しょうが焼目玉丼といえば、『孤独のグルメSeason1』の第10話(2012年3月8日放送)で登場して話題になりました。ところが、その提供元だった豊島区のせきざわ食堂が閉店してしまったとのこと。さすれば自分で作るしかないということになりました。
しょうが焼目玉丼とはなんだ
しょうが焼目玉丼というのは、ホカホカご飯の上にしょうが焼きと目玉焼き2つがのっているものです。
ちゃんとしょうがもすって、キャベツも乗せます。
近くには、日本大学芸術学部があり、若くて食べ盛りの学生に喜ばれるメニューでした。
大学のある町は、学生が利用するので廉価の飲食店がたくさんあって栄えるのです。
大衆食堂『せきざわ』の公式サイトも、アジフライ定食410円、チャーハン380円、ポテトサラダ120円、などなど、驚きの安さが続く、と紹介されていました。
そして、井之頭五郎(松重豊)も、しょうが焼目玉丼を含めて全部で1050円であることに対して、「こんなに食べてそんなに安くて信じられない」と驚いていました。
それだけに、閉店はまことに残念です。
ただまあ、ないとなれば、自分で作らなければならないわけで、しょうが焼きと目玉焼きが作れるならなんとかなるだろうと思い、さっそくしょうが焼目玉丼づくりにチャレンジしてみることにしました。
しょうが焼目玉丼を作る
材料
しょうが焼目玉丼の材料は、
豚肉ロース厚切り肉
千切りキャベツ
生姜
卵2個
です。
実はこれ、完全ではないのです。
せきざわ食堂では、ピーマンと紅しょうがも入れていました。
それでもめげずに作ります。
半熟目玉焼きを作る
しょうが焼目玉丼の目玉焼きは半熟です。
とろみがいいのです。
それを2つ作ります。
しょうが焼目玉丼のしょうがをする
しょうがをすります。
すったしょうがは1片です。
タレを作る
しょうが焼きのタレです。
丼ものは、タレでご飯を食べることもあるので、非常に重要です。
今回は、しょうゆ大さじ2、てんさい糖大さじ1、みりん1にしています。
料理酒は適量。
お好みに応じて、ニンニクをすってもいいと思います。
味付けによって好みは分かれると思いますので、これは各自で研究してください。
肉を焼く
しょうが焼目玉丼の肝である豚肉ロース厚切り肉を焼きます。
せきざわ食堂は、きっと肩肉の切り落としを使っているのではないかと思いますが、素人で味はかなわないでしょうから、せめて材料だけでもフンパツして本格的にロース厚切りにしました。
タレをかける
肉に火が通ったら、タレをかけます。
そして、丼にご飯、千切りキャベツ、しょうが焼き、ともりつけ、一番上に目玉焼きを乗せます。
できあがり、です。
しょうが焼目玉丼、まとめ
作ったものをいただいた上で思ったことは、通常のしょうが焼きなら、ロース厚切りでもいいのですが、ドンブリの場合、やはりテレビの通り、肩肉の切り落としでいいかもしれません。
なぜかといえば、厚くて大きいのがドーンとのるより、細かい方が調理もしやすく食べやすいからです。
何より、コスト面でその方がいいですね。
そして、繰り返しになりますが、卵は半熟に仕上げること。
井の頭五郎さんは、目玉焼きをつっついてご飯に黄身を染み込ませて食べていました。
半熟卵には、卵かけご飯とも違う、コクのある、それでいてとろっとまろやかに味わいがあるのです。
以上、しょうが焼目玉丼は『孤独のグルメSeason1』で話題になりましたが提供した食堂が閉店したため自作することにしました、でした。
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