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横浜あんかけラーメン(生碼麺、マルハニチロ)は豚肉ときくらげにたっぷり野菜を炒めたとろみスープのあんかけラーメン

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横浜あんかけラーメン(生碼麺、マルハニチロ)は豚肉ときくらげにたっぷり野菜を炒めたとろみスープのあんかけラーメン

横浜あんかけラーメン(生碼麺、マルハニチロ)は豚肉ときくらげにたっぷりの野菜(もやし、白菜、たけのこ、にんじん、ねぎ、小松菜)を炒めたとろみスープがおいしいあんかけラーメンです。横浜を中心にサンマー麺(生碼麺)の名で人気のラーメンです。

サンマー麺の全容

横浜あんかけラーメンとサンマー麺

横浜あんかけラーメン(生碼麺、あけぼの=マルハニチロ)です。

横浜あんかけラーメン(生碼麺、あけぼの=マルハニチロ)

冷凍食品のラーメンです。

すなわち、温めればメーカーの提供する完成品を、水加減・火加減など間違えずに作ることが出来ます。

マルハニチロと、中華の名店である広東名菜『赤坂璃宮』のオーナーシェフ・譚彦彬氏との共同開発の新中華街シリーズのひとつです。

パッケージには、『横浜あんかけラーメン』とともに、『生碼麺』と記載されています。

生碼麺と書いてサンマー麺と呼びます。

サンマー麺のはじまり

サンマー麺は、もともと調理人達のまかない料理である、戦前のとろみを付けた肉そばが原形になったと言われているそうです。

かながわサンマー麺の会、公式サイトを参考にさせていただき抜粋します。

サンマー麺ってどんなラーメン?由来話☆
かながわサンマー麺の会では、 ボリュームたっぷりで栄養満点のおいしいサンマーメンを提供するお店を紹介します!

発祥は神奈川県横浜市中区の中華料理店で、およそ60余年の歴史があるといいます。

醤油味がベースのスープに、肉・もやし・白菜、そしてその時々の季節にある具などにあんをかけた簡単なものでした。

しかし、それでも当時では素ラーメンより具材のボリュームがあって美味しく、あんがかかっているので寒い季節は温まって元気が出てくることから、お店で商品化されるに至ったというのです。

いずれにしても、サンマー麺は横浜、もしくは神奈川の名物という見方がされています。

サンマー麺の語源

ネットでサンマー麺の字を調べると、生碼麺、生馬麺、三碼麺など、様々な書き方があります。

結論から書くと、諸説ありはっきりしていません。

ただ、『生=サン 馬=マー』は広東語の読み方で、ラーメン店によっては同種のメニューを『広東麺(かんとんめん)』と呼ぶこともある広東料理です。

生馬麺の生(サン)は、「新鮮でしゃきしゃきした」という意味です。

馬(マー)は、「上に載せる」と言う意味があるそうです。

「新鮮でしゃきしゃきした」具材を炒めて麺の上に載せるということになります。

「馬」と「碼」の違いについては、「馬」は「碼」の当て字だという意見もありますが、料理には「碼」という字は使わないと、かながわサンマー麺の会公式サイトでは述べています。

三碼麺と書くのは、モヤシ、豚肉、ターサイなど3種類の具材を使ったための命名という説があります。

井之頭五郎も気になったサンマー麺

『孤独のグルメSeason2』(2012年10月10日)の第1話が取り上げた『三ちゃん食堂』(川崎市中原区新丸子)では、

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メニュー一覧にサンマーメンが記載されており、

孤独のグルメSeason2

井之頭五郎さん(松重豊)が、「サンマーメンがあるのは、さすが神奈川だ」(五郎)とつぶやくシーンがあります。

井之頭五郎さん(松重豊)

今回の横浜あんかけラーメン(生碼麺)のメーカーであるマルハニチロは、サンマー麺は横浜中華街発祥と述べていますが、川崎市はお隣ですから、サンマー麺があってもいいでしょう。

惜しむらくは、『三ちゃん食堂』があまりにもメニュー豊富なため、すでにご紹介したように、井之頭五郎さんは結局サンマー麺を頼まなかったことです。

横浜あんかけラーメンを作ってみました

どう作るか

作り方は、電子レンジを使う方法と、電子レンジと鍋を使う方法がパッケージに記載されています。

今回は後者で作ってみます。

具入りスープを半解凍する

まずは電子レンジを使います。

具入りのスープを、袋を開けずに500wで約2分10秒半解凍します。

具入りのスープを半解凍

鍋に水を入れます

ここから鍋を使います。

水300ccを小さめの鍋で沸騰させます。

具入りスープを入れます

半解凍した具入りスープを入れ、かき混ぜながら沸騰させます。

具入りスープを入れ

液はねに注意しましょう。

麺を入れます

沸騰したスープに凍ったままの麺を入れ、ほぐしながら煮ます。

凍ったままの麺を入れ

強火で1分30秒、煮すぎないことです。

出来上がりです

麺はコシのある本格中華の卵麺です。

横浜あんかけラーメンできあがり

具材もフリーズドライではないので、お店で提供されるラーメンと地続きです。

栄養成分と原材料

横浜あんかけラーメン(生碼麺)の栄養成分は、エネルギー442kcal、たんぱく質14.9g、脂質11.6g、炭水化物69.4g、ナトリウム3076mg、食塩相当量7.8gです。

横浜あんかけラーメン(生碼麺)の原材料は、具入りスープが野菜(もやし、白菜、たけのこ、にんじん、小松菜、ねぎ、きぬさや)、しょうゆ、豚肉、オイスターソース、植物油脂(大豆油、なたね油、ごま油)、きくらげ、砂糖、シーズニングオイル、発酵調味料、エキス(酵母、かつお、もやし)、鶏がらスープ、食塩、ラー油、たん白加水分解物、こしょう、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、着色料(カラメル、カロチノイド)、香辛料抽出物〕、(原材料の一部に小麦、さばを含む)、麺が小麦粉、粉末状植物性たん白、鶏卵粉、還元水あめ、植物油脂(なたね油、パーム油)、食塩、卵白粉、かんすい、増粘剤(キサンタン)、焼成Ca、カロチノイド色素、(原材料の一部に大豆を含む)などとなっています。

横浜あんかけラーメン(生碼麺)のまとめ

横浜あんかけラーメン(生碼麺)は、豚肉、きくらげ、たっぷりの野菜(もやし、白菜、たけのこ、にんじん、ねぎ、小松菜)を炒めたとろみスープが、お店で提供されるものと遜色ないおいしいあんかけラーメンです。

麺はコシのある本格中華の卵麺です。

商品名が、サンマー麺ではなく横浜ラーメンなのは、「商品の名前はどの地域の人にとっても分かりやすいものである必要があったんです。そのため、サンマー麺ではありますが、あえて“あんかけラーメン”としたのです」(マルハニチロ商品開発課課長の谷和憲さん)とのこと。

あえて「サンマー麺」ではなく「横浜あんかけラーメン」にした理由は? マルハニチロに開発秘話を直撃取材! - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト
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ですから、横浜の方以外も、いかがですか。

以上、横浜あんかけラーメン(生碼麺、マルハニチロ)は豚肉ときくらげにたっぷり野菜を炒めたとろみスープのあんかけラーメン、でした。

ニチロ 横浜あんかけラーメンX12袋 冷凍食品
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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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