
お年玉の話、起源と金額の相場について
RKK熊本放送のオンラインニュースサイトコンテンツが話題。お年玉の起源については諸説あり、餅や大人同士のやり取りであったと紹介しています。正月の習慣である「お年玉」の起源と変遷について、民俗学的な定説と歴史学的な事実の乖離に焦点を当てて解説しています。
正月の風習の背後には、民俗学的な「信仰」に基づく説と、歴史資料に基づく「実態」との間に興味深い違いが存在しているといいます。
どのような違いでしょうか。
民俗学と歴史学で議論が
今日の情報源です。
お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると | 熊本のニュース|RKK NEWS|RKK熊本放送 https://t.co/FGGSOWIIVF
— 赤べコム (@akabecom) December 28, 2025
民俗学的な定説
古くからの民俗学の定説では、お年玉の起源は「餅」にあるとされています。
神様にお供えした餅を皆で分け合って食べることで、神様と人が一体となり、その年の無病息災を願うという考え方です。
正月に雑煮を食べたり、地域によって餅を分け与えたりする風習は、この考え方が元になっていると言われています。
歴史学的な見解
一方で、歴史学の専門的な見地から見ると、お年玉が「餅」であったことを裏付ける文字資料や物証は実は存在しません。
室町時代から江戸時代にかけての記録では、「お年玉」という言葉やすでに新年の贈り物のやり取りが確認されていますが、その内容は現代のイメージとは大きく異なります。
品物
室町時代から江戸時代にかけての記録では、主に親しい大人同士の間で以下のような品物が贈られていました。
・刀(かたな)
・扇(おうぎ)
・馬代(うまだい)
これは、実際に馬を贈る代わりに、その代価としての金銭を贈る形式です
現代への変遷
物品から金銭へ 現在のように「子どもにお金をあげる」スタイルへ変化したのは、ある日突然のことではなく、幕末から高度経済成長期にかけての約100年間で徐々に進んだと考察されています。
明治時代
時代が下った明治時代の資料では、子どものいる家庭への贈り物として以下の玩具も確認されています。
・羽子板(はごいた)
・凧(たこ)
なお、民俗学的に定説とされる「餅」については、これらの歴史的な文字資料の中にはほとんど見当たらないことが指摘されています
言葉の広まりとマナー
お年玉とお年賀: 本来は同じ意味でしたが、現金で子どもに贈るものを「お年玉」、大人の挨拶の品を「お年賀」と呼び分けるようになりました。
ポチ袋: お年玉を包む「ポチ袋」の「ポチ」には「小さい」「少しだけ」という意味があり、控えめな気持ちを込めて使われるようになりました。
最新の動向: 近年では、2025年時点でもキャッシュレス決済でお年玉を送るケースが増えるなど、その形式はさらに変化を続けています。
文化の分化
近代以降、消費社会が発展する中で、大人同士の贈り物は「お歳暮」に、子どもへの物品の贈り物は「クリスマスプレゼント」へと吸収されていきました。
例えるならば、お年玉の歴史は「大河から分かれた支流」のようなものです。
かつては様々な贈り物を含んだ大きな流れ(新年の贈答文化)でしたが、物品やおもちゃといった要素が「お歳暮」や「クリスマス」という別の川へ流れ込み、最終的に「現金」という純粋な成分だけが、現在のお年玉という川に残ったと言えるでしょう。
【2026年版】学年別のお年玉相場
「 いくらあげればいいの?」
と思ったときに
ざっくり知っておきたい
お年玉の「 相場 」とよく選ばれる金額は… pic.twitter.com/8Kejymvrr5— てっぺい (@teppei_free) December 29, 2025
金額について、一般的な目安を、AIのGeminiにたずねたところ、以下の通りです。
親戚間でのバランスや、自身の子供がもらう金額との兼ね合いで調整するのが一般的です。
金額を決めるための「独自の計算ルール」
最近では、迷わないために以下のような独自のルールを採用する家庭も増えています。
学年 × 1,000円 方式: 小学校2年生なら2,000円、中学1年生なら7,000円(※中高は一律5,000円や1万円にするなど調整が必要)
年齢 ÷ 2 × 1,000円 方式: 10歳なら5,000円。計算がシンプルで不公平感が出にくい方法です。
学年・年代別相場(目安)
小学生未満(0〜6歳): 1,000円程度(1,000円以下が多い)
小学生(低学年): 1,000円〜3,000円
小学生(高学年): 3,000円〜5,000円
中学生: 5,000円(5,000円〜1万円も)
高校生: 5,000円〜10,000円
大学生・専門学生: 10,000円程度
社会人: 渡さない、または10,000円
最近では、単にお小遣いとして渡すだけでなく、「自分で管理させる」「一部を貯金・投資に回す」 といった金融教育のきっかけにする親御さんが増えています。
みなさんの考える金額と合っていますか。



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