「生涯独身男性」は金が残るから「勝ち組」という記事が話題に。しかし、結婚を諦めて金を残してもあの世には持っていけないという意見もあります。芸能界では、浅野ゆう子さんや床嶋佳子さん、故・龍虎さんのように50歳過ぎてから結婚して、お金では換えられない幸せな生活を経験している方もおられますよ。
「生涯独身男性」は金の点では「勝ち組」?
『老後、年金14万円…「生涯独身男性」はそれでも「勝ち組」?』という幻冬舎サイトの記事が話題です。
それによると、直近の国勢調査では、男性の生涯未婚率(=50歳になった時点で一度も結婚をしたことがない人の割合)は24.2%、女性は14.9%。
さらに2030年には、男性で29.5%、女性で22.5%まで上昇すると推測されているそうです。
60歳で結婚するかもしれないのに、50歳で「生涯未婚」と区切る統計ってどうなの、という気がしますが、それは措くとして、要は、その独身者は、扶養家族がいないから金がのこる。
金の点では「勝ち組」だという内容です。
いくら残るか、具体的な内容は記事でご覧ください。
老後、年金14万円…「生涯独身男性」はそれでも「勝ち組」? https://t.co/4qxiBXE9eZ @gentoshagoより
— 畠中由宇・相互フォロー100% (@hata_follow) March 2, 2021
んー、でも羨ましくないような気がします。
だって、家庭を営む機会と引き換えに残っているだけですからね。
そのお金で、さらに妻子と楽しい生活ができるなら良いですが、金が残ってもあの世には持っていけないでしょう。
独身主義なら良いですが、結婚したくても出来ないなら、その時点で「勝ち組」ではないのでは?というツッコミも出来ます。
これがまとめ記事です。
【社会】増え続ける「生涯独身男性」、お金の面では勝ち組か? [ボラえもん★]
https://t.co/Qv37HmElNZ pic.twitter.com/5r9nENDhGv— 畠中由宇・相互フォロー100% (@hata_follow) March 2, 2021
主なコメントを引用します。
5ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:03:22.47ID:ANkvLP9q0>>32
あの世にはカネ持って行けないけどね20ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:07:58.88ID:U1/p9jah0>>39>>56
貧乏既婚だけど金持ちの独身が羨ましい26ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:08:39.05ID:4y03BMcy0>>53>>93
この国に子孫を残さないことが唯一の勝利29ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:09:02.66ID:cqZZKPYf0>>49
どうやっても拭い去れない負け組感はあるだろ
彼女を常に切らさない人生でなおかつ結婚しないって人はどれくらい居るのかな
マイナーすぎて考慮に値しないと思う32ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:09:33.48ID:jwlDI+9U0
>>5
誰の子か定かじゃないクソガキの教育費や
うんこ製造機のキラキラセレブランチ代を払うくらいなら
自ら使わないまでも燃やしてしまった方がマシやな笑
国庫に帰属で結構38ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:10:08.44ID:Gx2kgkVG0>>44>>46>>64>>80
俺が孫と遊んでる時、お前ら1人で死んでいくんだろwざまぁねぇわ39ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:10:11.11ID:AVGEGxkB0
>>20
自分は結婚している人が羨ましいよ。51ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:12:44.42ID:ZUtBnQqS0
金がないから結婚できんのだよ55ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:12:59.77ID:boVqjZCO0
好きで独身なら、そりゃ楽しいわな。
自分の人生、好きに生きたらいい。56ニューノーマルの名無しさん2021/03/03(水) 00:13:02.98ID:Tg4xd2+U0
>>20
俺はバツイチ(子ども無し)だけど家庭持ってる人が羨ましいよ
まあ、いろいろ意見はあるでしょうが、独身の人は、ちょっと「引かれ者の小唄」の感がありますね。
どんなに金が残っても、あの世に金は持っていけない、という言葉の前には虚しさが残りますね。
要するに、繰り返しになりますが、50歳で「生涯」という区切り方をする、現代社会の価値観にも問題があります。
人生80年時代なら、60歳で結婚したって良いじゃないですか。
子供を生むだけが結婚ではないと思うんですよ。
悔しがってないで、発想を変えてみませんか。
「生涯未婚」の年齢を過ぎても幸せになった例
浅野ゆう子さん、床嶋佳子さんの場合
浅野ゆう子も晩婚だったけど、結婚して良かったってのろけてましたね。しかし、俺にはなぜ幸せが来ない???→55歳で初婚の床嶋佳子 結婚から3カ月「すごく変わりました」 https://t.co/Id7ABxcyMj #スマートニュース
— 雪之丞 (@aoitori2011) December 24, 2020
浅野ゆう子さんが結婚を発表したのは2018年、57歳のときでした。
54歳で田宮五郎さんを見送って、もう結婚はしないのかなと見られていたので、結婚されたことは本当に良かったと思います。
例によって、晩婚を叩くネット民はいました。
>老婆婚
>57歳という時点でもう手遅れ感がひどい・・・
>老後対策の結婚だな
なんてケチを付けています。
中には、
>この年で結婚って、相手がもう死にそうなジジイなんじゃないの/財産もらってポイ
などと、後妻業のような書き方までありますね。
しかしねえ……
57歳で
新婚の
どこが悪いんでしょうか?
人生いろいろなんだし。
素敵じゃないですかーっ!
床嶋佳子さんは、昨年の9月発表でしたね。
56歳の誕生日の10日前の発表でした。
正直なところ、ご夫婦の間で子をなして、という結婚ではないでしょう。
でも浅野ゆう子さんにしても、床嶋佳子さんにしても、子を産み育てる家庭とはまた別の結婚観を持たれたからこそ婚姻に踏み切られたと思います。
婚姻は子を生むためと決めつけて「生産性がない」などと暴言を吐く政治家もいますが、そういう人たちを見返し、社会に新たな価値観を創出する結婚生活を期待しています。
龍虎さんの場合
龍虎さんについては、以前このブログで書いたことがあります。
30歳で出会った浜木綿子との結婚を、香川照之に猛反対され、結局50歳でお別れせざるを得なかった。
永すぎた春、「生涯未婚」扱いされる50歳になりましたが、龍虎さんは泥仕合もせず人生仕切り直しで、51歳の結婚。
観世流太鼓十六世宗家・観世元信の長女・貴子さんとの間に2人の子供に恵まれ、その後は亡くなるまで22年間の結婚生活を送りました。
惜しむらくは、平均寿命より少し早い最期でしたが、未婚化・非婚化・晩婚化が言われている現代人にとって、新たな価値観を創出した結婚生活であると思います。
まとめ
ということで、結婚すればいい、しないのはダメダなどと言いたいわけではありません。
独身主義というのも、尊重すべき価値観です。
ただ、「もうこの年だから」という理由で、結婚と真剣に向き合わず諦めているのなら、本当に諦めてもいいの、ともう1度自分の胸に問い直しても良いのではないかと思います。
人生90年時代です。
60で結婚しても、人生の1/3を連れ添うことができるのです。
定年すぎてからの結婚で銀婚式に間に合うなんて、なんかお得な人生という気がしませんか。
以上、「生涯独身男性」は金が残るから「勝ち組」という記事が話題に。しかし結婚を諦めて金を残してもあの世には持っていけない…、でした。
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