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選挙結果の予測を行いますがアナウンスメント効果を懸念する声も少なくないようで何よりああいう予想は当たるのでしょうか

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選挙結果の予測を行いますがアナウンスメント効果を懸念する声も少なくないようで何よりああいう予想は当たるのでしょうか

参議院選挙、どこのメディアでもああだこうだと選挙結果の予測を行いますが、アナウンスメント効果を懸念する声も少なくない。何よりああいう予想は当たるのでしょうか。プロ野球解説者の順位予想などどうでもいいですが選挙の議席予想はそうはいきません。

ゼロと議席ありでは全然違うのに

たとえば、第23回参議院議員通常選挙の選挙前日の小林吉弥氏(夕刊フジ)の予想が実際と比べてどうだったか、ちょっと晒しておきましょう。

第23回参議院議員通常選挙

同紙ではまずリードと本文にこう書かれています。

 参院選はいよいよ21日に投開票日を迎える。序盤戦から自民党優勢が伝えられる一方、生き残りをかけた野党各党の戦いは俄烈を極めている。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席の最終予測では、民主党が結党以来の大惨敗を喫し、日本維新の会やみんなの党も伸び悩んだ。苦戦する野党を尻目に高笑いが止まらないのは、自民、公明両党で、参院の安定多数に必要な.70議席を超える勢いだ。 【4面に関連記事】
 小林氏の予測では、安倍晋三首相率いる自民党の獲得議席はズバリ「64議席」。公示直後の議席予測から1議席増だが、その内訳に変化が生じているという。
 「選挙区は2人を擁立した東京と干葉でダブル当選もありえる上昇ムードだ。逆に、比例では公示直後より落ちている」
 圧勝ムードのはずの自民党が比例で伸びを欠く要因として、小林氏が挙げるのが「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」と「憲法」だ。
 「特に農業票を多く抱える北海道や東北ではTPP参加に前向きな安倍内閣を嫌い、選挙区では自民党候補に入れても比例では他党に向かう流れが強まっている。また、安倍首相が意欲を燃やす憲法改正に慎重なリベラル層の票は若干、同じ与党で、山口那津男代表の公明党に流れる傾向も出てきている」と小林氏は見る。

そして、実際の予想獲得議席ですが、自由民主党が64、公明党が11(まあここは誰でも当たる)、民主党が20、みんなの党が8(ここも当たり)、日本維新の会が6、日本共産党が5、生活の党が2、社民党が1(ここも当たり)、みどりの風1、となっています。

外れてもいい予想などに何の意味がある

まあ、完全にあてるのはむずかしいかもしれませんが、生活の党とみどりの風は、議席ゼロであり、みどりの風については参議院の議席を失ったわけだから、小さい党であっても重要なことです。

議会の大勢に影響はないかもしれませんが、ゼロと1では全然違いますからね。

そのへんを小林吉弥氏はあてることができなかったのです。

予想だから仕方ない?

いや、外れてもいい予想などに何の意味があるのでしょう。

そう思いませんか。

以上、参議院選挙、小林吉弥氏(夕刊フジ)の予想は?選挙結果の予測を行いますがアナウンスメント効果を懸念する声も少なくないようで何よりああいう予想は当たるのでしょうか、でした。

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この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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