Google Chromeというブラウザソフトの改良が話題になっています。「戻る」ボタンをクリックしても戻らせてくれない『履歴操作』を仕掛けている悪質サイト対策として改良するというのです。これによって改めてChromium OSマシンが注目されるかもです。
ユーザーにとって使いやすいブラウザになるか
履歴操作仕様に終止符を打つ
サイトをいろいろ巡回していると、たまにウェブページで「戻る」ボタンをクリックして戻りたいのに、そうできないことがあります。
これを、「history manipulation(履歴操作)」という悪質な仕様です。
なぜそのようなことをしているのか。
ユーザーにそのページへの滞在を強要しながら、広告を挿入することで利益をあげるためです。
Googleは、履歴操作仕様に終止符を打つべく、ブラウザGoogle Chromeを改良する予定というのです。
Google Chromeは「戻る」ボタンで戻れない悪質なウェブサイトを駆逐する予定https://t.co/Jwfj3zDKFQ
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) 2018年12月19日
新聞社サイトにも該当サイトがわんさか
Web掲示板では、この件についてこんなコメントがでています。
>chromeが独占することで、Google的な正義が行われるのは評価したい
>団地のURの賃貸検索サイトとか、
戻るを使うとバグって初めから検索やり直しになる設計した奴がアホだからだろうけど、こういうも規制対象にして欲しい でも、アホだからIEで動作確認しててOKにするかも
>パソコンのせいだと思っていたわ
>履歴で戻ればいいべ
>GoogleならPage Rank下げればいいんじゃね?
>ブラウザの履歴に 自社のアドレス、沢山書き込んで 戻ろうとしても 其のサイトに居続ける仕掛けしてるってこと。大手新聞系のサイトでも やってる。これ。
>右クリック禁止の意味不明なサイトもNGで
>これはGJと言わざるを得ない。
>いいね(´・ω・`)
>ニュースサイトでもまれにあるなこれ
まあ、全体としては拒絶や批判はなく、受け入れるということでしょうか。
こうしてみると、Google Chromeがブラウザで今後主導権を握る可能性が出てくるわけですが、そこで改めて光が当たりそうなのは、Chromium OSマシンです。
Chromium OSマシンは見直されるか
Chromium OSとは、Chrome Bookに搭載されている「Chrome OS」のオープンソース版です。
Chrome Bookというのは、Google Chromeをプラットホームとして、アプリケーションソフトはクラウドサービスでまかなう。
そのかわり、OSは軽量で、前世代の非力なマシンでも、また使えるようになる、というマシンです。
さらに、Chromium OSは、オープンソースですから、無料なのです。
つまり、もう使わなくなった古いマシンに、Chromium OSをインストールすることでChrome Book化され、今使っているWindowsマシンよりもサクサク動くかもしれないということです。
ということで、Chromium OSマシンのダウンロードとインストールについて見ていきましょう。
旧世代マシンでChromium OSマシンを作る
参考にした記事をご紹介します。
WindowsマシンをChromebookにする「CloudReady」の挑戦:Webブラウザをコンピュータに(前編) – TechTargetジャパン システム運用管理 https://t.co/V0UkoURZJC
— uz_tw (@uz_tw) 2018年8月23日
これによって、私は7年前に購入した、ASUSのK52F-SXP6200というノートPC(Windows7搭載)に、インストールしました。
ASUSのK52F-SXP6200は、600GBのHDDで64ビットマシン。
当時はまずまずの使い勝手でしたが、CPUがPentium Dual-Core P6200ですから、さすがに5年たつと旧世代マシンの仲間入りです。
最近は、マルウェアも入り込み、ウイルス除去ソフトを使っても取り切れないので、いっそのことハードディスク自体を取り替えることにしました。
その際、Chromium OSマシンにしたのです。
なかなか快適です。
みなさんもいかがですか。
以上、Google Chromeが「戻る」ボタンをクリックしても戻らせない『履歴操作』を改良することで見直されるChromium OSマシン、でした。
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