シェア食べ、ご存知ですか、要するに一つの食べ物を他人と共有する食べ方です。自分の食べるものに他人の箸やストローが入るひとが許せるか、というしらべぇ編集部の調査によると、3人に1人にあたる33.9%が「シェア食べが苦手だ」と回答したといいます。
一人分(一つの皿)の料理を複数でつつく
もと記事は、しらべぇです。
全国10~60代の男女1798名を対象に調査したところ、全体の33.9%が「シェア食べが苦手だ」と回答したそうです。
3人に1人よりも多い割合ですね。
性年代別の「シェアが苦手な人」は、40代までは女性よりも男性の割合が、50代以上は男性よりも女性の割合が高くなっています。
「自分が好きなメニューを選んで、それぞれに食べればいい。デザートのシェアとか女性はよくしているイメージだけど、男性にはあまりない考え方だと思う」(40代・男性)「『一口ちょうだい』と言われると、少しイラッとしてしまう。神経質なわけではないけれど、こちらが食べたいと思ったものを取られるのがどうも好きになれない」(30代・男性)
気にならない人だけの集いならいいのですが、それが嫌な人もいることを考えると、「食べ物をシェアするときには、周囲の人への配慮が必要のようだ。」と記事では結んでいます。
シェア食べと言うと、2通りの使い方があって、小分けされたものを分けるとか、ひとつの料理を予め小皿にとって、というシェアと、もうひとつは、他人のものを「一口」とか、一人分(一つの皿)の料理を、複数でつつくような場合です。
今回はそのうちの後者を指します。
鍋料理などは典型的な後者のシェアでしょうね。
潔癖症の人にはあり得ない… 「シェア食べが苦手」最も多いのは40代男性 https://t.co/YbremhtuxT @sirabee_newsより
— 倉持 薫 (@l4ikwgs8) March 31, 2021
そして、こちらがまとめサイトです。
潔癖症の人にはあり得ない…?3割の人が「シェア食べが苦手」 最も多いのは40代男性 [上級国民★]
https://t.co/vps5OjDtC7 pic.twitter.com/i2AFaS2yZB— 倉持 薫 (@l4ikwgs8) March 31, 2021
主なコメントを引用します。
6ニューノーマルの名無しさん2021/03/31(水) 21:34:53.10ID:47/EG7gd0
俺も鍋料理が苦手なんだよな8ニューノーマルの名無しさん2021/03/31(水) 21:35:18.67ID:AumFD+I80
うちの実家では「これまだ誰も箸つけてないから(食べていいよ)」って言うのを
「これきれいだから」って言うんだけど、うちだけ???10ニューノーマルの名無しさん2021/03/31(水) 21:35:39.87ID:aMb9ugoA0
シェア食べには抵抗ないが
プロと親以外が握ったおにぎりとか寿司は全く無理12ニューノーマルの名無しさん2021/03/31(水) 21:35:55.98ID:H/omB+i50
シェア食べとか無理矢理造語作ってる感ありありで草14ニューノーマルの名無しさん2021/03/31(水) 21:36:45.40ID:RWobldcm0
確かに「一口くれ」にはイラつくな
衛生面とかでは無く他人のものをもらって当然という考えに賛同できない27ニューノーマルの名無しさん2021/03/31(水) 21:39:27.53ID:ifoIVsMe0
始めに分けるなら別にいいが
他人が食った物欲しいとは思わない
みなさんは、いかが思われますか。
感染症のリスクは報告なし
マジレスすると、昨今流行の新型コロナウイルスの感染の心配はないのでしょうか。
『西日本新聞』(2021年3月31日付)では、香港では鍋料理を囲んだ親族が集団感染したというニュースについて、「感染者は鍋を囲みながら、会話をし、料理を皿に取り分けたと考えられる。鍋料理そのものでなく、飛沫(ひまつ)や接触感染が原因となった可能性が高い」(九州大の橋口隆生准教授(ウイルス学))としています。
「このタイプのウイルスは唾液や胃液にある程度は弱く、主要な感染経路にはなりにくい。加熱できるものは加熱した方がいいが、スーパーなどで買う食品を過剰に気にしすぎれば風評被害を招きかねず、通常の対応で問題ない。ただし、感染症全般の予防の観点からは生肉を食べるのはお勧めできない」(橋口隆生准教授)としています。
『テレ東プラス』では、インフルエンザに”感染する”か”しない”か、気になるケースを国立感染症研究所に聞いています。
Q/感染した人と同じ皿の料理を、箸でつつきあった場合はどうでしょうか?
A/インフルエンザウイルスは経口では感染しないので、気道にウイルスが付着しない限りは大丈夫です。
国立感染症研究所 インフルエンザウイルス研究センター長の長谷川秀樹博士の回答です。
以前はよくいわれた、鍋料理で肝炎の感染リスクはないのか、という点については、ネット上に公開されている『肝炎ウイルス感染者の偏見や差別による被害防止への効果的な手法の確立に関する研究 (八橋班)よりお願い』というレポートで、国立病院機構長崎医療センター八橋弘代表研究者の署名で、こう記載されています。
クリックして20190712_yatsuhashi.pdfにアクセス
C型肝炎の感染経路は、B型肝炎と同様に血液や体液を介して感染が成立する経血液感染です。C型肝炎の患者さんとの食事や鍋料理を食べることで、C型肝炎が感染することはありません。
まあ調べている限り、「ちょっと一口」や「鍋料理」によって、感染症や疫学上のリスクがある、という報告は見当たりません。
ということは、本人の気分の問題、ということになってしまうのでしょうか。
正直、私もシェア食べは苦手です。
医学的な問題はなくても、精神的に問題なら、無理に付き合う必要はないと思いますが、いかがでしょうか。
3人に1人強という調査結果が有意なら、5~6人の集まりで、もしかしたらシェア食べが苦手なあなた以外にもう1人いるかもしれません。
仲間がいれば、心丈夫でしょう。
嫌な時は、はっきり断りましょう。
以上、シェア食べご存知ですか、要するに一つの食べ物を他人と共有する食べ方です。自分の食べるものに他人の箸やストローが許せるか、でした。
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