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たばこは2018年10月にたばこ税を増税したばかりですが、たばこは値上げなどの締めつけだけで喫煙者は減るのでしょうか

喫煙

たばこは2018年10月、たばこ税を増税したばかりです。紙巻たばこ122銘柄、葉巻たばこ1銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ14銘柄、加熱式たばこ7銘柄の合計150銘柄が値上げになりました。しかし、増税で喫煙抑制が奏功するのでしょうか。

喫煙経験のない人に比べて現喫煙者はリスクが高い

増税で喫煙者が減れば健康にもいいと評価する人もいますが、そうでしょうか。

(喫煙したいという)価値意識を押さえた上に増税をするのだから、普通は最悪なことと考えるでしょう。

たばこと健康の調査はしばしば行われますが、喫煙者は得心できず、また医学的にも疑問の残るものばかりです。

たとえば、2010年12月には「喫煙と大腸がんの関連性」について、医学誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention(癌疫学、バイオマーカー&予防)」12月号(たばこ特集号)で報告されました。

これで、喫煙に関連する癌の種類は17となります。

記事によると、今回の大規模前向き試験では、約20万人を13年間にわたり追跡。

その結果、喫煙経験のない人に比べて、現喫煙者は大腸癌リスクが27%高く、元喫煙者は23%高いことが判明しました。

中でも喫煙期間が50年以上に及ぶ人は、喫煙経験のない人よりもリスクが38%高かったとか。

一方、40歳前にたばこを止めた人、31年以上喫煙していない人にはリスクの増大は認められなかったといいます。

喫煙によるがんリスクは知られていますが、大腸がんについてははっきりとしたものが出ていませんでした。

記事によれば、これを受けて国際癌研究機関(IARC)は両者の関連を示すエビデンス(科学的根拠)について、これまでの「限定されている(limited)」から「十分にある(sufficient)」へと見解を変更したそうです。

大規模前向き試験であることや、「スクリーニングを受けない、肥満、運動、赤身肉や加工肉の多量摂取など、喫煙以外の大腸癌の危険因子(リスクファクター)について調整後もなお、喫煙によるわずかなリスク増大が認められた」ことなどからそのように判断したようです。

タバコ規制の意図を露骨にした試験

それにしても、このての「何十年喫煙するとがんになる」「やめるとがんのリスクが下がる」という調査は、ちょっと意地悪な見方をすれば、喫煙者の中のとくにリスクが高いヘビースモーカーを都合良く使って、タバコ規制の意図を露骨にした試験という気がしてなりません。

しかし、長年の喫煙者に対して、「吸えばがんになる、やめれば間に合うかもしれない」などと、生活(価値観)の一部を、まっこうから否定するようなことを言って承伏するでしょうか?

喫煙の害を明らかにするな、といっているのではありません。

なぜヘビースモーカーを「喫煙者」の代表にして「喫煙」の結論を出すのか。

日に1本でも吸えば喫煙者か。週に1本でもか?

このての試験で、何本吸うとニコチンがどのくらい血中に入って、という試験を見たことがありません。

いつも対象は漠然と「喫煙者」で、たいがいは10本を超え長期間に渡る喫煙歴のある、全喫煙者の中でも比較的上位のスモーカーです。

喫煙者のリスクの違いはどうなるのか

しかし、常識的に考えて、20本以上吸う人と10本吸う人と1本吸う人ではリスクが違うでしょう。

1本、10本、20本ではどう違うのか、ということが明らかになれば、多様な喫煙者にとっても有益な試験となるとおもいます。

なぜなら、禁煙したい20本吸う喫煙者が、急に禁煙はできなくても、たとえば10本ならこれだけリスクが下がる、という数字が出ていれば、まずはリスクが下がる半分を目標にしようということになるかもしれませんから。

その方が、この試験のような、「40歳前にたばこを止めた人」だの「31年以上喫煙していない人」だのといった、まるで今後の喫煙者の人生に無理ヤリお手本を突きつけられるような押しつけがましいケースよりも、よほど「リスク低減」に説得力があろうというものだ。

価値意識(各自の判断)を尊重しない「科学的根拠」に喫煙者は得心しないでしょう。。

タバコを歴史の遺物に―タバコ規制の実際
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