日立CV-VW7は小型・軽量・安価でもパワフルエアーヘッドで600Wの吸引力がありゴミ捨てラクラクの清潔紙パック式掃除機です。強い吸込力はダニ退治のための布団吸引に使えます。奥までヘッドが浮かず、クルッとヘッドが曲がり壁際もスイスイ掃除できます。
日立CV-VW7購入の目的はダニ退治
日立CV-VW7購入の目的は、ダニ退治のための布団吸引です。
『住まいの新しいカビ・ダニ退治法』(市川幸充・吉川翠著、主婦と生活社)によると、人間にとってダニは決して侮れない害虫で、日本ではマダニにかまれたことによるウイルス感染で死亡した人は、何と過去5年で57人にのぼるといいます。
もちろん、全人口からすればレアですが、だからこそ、そのような災禍はご免こうむりたいところ。
掃除機というのは、家電の中ではかなり一般的なものですし、あること自体は不思議ではありません。
そこで、どうせならより強力で、でも安価で、収納に便利な小型軽量の掃除機を探しました。
吸引力、価格、小型軽量、ごみ処理低負担の4点が基準
選ぶ掃除機は部屋のほこりはもちろんですが、ダニの死骸や糞を除去するのが目的のため、吸引力は強くなければなりません。
もちろん、最上位機種なら、吸引力も排気のクリーンさも満足できるものがあるでしょう。
お金に糸目をつけなければ、悩む必要はありませんが、やはりできるだけ安価がいいに決まっています。
そして、小型軽量であること。
掃除している最中の負担と、収納に悩まないようにするのです。
さらに、ごみ処理もより簡単であればなおよし。
この4点をふまえて掃除機を選ぶことにしました。
その結果、日立CV-VW7はその3点をクリアするものだとおもいました。
吸引力
掃除機の主たる性能は吸引力です。
日立は昔から、「モーターの日立」として知られていて、パワーには定評があります。
そんな日立の紙パック式掃除機の中で、もっとも吸引力が強いのは『かるパック CV-PE300』です。
吸込仕事率が680Wといいます。
これは業界トップレベルのパワーだそうです。
Amazonで3万7649円。
吸込仕事率680Wの下位バージョン、『かるパック CV-PC30』なら、それより安く2万611円です。
このぐらいの値段ならいいでしょう。
と思い、これでほぼ決まりと腹を決めましたが、さらにしつこく調べていくと、吸込仕事率は600Wもあれば十分高いと言えることがわかってきました。
そして、680Wの最大パワーでは音がうるさく、それ以下でも十分吸引力は強いので、結局強モードでは使わないというレビューも発見。
さすれば、600Wのクラスで、もう少し安い機種があるのではないかとおもいました。
そこで見つけたのが、日立のCV-VW7というわけです。
パワーヘッド(吸口)の回転ブラシ(パワーブラシ)が回転することで、強い吸引力を最大限活かしています。
低価格
日立CV-VW7は、Amazonで1万1286円(最安値)です。
日立の入門機で人気があるモデルなのだそうです。
1万円ちょっとの低価格ながら、吸込仕事率が600Wとハイパワー。
紙パック式で排気がきれいといえば、日立の『かるパック CV-PE700』の評価が高いのですが、これはAmazonで6万7680円です。
21世紀の電気掃除機としては高すぎます。
吸引力と価格との兼ね合いで選ぶなら、日立CV-VW7がベストかも。
ヘッドが自走式ではないので操作性がいくぶん悪くなるようですが、普通に使えればそれでよいのでこだわらないことにしました。
ちなみに、日立CV-VW7の旧モデルのCV-VP5はもっと安くなっています。
Amazonで9980円。なんと1万円以下ですが、吸込仕事率がさらに下がって530W。
ヘッドも1世代古いということで、リビューも評価が低かったのです。
約2000円の違いなら、日立CV-VW7を買ったほうが満足度が高いと思いました。
小型軽量
日立CV-VW7は、小型軽量というのもいいと思いました。
外形寸法は、幅25.6cm、高さ21.4cm、奥行28.8cm。
本体質量は3.4kg(標準質量4.8kg)です。
軽量ボディということは、収納や使用が楽ということです。
排気のエネルギーを分散させ、ホコリが舞い上がるのを防いでいます。
ホースは太く絡まりにくく、ヘッドが床にピタッと着きます。
公式サイトが言うところの、ペタリンコ構造です。
奥までヘッドが浮かずに掃除できるので、ベッドの下などに使うときに便利です。
しかも、クルッとヘッドでヘッドが曲がって壁際もスイスイ掃除できます。
サイクロン式か、紙パック式か
日立CV-VW7は、紙パック式の掃除機です。
掃除機には、サイクロン式と紙パック式があります。
日立CV-VW7を選ぶにあたって、サイクロン式にするか、紙パック式にするか、という選択もありました。
サイクロン式というのは、吸い込んだ空気を回転させながら、遠心力でホコリと空気に分離。
ホコリはダストカップに、空気はフィルターを通して排気される方式です。
一方、紙パック式は、吸い込んだ空気をホコリをフィルターの役割を兼ねている紙パック内に集め、紙パックでホコリを濾しとって空気のみ紙パックを通して排気される方式です。
サイクロン式のメリットは、紙パックを取り替えるための買い足しコストがかからず、排気される空気がゴミの中を通過しないのできれいです。
しかし、頻繁なゴミ捨てが必要であるとともに、ゴミ捨て時にホコリが舞ってしまいがちで、定期的なフィルター掃除も必要です。
それに比べると紙パック式は紙パックのコストはかかりますが、セットするだけでゴミがたまれば紙パックごと捨てればいいだけです。
フィルター掃除も不要ですから、要するに手軽ということです。
吸引力で選ぶならサイクロン式ですが、ゴミ捨ての簡単さを選ぶなら紙パック式といっていいでしょう。
サイクロン式は、空気清浄機なみのクリーンな排気を誇るものがあるらしいですが、サイクロン式はたまったゴミを捨てるときに、気をつけないとそのほこりを吸ってしまう可能性があります。
しかも、ゴミ捨ては紙パックよりも頻繁に行わなくてはならないと言われます。
いろいろなサイトを見ていると、国内メーカーの掃除機には有害な排気を出すものはないから気にすることはないという見解もあったので、排気については条件から外すことにしました。
日立CV-VW7のまとめ
日立CV-VW7は、4つの特徴があるのでお勧めします。
ひとつは、600Wの吸引力を誇り、パワフルエアーヘッドでむらなく吸い込めること。
コストパフォーマンスがいいこと。
小型軽量ボディで、収納や使用が楽であること。
紙パック式のため、ごみ処理に手間がかからないこと。
す。強い吸込力はダニ退治のための布団吸引に使えます。
以上、日立CV-VW7は小型・軽量・安価でもパワフルエアーヘッドで600Wの吸引力がありゴミ捨てラクラクの清潔紙パック式掃除機、でした。
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