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無料オフィスソフト、Microsoft365 VS GoogleWorkspace。Googleドキュメントの音声入力機能とChatGPTを組み合わせて使う新機軸

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無料オフィスソフト、Microsoft365 VS GoogleWorkspace。Googleドキュメントの音声入力機能とChatGPTを組み合わせて使う新機軸

無料オフィスソフトについて書きます。オフィスソフトは、ワープロソフトや表計算ソフト、メーラーなど、ビジネスでも使うアプリケーションソフトを一つにまとめたパッケージのことを指しますが、その無償版が、Microsoft(Microsoft365)とGoogle(Workspace)から提供されています。

パソコンを、どのような用途で使うかは様々かと思いますが、多くの方は、オフィスソフトといわれる、ワープロや表計算ソフトなど、ドキュメント作成アプリケーションを何らかの用途で使われているのではないかと思います。

オフィスソフトといえば、デファクトスタンダードといえるのが、MicrosoftのMicrosoft 365。

Word(ワープロ)、EXCEL(表計算)、Outlook(メール)などのアプリケーションソフトがセットになっています。

初心者向けマシンには、今でもあらかじめインストールされているのではないでしょうか。

Microsoft 365を大きく分けると、

1.ソフトを購入してマシンにインストールするパッケージ版(Office2021)、
2.その都度最新版をダウンロードして月々使用料を支払いながら使うサブスクリプション版、
3.ブラウザで使うオンラインアプリの無料版

の3種類があります。

Windowsユーザーは、Microsoftのアカウントを取得していることが多いと思いますが、無料版はそこで提供される5GBのディスクスペースとともに利用できます。

一方、Microsoft 365のもっとも有力なオポジションとしてのオフィスアプリは、やはり有料版と無料版があるGoogle Workspaceです。

Googleドキュメント(ワープロ)、およびスプレッドシート(表計算)、Gmail(メール)などが提供されています。

無料版は、Googleのアカウントを取得すれば15GBのスペースで使えます。

Googleドキュメントの音声入力

無料版のGoogle Workspaceと、Microsoft 365(旧称:Office 365)は、それぞれ異なる特徴を持っています。

たとえば、ワープロ機能を見ますと、無料版のGoogle WorkspaceのGoogleドキュメントと、Microsoft 365の無料版のWordでは具体的にこんな違いがあります。

1.グリッド線や列の表示
……Google Docsでは、ドキュメント内にグリッド線や列を表示する機能がありません。一方、Microsoft 365の無料版Wordでは、グリッド線や列を表示することができます。
2.特定のレイアウト機能の制限
Google Docsでは、透かしの挿入、テーマの適用、ページの色の追加などの特定のレイアウト機能が制限されています。Microsoft 365の無料版Wordでは、これらの機能を利用できます。
3.高度な機能の制限
……Google Docsでは、グラフや参考文献の追加なども一部機能が制限されています。Microsoft 365の無料版Wordは、差し込み印刷などの高度な機能も使えます。

と、無料版のWordの方が圧倒的に優勢です。

しかも、企業のデータやり取りでは、やはりWordやEXCELを使う場合が多いでしょう。

ただ、私の場合は、たとえそうだとしても、いったんGoogleドキュメントでデータを作ってから、ワード形式で仕上げています。(無料版使用なら)

というのも、Wordには、パッケージやサブスク版にはあるものの無料版は搭載されていない機能に、「音声入力」があります。

いちいちキーボードで打ち込まなくても、PCに向かってダラダラ話をシたら、それがそのままテキストデータになっているのです。

Googleドキュメントを開き

Googleドキュメントを開き

[ツール]→[音声入力]を選択すると、

[ツール]→[音声入力]を選択すると、

マイクのイラストが出るのでクリック

マイクのイラストが出るのでクリック

マイクのイラストが赤くなり

マイクのイラストが赤くなり

「ラーメン」と言うと、Googleエンジンはしばし考えて

「ラーメン」と言うと、Googleエンジンはしばし考えて

「ラーメン」と入力してくれます

「ラーメン」と入力してくれます

明石の市会議員が、実際に使っているところを動画で公開しています。


この機能が、Googleドキュメントには搭載されているのです。

何がすごいかといいますと、検索エンジンのデータには、全世界のサイトのデータ(つまり語彙)が入っているわけで、音だけ聞いて頓珍漢な変換をするのではなく、日本語の「当て字の読み方」をするような難解な単語でも、ちゃんと音声認識して正しく入力してくれます。要するに、無料でもかなり高性能ということです。

ただ、音声入力は、聞き落としなどによる誤入力があったり、話し言葉だと文章としての完成度に問題があったりするなどはありえます。

今までは、その編集作業は自分で行っていたのですが、最近では、それをAIのChatGTPにさせる使い方がトレンドになりつつあります。

ChatGPTを使って文章として整理


このOGPにかかれているように、

1.まず音声入力でGoogleドキュメントに文章を入力。
2.音声入力で話し言葉になっているものを、ChatGPTを使って文章として整理する

これによって、いちいち入力しなくても、パソコンに向かって話をするだけで文章が完成するというわけです。

便利になりましたね。

さらに最近では、ネット上のAIを利用するのではなく、AI搭載Copilot+PCといって、自分のマシンでAIを使った作業が完結するものが話題になっています。

AIにも苦手なことはあり、万能ではありませんが、上手に利用したいものです。

音声入力、利用されていますか。

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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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