具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)はごま油で炒めた九州産熟成高菜と玉子がたっぷり入ったパラッと食感の高菜炒飯です。思った以上に高菜の量が多く、パラッとしてふわったとした炒めご飯と、高菜のシャキシャキした食感とを楽しむことが出来ます。
高菜とはなんだ
中華料理の具材にも利用
高菜(タカナ)というと、ちょっと辛めの漬物、高菜漬けというイメージがありますね。
高菜はアブラナ科の越年草で、20~60cmほどの丈に成長するといわれるカラシナの変種と言われています。
原産地は中央アジア。シルクロードを通じて中国から日本に入ってきたといわれ、近縁の野菜としては小松菜、カツオナなどがあるそうです。
高菜漬け自体が、そのまま漬物としてごはんのお供にできます。
高菜漬けは、野沢菜漬けや広島菜漬けと並ぶ、日本三大漬物のひとつといわれています。
地元では豚骨ラーメンの具材として定番ですね。
それと並んで、炒飯のような中華料理の炒め物としても利用されているのです。
意表をついているようでいて、実は使われているのが、炒飯の具材としての高菜なのです。
そして、それを調理済み冷凍食品化したのが、今回の具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)です。
高菜の健康効能
高菜には、マスタードやわさびなど辛みのある食材に入っている、抗酸化作用の強いアリルイソチオシアネートが豊富に含まれています。
アリルイソチオシアネートは、殺菌効果や抗菌効果が高い栄養成分です。
胃液の分泌を促進させ、消化を促す働きがあるため食欲増進に効能があるともいわれています。
また、β-カロテンやビタミンCも多く含まれています。
β-カロテンは、やはり抗酸化作用があります。
さらに、ビタミンB1も含まれています。
特に炭水化物(糖質)の代謝を促す栄養です。
肥満の改善にも役に立つビタミンB2や、止血のビタミンといわれるビタミンKも含まれています。
具だくさん高菜炒飯いただいてみました
パッケージ
具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)のパッケージは、両端と右上部が緑です。
そして外袋いっぱいに高菜炒飯の完成品が描かれています。
右上の緑をバックにしたところには、熟成九州産高菜使用と解説されています。
左上には味の素のロゴ、そして中央には、具だくさん高菜炒飯ごま味香ると記載されています。
さらに、外袋右下には、国産の米と卵 指定農場の野菜、と解説されています。
作り方
具だくさん高菜炒飯の作り方は、他の調理済み冷凍食品と同じです。
まず、冷凍状態の炒飯を皿にあけます。
そして、ラップをせず、1/2袋の場合、500Wで約5分、1袋なら約9分加熱します。
ラップをしないのは、水分をとばすためです。
炒飯は、パラバラご飯が売り物です。
炒飯のパラパラご飯と独特の味は、なかなか家庭では出せないので、チルド炒飯をよく買います。
これが、炊き込みご飯の場合には、蒸らすという意味合いからラップをします。
出来上がり
加熱すると凍った状態から色が変わって炒飯らしい色合いと香りが漂ってきます。
出来上がりです。
思った以上に高菜と玉子の量が多い印象です。
ニンジンも入っています。
パラパラご飯と、シャキシャキ高菜の異なる食感が合っています。
炒飯は、いちから作ると火加減や油加減がむずかしいのですが、調理済み冷凍食品ですから、加熱すればメーカーの作った完成品ができあがります。
ふっくらパラパラのご飯とともに、高菜を存分に堪能できる炒飯です。
高菜も好き嫌いがあると思いますが、好きな人には是非オススメしたいですね。
いかがですか、高菜の入った炒飯は。
栄養成分と原材料
具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)の栄養成分は、1/2袋(225g)当たり、エネルギー431kcal、たん白質 10g、脂質15g、炭水化物64g、食塩相当量3.0gです。
具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)の原材料は、米、たかな漬、全卵、にんじん、植物油脂、しょうゆ、豚脂、ごま、食塩、ポークエキス調味料、風味油、砂糖、香辛料、いため油(ラード、なたね油)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、着色料(ウコン)、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)などとなっています。
主な原料の産地・生産工場
具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)の主な原料の産地は、米、たかな漬、 卵が日本で、にんじんが中国となっています。
生産工場は大阪工場(大阪府)です。
主な原料の産地・生産工場をきちんと公開しているのは、消費者の信頼を獲得しようとする真面目な姿勢と積極的に評価できるでしょう。
具だくさん高菜炒飯のまとめ
具だくさん高菜炒飯は、調理済み冷凍食品です。
ごま油で炒めた九州産熟成高菜と、玉子がたっぷり入ったパラッとふっくらした食感です。
以上、具だくさん高菜炒飯(味の素冷凍食品)はごま油で炒めた九州産熟成高菜と玉子がたっぷり入ったパラッと食感の高菜炒飯、でした。
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