まだドラマへの情熱もうせていない

亀梨和也(KAT-TUN)が、かつては「逆視聴率男」などと揶揄されたこともあったにもかかわらず、またドラマの大役をつとめる。10月から43年前に放送されたかつての人気アニメ『妖怪人間ベム』実写版に主演することになったのだ。

スポーツキャスターに専念するのかと思われた亀梨和也だが、まだドラマへの情熱もうせていないらしい。そんな亀梨和也が“ちょっとヤバイ”などと指摘されたのは次のエピソードだ。
7月29日、亀梨和也はジャニーズ事務所出身のタレント・薬丸裕英が司会進行をつとめる。TBSの『はなまるマーケット』に出演した。

亀梨和也「いっとき、すごく僕は細かったんですよ、ハタチぐらいの頃、体重が40キロ代とかで。すごく細くて、いやだったんです、男として。そのときは無理に食べて、あとドラマでボクシングの役があったので、そのときに(トレーニングを)やったんですが」

岡江久美子「今は何キロぐらいですか」

亀梨和也「ちょうど60キロぐらいです。その当時から10キロぐらい大きくなったんで、ちょっとは男らしくなったのかな、と」

この話題を早速フォローしたのが『東京スポーツ』(2011年8月5日付)だ。「テレビ関係者を不気味がらせる亀梨の奇行」という何とも意味深なタイトルの記事が出ている。

「テレビ局のスタジオや廊下などで物陰から突然『シッ、シッ、シュッ、シッ、シッ、シュッ!』と変な息遣いがするなと思ったら、亀梨が素振りをしていた。『よし! こうだな』とか『違う違う、腰をこうグッと入れて、シュッ!だ』というふうにすっかり自分の世界に入り込んでしまっている。一応、アイドルとしてのイメージもあるのに、お構いなしなんですよ。一部の女性局員からは『亀梨君、ちょっとヤバイよね』という声も……」 
何のことはない。東スポお得意のツンデレ(好意を持っているのに敵対的に見せる)記事である。亀梨和也を変人のように書いているが、よく読むと、変人に見られるほど、もしくは変人に見られても構わないと本人が腹をくくるほど仕事(持ち番組のホームランを打つ企画)熱心であるという内容なのだから。

まあ、よく読めば他愛無い話なのである。

俺俺図鑑 亀梨和也 in 映画

俺俺図鑑 亀梨和也 in 映画"俺俺"

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  • 出版社/メーカー: M.Co.
  • 発売日: 2013/05/25
  • メディア: 単行本