篠田麻里子の話である。AKB48の、24枚目のシングルを歌うメンバーを決める「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」が話題だ。すでに報じられているように、優勝者は篠田麻里子。誰が勝つか、というテーマは、たとえ「じゃんけん」などという他愛ないものでも興味深いようだ。これは企画の勝利といえる。
何はともあれ、ニュースを引用しよう。
<AKB48>じゃんけん優勝は篠田麻里子 念願の初センターに まんたんウェブ 9月20日(火)20時59分配信

 アイドルグループ「AKB48」の24枚目のシングルを歌うメンバーを決める「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」が20日、日本武道館(東京都千代田区)で行われ、篠田麻里子さんが優勝。2代目の“じゃんけん女王”の座に輝くとともに、12月7日発売の24枚目のシングルでのセンターポジションを勝ち取った。篠田さんは「正直、2回戦で負けるかなと思っていたのでここに立っているのが不思議。正直めちゃくちゃうれしいです」と喜びを表現した後、「選抜で初のセンター、素敵なシングルにしたいと思います。ありがとうございます」と涙ながらにあいさつし、割れんばかりの拍手と歓声を浴びた。

 今回は姉妹グループ「SKE48」「NMB48」、研究生も含む総勢68人が本戦に出場。選抜メンバー16人には、小嶋陽菜さんや北原里英さん、峯岸みなみさんらが選ばれた。チーム別の内訳はAチーム4人▽Kチーム4人▽Bチーム3人▽4チーム1人▽研究生1人▽SKE1人▽NMB2人。また前回じゃんけん大会からは12人のメンバーの顔ぶれが変わり、今年の第3回選抜総選挙の選抜メンバー(21人)からは6人しか残らなかった。

 19枚目のシングル「チャンスの順番」(10年12月発売)を歌う選抜メンバーを決めた昨年の第1回に続き、2年連続2回目となる「選抜じゃんけん大会」。前回は、「AKB48」のメンバー47人と研究生4人の計51人が参加し、じゃんけんで選抜メンバー16人を決めたが、今回は姉妹グループの「SKE48」と「NMB48」が初参戦し、AKB48の研究生を含む総勢68人が本戦に出場。12月に発売される24枚目のシングルを歌う選抜メンバーの座を目指して、約1万1000人の観客が見守る中、じゃんけんでの真剣勝負を繰り広げた。

◇選抜入り決定メンバー(上位16位)=敬称略

 肥川彩愛(NMB48)、秋元才加、小林茉里奈(研究生)、梅田彩佳、藤江れいな、河西智美、佐藤すみれ、桑原みずき(SKE48)、大家志津香、小嶋陽菜、山口夕輝(NMB48)、篠田麻里子、峯岸みなみ、山内鈴蘭、北原里英、前田亜美

コメント数は12時前に1000件を超えたが、「そう思う」の上位5コメントは

「篠田さん優勝おめでとう誹謗中傷が1番少なそうな篠田さんが優勝して良かった」

「篠田は可愛い」

「おめでとう!」

「篠田麻里子でよかった!
おめでとう!」

「まぁ素直におめでとうって感じでいいんじゃないですかね?」

企画の内容から言って、「どうでもいい」「くだらない」というコメントに埋め尽くされるかと思ったが、好意的なコメントは、みなファンなのだろう。

もっとも、中には「こいつらと韓国人しか話題にされない今の状況ってさすがにオカシイよ」という手厳しいコメントもある。

それはそうかもしれないが、芸能界は話題になったもの勝ち。他のタレントも頑張るしかない。

篠田麻里子『Yes and No Mariko Shinoda』

篠田麻里子『Yes and No Mariko Shinoda』

  • 作者: 篠田麻里子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/11/28
  • メディア: 大型本