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日本臨床腫瘍学会第4回市民公開講座

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日本臨床腫瘍学会第4回市民公開講座

日本臨床腫瘍学会で、第4回市民公開講座が開かれる。場所は東京ビッグサイトである。今や日本臨床腫瘍学会は会員数9000名の大学術集団となった。「我が国におけるメディカル・オンコロジー(腫瘍内科学・臨床腫瘍学)の確立」「がん薬物療法専門医の育成」「トランスレーショナル・リサーチの推進」「がん治療における臨床試験の推進」などを掲げている会の講座である。今回のテーマは、「新たながん薬物療法に向かって」である。

「新たながん薬物療法に向かって」
http://www.pac.ne.jp/jsmo8th/shimin.html

日時:2010年3月20日(土)15:00?17:40(予定)
会場:東京ビッグサイト 会議棟7階 国際会議場

【プログラム 】
◆開会挨拶
田村和夫氏(福岡大学医学部 腫瘍・血液・感染症内科学教授・日本臨床腫瘍学会理事長)

◆第一部 基調講演「分子標的治療薬の登場によるがん治療の新時代」
座長:向井博文氏(国立がんセンター東病院 化学療法科・日本臨床腫瘍学会広報委員長 )

がん治療は日々進歩しており、特にがん薬物療法は分子標的薬を中心に治療
効果が向上しつつあります。そこで本セッションでは分子標的薬を中心としたが
ん薬物療法に焦点を当て、その開発から患者さんに届くまでを一般市民に分か
りやすく解説します。

(1) 「メカニズム編 ?分子標的治療薬は何故効くのか? 」
西尾和人氏(近畿大学医学部ゲノム生物学教室教授)

(2)「開発・治療編 ?分子標的治療薬が患者さんに届くまで? 」
吉野 孝之氏(国立がんセンター東病院消化器内科)

◆第二部 パネルディスカッション
「患者さんのQOL(生活の質)を高めるがん医療を考える」
座長:畠清彦氏(癌研有明病院化学療法科・血液腫瘍科部長)

がん医療においては治療に加え患者さんのQOLを考慮しなければなりません。
そこで、本セッションでは専門家の先生にレクチャーしていただいたのち、パネ
ルディスカッションとして、それら以外に広く患者さんの抱える悩みや不安につ
いて包括的に討論していきます。

キーノートスピーチ 「QOLを高める副作用対策(1) 皮膚障害への対応」
山?直也氏(国立がんセンター中央病院皮膚科医長)

キーノートスピーチ 「QOLを高める副作用対策(2) 嘔気・嘔吐への対応」
水沼信之氏(癌研有明病院化学療法科消化器担当部長)

キーノートスピーチ 「がん薬学的治療を支える免疫栄養療法」
三木誓雄氏(三重大学大学院医学系研究科消化管・小児外科准教授・病院教授)

◆総合討論 「患者さんのQOL(生活の質)を高めるがん治療を考える」

パネリスト:
山崎直也氏(国立がんセンター中央病院皮膚科医長)
水沼信之氏(癌研有明病院化学療法科消化器担当部長)
三木誓雄氏(三重大学大学院医学系研究科消化管・小児外科准教授・病院教授)
金井久子氏(聖路加国際病院アシスタントナースマネージャー・乳がん看護認定看護師)
天野慎介氏(特定非営利活動法人グループ・ネクサス理事長)

この記事を書いた者
草野直樹(かやのなおき)

自己肯定感も、自己意思決定能力も低かったのですが、昨今流行の家系図作りをしているうち、高祖叔父と“日本のケインズ”の接点を発見。仙台藩で和喜次時代のお世話役で姻戚関係も!?。もう30年早く知りたかったなあという思いはありますが、せめてこれからは一国民、一有権者の立場から、ケインズ系経済学支持者としての発言を自分の意志で行っていきます。

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