧会で農林水産大臣賞を受賞しているポップコーンと似て非なる甘く軽いトウモロコシ(ジャイアントコーン)膨張菓子です。

製造している坂金製菓は、ポリコーンやポップコーン、さらには米や麦の膨張菓子を扱う、いわゆるポン菓子のオーソリティです。

以上、ポリコーン(坂金製菓)はジャイアントコーンというトウモロコシを膨張させイソマルトオリゴ糖の甘く軽い味がついたお菓子、でした。

坂金 ポリコーン 170g×12入 - ポイポイマーケット
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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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