苺のショートケーキ(ヤマザキ)は北海道産生クリームを使用し、苺コンフィチュールをサンドしたキング・オブ・ケーキの一品です。上から、苺のコンフィチュール、クリーム、スポンジ、クリーム、スポンジと多重に構成されています。ヤマザキの角食パンに使われている臭素酸カリウム問題についても一言します。
ショートケーキとはなんだ
ショートケーキと言えば、ケーキの王様。スタンダードケーキ。
ケーキの種類に詳しくない人でも、まず最初に枚挙できるジャンルでしょう。
クリスマスや誕生日に限らず、ご進物、さらには日常的な自分にご褒美のおやつでも使われます。
ところで、ショートケーキはどうしてショートケーキというのでしょうか。
ショートというと、短いとか、資金がショートした、なんて使いますが、ケーキもそのことと関係あるのでしょうか。
生クリームにいちごがのったものが、小さくカットされていますが、それでショートケーキというのでしょうか。
違います。
簡単に述べると、ショートニングを使ったケーキのことです。
その意味では、ケーキの種類というわけでもなさそう。
どんな形状や作り方をしようが、スポンジ生地と泡立てた生クリームを使えば、どんなケーキでも「ショートケーキ」に属するのです。
理屈としては、切り分けられていない大きなホールケーキだって、スポンジ生地と泡立てた生クリームを使えばショートケーキというわけです。
ま、そうした概念論はともかくとして、ショートケーキと言えば、やはりスポンジの上にたっぷりクリームが乗り、その上に苺がトッピングされているケーキをイメージします。
ショートケーキと言うより、もうケーキの代名詞のようなものです。
その、スタンダードケーキであるいちごのショートケーキが、ケーキ屋さんではなく、スーパーで売っていました。
ヤマザキの苺のショートケーキです。
いただいてみました
苺のショートケーキ(ヤマザキ)は、北海道産生クリームを使用し、苺のコンフィチュールをサンドしています。
コンフィチュールというのは、砂糖で果汁を浸出させて果汁だけを煮詰めた後に果肉を漬けるものです。
ジャムよりも、原型を認識しやすいもの、という感じですね。
パッケージは2個入りを買いました。
透明のプラスチックですから、中が見えます。
苺を連想する赤いバックに、『苺のショートケーキ』と記載されています。
蓋を開けると、おなじみのいちごのショートケーキが出てきます。
上から、苺のコンフィチュール、クリーム、スポンジ、クリーム、スポンジと多重に構成されています。
なるほど、クリームと苺のコンフィチュールはコクがあります。
すばらしいですね。
紅葉が??思わずクシャミ??
しそうな寒い日は
美味しいお茶とスイーツで
お部屋カフェにしませんか?今日は #ルピシア セイロン
ヌワラエリヤをホットで?????お茶供は #ヤマザキ
苺のショートケーキ??ほっこり元気になりました??#木漏れ日のお茶会 #茶好連 #おうちカフェ #ぽっこりほっこり会 pic.twitter.com/oQrs7oSbFe
— ドリームシップ (@dreamship1991) November 24, 2020
お供は紅茶でもコーヒーでもイケルと思います。
栄養成分と原材料
苺のショートケーキ(ヤマザキ)の栄養成分は、1個当たり熱量237kcal、たんぱく質2.6g、脂質15.4g、炭水化物22.0g、食塩相当量0.2g、飽和脂肪酸9.6g、トランス脂肪酸0g、コレステロール46mgです。
苺のショートケーキ(ヤマザキ)の原材料は、ホイップクリー ム(国内製造)、砂糖、卵、小麦粉、苺ジャム、苺、 生クリーム(北海道産)、油脂加工品、乳化油脂、 牛乳、粉糖、苺シロップ、バター、でん粉、ゼラチン、 寒天/乳化剤、ソルビット、膨脹剤、糊料(増粘 多糖類)、酸味料、リン酸塩(Na、Ca)、香料、pH 調整剤、着色料(紅麹、フラボノイド、アントシア ニン、カロテノイド)、V.C.(一部に乳成分・卵・小 麦・大豆・りんご・ゼラチンを含む) などとなっています。
ヤマザキと臭素酸カリウム問題
ところで、スーパーのパンの棚は、ヤマザキが寡占状態の他、和菓子や洋菓子、おにぎり、サンドイッチ、デザートなど、幅広くヤマザキの食品がリリースされています。
ヤマザキと言うと、ネットでは臭素酸カリウムを使うパン屋だから気をつけろ、というような非難めいた風評があります。
臭素酸カリウムは遺伝毒性発がん物質とされています。
添加物批判の記事や書籍等では必ず、猛批判される物質です。
が、ヤマザキは自社公式サイトで、堂々と臭素酸カリウムの使用を報告し、その根拠となる論文も紹介しています。
それについて、科学ジャーナリストの松永和紀さんが、ヤマザキへの取材報告も含めて解説されています。
「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由 https://t.co/582XqNDaKC @WEDGE_Infinityより
— 赤べコム (@akabecom) February 25, 2021
手短に結論を述べると、
- 残留は検出限界未満であり実際の健康リスクは非常に低い
- 臭素酸は水道水にも含まれるが、パンの検出値基準は20分の1
- 使うことにより得られるベネフィット、おいしさは歴然としている
などが述べられています。
そもそも、臭素酸カリウムは角食パン製造の際の使用であり、苺のショートケーキの生地で使われているとは書かれていません。
食パンを購入の際の参考にされれば幸甚です。
以上、苺のショートケーキ(ヤマザキ)は北海道産生クリームを使用し、苺コンフィチュールをサンドしたキング・オブ・ケーキの一品、でした。
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