『中学聖日記』(TBS系)が9日にスタート。人気女優・有村架純が主演ですがその描写に「気持ち悪い」との大批判の嵐だそうです・その一方で、SNSなどでは吉田羊のキスシーンに「神レベル」「キスシーン最高でした」など絶賛されているというのです。
『中学聖日記』は、有村架純演じる新人の中学校教師・末永聖と、19歳の新人俳優・岡田健史が演じる思春期真っ盛りの中学3年生の黒岩晶が、禁断の恋に落ちるというストーリーです。
しかし、10代は1年1年で違いますから、15歳を19歳が演じるというところに難しさはあったかもしれません。
「相手役がどうみても男子中学生に見えない」という声がありました。
「日本のドラマは役からキャスティングしないから違和感しかない。役者を見るためにドラマ見てるやつ以外は見るだけ時間の無駄」という意見も。
ネットでは、総じて「気持ち悪い」という感想ツイートが並び、現実に視聴率も初回から6%と振るいません。
>大人な感じが生々しい。普通に大人同士の恋愛じゃん
>男の子役の人が高校生に見えるから気持ち悪く映るのかも
>中学生らしさがないから、普通に気持ち悪いんだよなぁ。可愛らしさのかけらもない》
>誰も幸せにならない気持ち悪い設定
>気持ち悪い。こんな設定がテレビドラマで許されていいの?
>これを純愛とするのは無理がある。吐き気がする
ただ、「女教師と中学生男子の恋愛」という設定自体は、個人的には全く否定しません。
というのは、男性なら自分が中学生の頃を思い出してみましょう。
もう女教師全員妄想の対象だったのではないでしょうか。
中学生ですから、その人と結婚するとか、現実的なことは考えないので、相手の女性に対する妄想はもう無原則であるはずです。
もちろん、女教師の中にはお年を召された方や、妄想に馴染みにくい方もおられたでしょうが、わりとストライクゾーンは広かったのでしないでしょうか。
私などは、現実にその中の数人は、卒業後も毎年年賀状を出して、忘れられないようにしながらチャンスを伺っていたものです。
といっても、ではそこからなにかしたかというと何もせず、10年、20年と過ぎ、いつのまにか自然消滅しました。
もっとも、20年以上経てば、先生方は60歳や70歳ですから、じゃあもし今、チャンスが来たからと言って、どうにもならないよなあと気が付きました。
卒業後10年ぐらいがタイムリミットだったかもしれません。
「神レベル」はいいすぎでしょう
それはともかくとして、一方で、吉田羊のキスシーンがいいといいという意見もあるとか。
有村架純の恋人の謎の上司役を演じる吉田羊は、第1話でバイセクシャルであることをカミングアウトしています。
「神レベル」「キスシーン最高でした」「あぜんとした。マジで美しい」「麗しすぎた」(『MANTANWEB』より)という声もあるよう。
あのキスシーンは、「ドラマ宣伝のための無難な広告」と言ったレベルであり、低視聴率対策でそういう風評を流して、それに対して情弱な人が「ネットで『いい』といわれているのだからきっと良いに違いない」とまんまとそれにはまっている、というのが現実でしょう。
だって、キスですよ。口づけだけで「神」とか形容するのは、少し度が過ぎるのではないでしょうか。
コメント