大谷翔平でBSの契約者増を狙っているという意見があります。朝の『おはよう日本』の放送中に「今日は大谷が出場しています」だの「第2打席までの結果は~」だの、スポーツコーナーでもないのに大ごとが起こった臨時ニュースのように報じていました。
そして、『ひるおび!』であれ、NHKであれ、やれ、「スーパースター」だ、やれ、「全米熱狂」だと、まるで大本営発表ではなのかという感じがします。
それは1959年にテレビを持つ人が増え、1964年の東京オリンピックでカラーテレビの普及が増えるなど続いている我が国のマーケティング手法ですね。
英雄を作ったり、誰も反対できないおめでたいことを徹底的に報じたりしてニーズを高めるものですね。
今は4Kテレビの販売がテーマかなと思っていますが、ソフト的なマーケティングもあるわけです。
何でも金儲けですね。
よく「全米」っていいますが、テリトリー制を知っている昭和プロレスファンからすると、懐疑的にならざるを得ないですね。
まあ今は、ネットもありますし情報の伝わり方は変わったでしょうが、州や地域の文化や自治がそう簡単にボーダレスになるとも思えないのです。
日本だって東京と大阪ではだいぶ違うと思いますし。
稀勢の里や田中将大のときにも感じた“同調圧力”
こういう騒がれ方というのは、稀勢の里や田中将大のときにもありました。
稀勢の里は、先日の場所こそ出ましたが、それまでずっと休場していました。
ここまで深刻な事態になるとは……。
田中将大が楽天日本一のとき、星野仙一に酷使されて、私はそのときもプログで懸念を書きましたが、なんか浮いちゃってましたね。
「はしゃいでいるときは、はしゃがないことが間違い」なような雰囲気って嫌ですね(笑)
同調圧力というのは、日本の場合あります。
もちろん、異論さえ述べればいいというものではありません。
別に逆張りだの炎上商法だのを推奨しているわけではありませんが、誰かヒーローをこしらえたら絶賛一辺倒というのは、やはりいかがなものだろうという気がしますね。
そのへんはもっと多様でいいのではないかとおもいます。
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