フロイド・メイウェザーJr.と那須川天心が、12月31日に『RIZIN.14』で対戦することが今月5日に発表されたのに、お互い齟齬があったとかで契約合意に至っていないことが明らかになりました。残念がる声、最初からできないと思ったという声と様々です。
ネットでは、要はキャンセルではなくて、交渉の途中を明らかにした所で齟齬があってその計画はやめることにした、という体裁なのだろうと、意外と冷静です。
>そもそもキャンセルなのか?
>キャンセルって契約した後で取り止める事だろ
>今回はちゃんとした契約すらしてないような気がするんだが
>メイウェザーの言う「少数の富裕層の前でやるエキビジョンマッチ」なんてものが格闘界の大物チャンピオンクラスでありうるの? パーティー呼ばれて余興でアームレスリングとは訳が違うだろ
>真実はわからん それが総合格闘技の世界 メイウェザーの言葉通り契約もなく条件も提示のものと違ったのか 単に気が変わってやる気がないのか ただのファイトマネー値上げの交渉術なのか
これは、メイウェザーが逃げ出した男とするプロモーションの可能性はないのでしょうか。
那須川天心を売り出すにはおあつらえむきですし、メイウェザーも試合に負けるわけではなく相手を立てられる。
当然その裏では、なにがしかの報酬もあるのでしょう。
額面通り受け止めるなら、「少数の富裕層の前でやる小規模なエキビジョンマッチ」というのが、なんか別の物を想像していたようですね。
歌手が、金持ちのおばさん方を集めて、歌とトークでたくさん金を取るショー。
あんなかんじの催しをやりたかったんでしょうね。
でも榊原氏はそうではなくて、いえそれどころか那須川の踏み台試合にしたかったと。
そういう齟齬の体裁かな。
地下プロレスじゃあるまいし、チケットを買う興行にいちいち富裕層かどうかの選別をするわけでもありませんから、それもなんか変ですね。
あとは、背景がわかりませんが、たとえばボクシング協会のようなところが圧力をかけたとか?
テレビ朝日のプロデューサーが回顧録で、ジャイアント馬場にアンチニオ猪木との試合を1億でさせようとして、ジャイアント馬場自身は具体的な条件を提示して話は進んでいたのに急に「なかったことにしてくれ」ということがあり、回顧録では日本テレビが止めたんだろうということが書かれていますね。
メイウェザーが恐れをなしたとは考えにくいが……
ただ、いくら真相はヤブの中でも、「それはどうだろう」という意見もあります。
>格闘技板としてメイウェザーは天心にビビったという結論
>所詮アメリカのスターシステムが作り上げた偽物
これはさすがにないでしょう。
片や世界的な規模の競技であるプロボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーJr.。
一方は、軽量級(165cm)のキックボクサー、那須川天心です。
同じアスリートでも、全く次元が異なる立場にいます。
那須川天心の身体能力がいくら優れていても、格闘技は身長が5cm、体重が5kg違うだけで、勝負にはあまりにも決定的な要素となります。
勝負事はどう転ぶかはもちろんわからないにしても、つまり、勝って当たり前の試合を苦戦して評価を下げるかもしれないことはあっても、とりあえず、試合前にフロイド・メイウェザーJr.が恐れをなすということは考えにくい。
格闘技というのはそういうものです。
以上、フロイド・メイウェザーJr.VS那須川天心は齟齬があったようで契約合意に至っていないことが明らかになったが真相は……、でした。
引用元
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1541762828/-100
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